
CPUにAMD Ryzen AI Max+ 395を搭載するミニPC「GMKtec EVO-X3」が、公式サイトにて正式販売されています。上の画像のとおり、353 × 186 × 41 mmの縦長でフルメタル CNC加工の筐体です。気になるのは従来モデルの「GMKtec EVO-X2」の相違ですが、簡易的にスペックを比較してみました。
スペック比較

「GMKtec EVO-X3」と比較対象は、以下の記事にて掲載の「GMKtec EVO-X2」、および拡張性が特に豊富な「MINISFORUM」のワークステーション「MS-S1 Max」です。いづれも、メモリ 128GB / SSD 2TBのセットモデルで統一し、下表の価格は 2026年7月26日現在の公式ストアのものです。
GMKtec EVO-X3、Ryzen AI Max+ 395を搭載のワーキングステーションがリリース。41mm 薄型の金属製筐体、メモリ 128GB オンボード
GMKtec EVO-X2が国内通販で販売開始。Ryzen AI Max+ 395,Radeon 8060Sを搭載する驚愕ミニPCのスペック
MINISFORUM MS-S1 Max、AMD Ryzen Al Max+ 395を搭載するPC、スペックのまとめ。USB4 V2、PCIe x 16 スロット、10GbE LANなど、機能満載
▼スペックはそれぞれ公式ストアを参照し、優位となる事項に黄色網掛けしています。
上表でのコメントは以下です。
- 「GMKtec EVO-X3」の公式サイトの概要では、「GMKtec EVO-X2」と比較し拡張性の高さをアピールするものですが、OCulink ポートを装備している一方、USB4が1ポートのみ。
- 自宅のLAN環境が10Gの私としては、このクラス・価格ともなれば「EVO-X3」「EVO-X2」ともに、RJ45 イーサネットは 10Gとして欲しかったところです。この点において、USB4 to 10G RJ45 アダプターにより対応できますが、やはり「EVO-X3」はUSB4をもう1ポートあるのが望ましい。
- 「EVO-X3」は最小構成においても メモリ 128GB / SSD 2TB。他の2製品と同様に、メモリ 64GBの価格を抑えたモデルがあるとよかったように思います。
- 他の2製品よりも高価ですが、「MINISFORUM MS-S1 Max」はワークステーションの位置づけでもあり、USB4 V2や10G RJ45ポートなど、拡張性は豊富です。
- 上表の公式ストアの価格は 2026年7月26日現在のものですが、「EVO-X3」の2026年6月23日時点では576,576円でした。円安の影響も多少ありそうですが、他製品も含めて短期間で更に値上がりしていることも気になります。

▲▼「GMKtec EVO-X3」の特徴の一つが、OCulink ポートを装備していること。上の事例のようにボードと電源を用意することにより、外付けグラボを接続することができます。ただし、Radeon 8060S Graphicsにおいても RTX 4070水準の実力であり、他のミドルレンジクラスのミニPCほどに需要は多くないとも思えます。

▼USB4を前面と背面に装備する「GMKtec EVO-X2」。映像出力は、USB4 x 2 / DP / HDMIの4系統です。

▼「MINISFORUM MS-S1 Max」は、USB4 x 2、USB4 V2 x 2、10GbE RJ45 x 2、内部のPCIe x16スロットと、拡張性は抜群です。また、320W 電源を内蔵し、筐体の内側をスライドして内部にアクセスできる 利便性も備えています。

まとめ
メモリ・SSDの価格が高値で推移するなか、メモリ 128GB / SSD 2TBのセットモデルが60万円前後からと、パーソナルユースでは購入を躊躇する価格帯ですが、個人的な興味から簡易的に3製品のスペックを比較してみました。
個人的には、「GMKtec EVO-X3」の拡張性は公式サイトでアピールするほどに高くなく、「EVO-X3」と「EVO-X2」では価格面でも「EVO-X2」に惹かれます。また、拡張性においては、やはり「MINISFORUM MS-S1 Max」が、当記事では未掲載のRyzen AI Max+ 395を搭載する製品と比較しても高いもの。
引用元・販売元
▼10Gbps LANを装備する製品として、以下の「Beelink GTR9 Pro」もあります。
Beelink GTR9 Pro、Ryzen AI Max+ 395を搭載のミニPCが発売に。驚愕スペックに 10Gbps LANを装備、2スピーカーをビルトイン
▼こちらはAMD Ryzen AI Max+ 395を搭載する「MINISFORUM」のNASです。
MINISFORUM AI NAS N5 MAX、AMD Ryzen AI Max+ 395を搭載のハイエンド NASがリリース、10G RJ45を2ポート、USB4 V2も装備

