
「ACEMAGIC」より、CPUにAMD Ryzen AI Max+ 395を搭載するミニPC「M1A PRO +」が公式ストアにて販売されています。上の画像の大胆とも言えるデザインもあり、これまで記事としての掲載を控えていたのですが、M.2 PCIe 4.0 x 4 スロットを3基装備し、両サイドから簡単にアクセス可能な利便性も備えています。また、同スペックの他社製品よりも低価格での販売です。
引用元・販売元
ACEMAGIC M1A PRO +のスペック

上の画像のように、左右両サイドを工具不要で開くことができ、M.2 PCIe 4.0 x 4 スロットに簡単にアクセスできます。OCulink ポートや10Gbps R45ポートを未搭載ですが、M.2 アダプターを介して拡張しやすい構造です。
GMKtec EVO-X2が国内通販で販売開始。Ryzen AI Max+ 395,Radeon 8060Sを搭載する驚愕ミニPCのスペック
▲▼Ryzen AI Max+ 395を搭載するメジャーな製品として 上記の「GMKtec EVO-X2」がありますが、下表では同製品と比較して優位な事項に黄色網掛け、劣位な事項にピンク網掛けしています。主な相違は以下です。
- 「GMKtec EVO-X2」はUSB4を2ポート装備していますが、「ACEMAGIC M1A PRO +」は1ポートのみ
- 「GMKtec EVO-X2」はM.2 PCIe 4.0 x 4の空き 1スロットですが、「ACEMAGIC M1A PRO +」は 2スロット
- 「GMKtec EVO-X2」の193 x 185.8 x 77 mmに対して、「ACEMAGIC M1A PRO +」は 166.7 x 166.9 x 160.9mm
| CPU | AMD Ryzen AI Max+ 395、Zen 5 アーキテクチャ、16コア 32スレッド |
| GPU | Radeon 8060S グラフィックス、40コア RDNA 3.5アーキテクチャ |
| AI NPU | XDNA 2アーキテクチャ、50 TOPS、CPU / GPUと合わせて最大 126 TOPS |
| メモリ | LPDDR5X 8000MHz 128GB オンボード |
| ストレージ(標準装備) | M.2 2280 PCIe 4.0 x 4 SSD 2TB |
| ストレージ(拡張) | M.2 2280 PCIe 4.0 x 4 SSD x 2 |
| WiFi | WiFi 7 |
| Bluetooth | 5.4 |
| ポート類 | USB4、USB-A 3.2 Gen2 x 2、USB-A 3.2 Gen1 x 4、HDMI、DisplayPort、RJ45 2.5G LAN x 2、SD カードリーダー、3.5mm オーディオ |
| サイズ | 166.7 x 166.9 x 160.9mm、約2kg |
| OS | Windows 11 Pro |

▲▼前面のダイヤルにより「静音モード」「バランスモード」「パフォーマンスモード」に切替可能です。同様のダイヤルを搭載するPCは以下の記事にて実機レビューしていますが、普段は「パフォーマンスモード」で運用し、ファンの喧しさを感じる際には「バランスモード」に切替といった運用もできます。

▼WiFi 7に対応していますが、私の10G 環境でのWiFi 7でのブラウザ回線速度の事例は以下に掲載しています。
ミニPCのWiFiをWiFi 7 LAN カードに換装、購入したLAN カードと導入手順、WiFi 6Eとの回線速度の比較
AMD Ryzen AI Max+ 395の実力

Zen 5 アーキテクチャ 16コア 32スレッドのAMD Ryzen AI Max+ 395の実力について、NPU、統合型グラフィックスのRadeon 8060Sとあわせて、そのポイントを記載します。
- AI性能はNPU単体で 50 TOPS、CPUとGPUをあわせて 最大 126 TOPSの実力
- AMD Radeon 8060S グラフィックスは、NVIDIA GeForce RTX 4070クラスのゲーミング性能
- CINEBENCH R23 ベンチマークスコアの事例は「シングルコア 2,029、マルチコア 28,185」

▲▼AMD Radeon 8060S グラフィックスの実力として、3DMark Time Spyのスコアは10,882とあります。以下は実機レビューしたPCですが、2つめの記事のデスクトップ向けのGeForce RX 4060と同水準のスコアです。
Lenovo Legion 7i Gen 9 実機レビュー、Core i7-14700HX、GeForce RTX 4060 、16型 3.2K 液晶のハイエンドノート。筐体デザインも秀逸
Lenovo LOQ Tower 17IRR9 実機レビュー、Core i7-14700F / GeForce RTX 4060を搭載する格安デスクトップPC
▼こちらはAI ベンチマークの事例です。

拡張性

前面にUSB4を装備し、映像出力はUSB4 / HDMI / DPの3系統、いづれも 8K@60Hzに対応しています。2.5Gbps RJ45を2ポート装備する一方、USB4は1ポートのみです。個人的には USB4あるはフル機能のUSB-Cを更に1ポート装備してほしかったところです。なお、M.2 PCIe 4.0 x 4 SSDを3基搭載可能なことは、前述のとおりです。
冷却対応

166.7 x 166.9 x 160.9mmのミニPCとしては大きな筐体に、CPUファンとシステムファンの2つのファンを備えています。また、上の画像を参照すると、前面パネル裏に 比較的 大きなファンを装備しているようです。
価格情報
2026年6月21日現在、公式ストアでは 12,000円オフのクーポンを配布しており(残り期間から、6月26日まで有効と見受けられます)、メモリ 128GB / SSD 2TBのモデルが 439,980円での販売です。
同スペックの「GMKtec EVO-X2」の公式ストア価格が 518,999円、Amazon 価格が 556,469円ですので、「ACEMAGIC M1A PRO +」はかなり割安です。
引用元・販売元
