
GMKtecより、CPUに旧世代 モバイル向けCeleronのJasper Lake N5095を搭載するミニPC「GMKtec G5S」が販売されています。
数年前に人気となった超小型のミニPCですが、昨今の高値で推移するメモリとSSDのを受け、旧世代のCPUとして価格を抑える流れの一環と思われます。
オンボードメモリ 8GB、SSD 128GBと最小構成の製品となり、2026年7月25日現在の公式ストアとAmazonの価格は 36,999円です。
GMKTec G5Sのスペック

2024年5月に、以下のAlder Lake N97を搭載する「G5」を記事にしていますが、価格を抑えるべく 1世代前のJasper Lake N5095に変更しての販売です。Alder Lake N95とJasper Lake N5095では、ベンチマークスコアと体感レスポンスの相違は明確ですが、販売元にとって、PC価格を抑えるうえでは やむを得ない戦略・展開かと思います。
GMKTec G5、Alder Lake N97を搭載、72mm 角の超小型ミニPCのスペック
| CPU | Japer Lake N5095、4コア4スレッド、最大 2.9GHz |
| GPU | Intel UHD Graphics |
| メモリ | オンボード 8GB LPDDR4 2400 MT/s |
| ストレージ | 2242サイズ M.2 SATA SSD 128GB、SSD スロットは PCIe Gen3×2 NVMe / SATAの双方に対応 |
| WiFi | WiFi 6 |
| Bluetooth | 5.2 |
| ポート類 | USB-C(電源専用)、USB-A 3.2 x 3、HDMI x 2、1Gbps 有線LAN、microSD カードスロット |
| サイズ | 72 x 72 x 44.5mm、約206g |
| OS | Windows 11 Pro |

▲Jasper Lake N5095を搭載するミニPCの実機レビュー記事は、約4年前の2022年6月に投稿しています。当時としては低価格な割にはサクサク動作のため、タイトルに「サクサク」と表現していますが、今となっては遅さを感じる水準です。
N100やN150がインテル 第8世代のCore i5-8250U水準の実力であることに対して、N5095は インテル 第5世代のCore i5-5200Uの水準です。普段使いの通常時には、N100やN150と比較してやや遅い程度で動作しますが、Windows 11の更新前後などのシステム バックグラウンドの動作の影響を受けやすく、その際にはレスポンスが悪化します。


▲▼72 x 72 x 44.5mmの超小型のPCですが、HDMIを2ポート、USB-Aを3ポート装備しています。サイズ感が同じPCは上の記事などで実機レビューしていますが、これらの使用感では、小型・軽量であるために コード付きの複数の機器を接続した場合、本体が浮いてしまう可能性があります。

▼128GBの2242サイズ M.2 SATA SSDには、底板を開いてアクセスします。M.2 SSD スロットは、PCIe Gen3×2 NVMeとSATAの双方に対応しています。

まとめ
私の記憶では(過去記事を振り返ると) 2023年以前に特に人気の超小型PCが、CPUを変更して発売されるとは意外です。エントリークラスのミニPCとして、N100やN150、あるいはこれらの代替としての旧世代のAMD Ryzenと比較すると、N5095はベンチスコアや体感レスポンスで劣るのは明らかです。ただし、省スペースのライトユース向けとしては「あり」とも思います。
▼天板はブラック・ライトブルー・ダークグリーンの3色展開ですが、ブラックモデルの価格は、公式ストアが 36,999円、Amazonが 37,499円です(2026年7月25日現在)。
▼こちらは AMD Ryzen Embedded R2514、メモリ 16GB、SSD 256GBを搭載する「GMKtec G11」です。「G5S」との価格差は 12,600円と小さくないですが、個人的にはレスポンス面を考慮すると「G11」がよいとも思います。



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