
エントリークラスのミニPCとして、CPUにAMD Ryzen Embedded R2544を搭載するミニPC「NiPoGi P1」が販売されていますので、そのスペックを掲載します。
AMD Zen+と数世代前のCPUですが、ベンチマークスコアや体感レスポンスは Alder Lake N100やTwin Lake N150と同水準。エントリークラス・低価格のミニPCをお探しの場合には候補となる製品です。
スペック

同じく AMD Ryzen Embedded R2544を搭載するミニPCとして、以下の記事にて「ACEMAGIC K1」を紹介しています。ポート類とその配置は同じであり、筐体違いの製品との認識です。
AMD Ryzen Embedded R2544を搭載のミニPCが発売に。ACEMAGIC K1のスペック
▼スペックは下表となりますが、メモリ 8GB / SSD 256GB、メモリ 16GB / SSD 512GBの2つのセットモデルが販売されています。
| CPU | AMD Ryzen Embedded R2544、Zen+、4コア 8スレッド、最大 3.7GHz |
| GPU | Radeon Vega 8 Graphics |
| メモリ | 8GB / 16GB DDR4、2スロット、最大 32GB |
| ストレージ | M.2 2280サイズ 256GB / 512GB SATA SSD、M.2 SATA / PCIe 3.0に対応の空きスロットあり |
| WiFi | WiFi 5 |
| Bluetooth | 4.2 |
| ポート類 | USB Type-C 映像出力対応、USB-A 3.2 Gen 2 x 2、USB-A 3.2 Gen 1 x 4、HDMI、DP、1Gbps RJ45 イーサネット、3.5mm オーディオジャック |
| サイズ | 未確認 |
| OS | Windows 11 Pro |
ポイントとなるのはCPUのAMD Ryzen Embedded R2544。メモリとSSD価格の高騰に伴い、従来のN100やN150を搭載するミニPCから、より価格を抑えることが可能な数世代前のAMD Ryzenを搭載する製品が増えてきました。Ryzen Embedded R2544を搭載するミニPCも、その流れです。
Geekbench 6 CPU ベンチマークの指標は「シングルコア 1132、マルチコア 3873」。下表は、R2544以外は所有する実機で計測のスコアですが、普段使いの体感レスポンスに直結するシングルコアのスコアは、N95 / N100 / N150 / Ryzen 3 3300Uと同水準です。Web サイトのブラウジングやYouTubeの視聴、オフィスソフトなどのライトユースでは、上位機と並べて比較しない限りは、それほど遅さを感じることなく動作します。

▼この価格帯のミニPCとしては拡張性は高いです。映像出力は、前面の映像出力に対応のUSB-C、HDMI、DPの3系統、USB-Aを6ポートも搭載しています。

▼冷却対応のファンは、このクラスのミニPCでは一般的な、CPUファンのみのシングルファンです。なお、天板下のヒートシンク状のものは、樹脂のヒートシンクを模したものです。

▼本製品の販売情報には内部構成の画像がないため、同筐体の他モデルからの引用です。メモリはDDR4の2スロット(最大 32GB)、M.2 SSDは2スロットですが、一つはSATA専用、もの一つはSATAとPCIe 3.0の双方に対応しています。なお、標準装備のM.2 SSDは SATAです。

価格情報
2026年6月13日現在のAmazonでの価格は以下です。
- メモリ 8GB / SSD 256GBモデルは 39,998円
- メモリ 16GB / SSD 512GBモデルは 49,988円
▼以下の記事にて掲載の、Ryzen 3 7330Uを搭載する製品と比較するとやや割高感があり、今後のセールに期待です。



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