Teclastより、11インチのAndroid 14 タブレット「Teclast T50HD」がリリースされました。Amazonでの販売開始は2024年3月22日(金)となりますが、先行してスペックについて記載します。
CPUは Helio G99ではなく UNISOC T606ですが、これにより価格を抑えての販売です。発売当初は2万円未満での販売との情報もあり、この価格で 256GBのUFS ストレージにLTE対応、顔認証にも対応と機能は充実しています。なお、動画配信サイトの動画を高画質可能なWidevine L1に対応していますが、Netflixでは未対応(L3画質)です。
引用元
3月22日の販売開始です。販売開始日以前は「在庫切れ」の表示となっています。
Teclast T50HDのスペック
Teclast Tシリーズは、同社のハイエンドの位置づけとなりますが、T50 ProのCPUがHelio G99であるのに対して、T50HDは下位のUNISOC T606を搭載しています。ただし、Android 14であることに加え、物理メモリ 6GB + 拡張 8GB、ストレージは256GB、LTE対応、Widevine L1に対応(NetflixはL3)、顔認証に対応と バランスのよい構成です。
CPU | UNISOC T606、8コア |
GPU | Mali-G57 |
メモリ | 6GB + 最大 8GBの拡張機能 |
ストレージ | 256GB UFS |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 1920 x 1200、IPSパネル |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.0、GPS搭載 |
LTE | FDD: B1, B3, B5, B7, B8, B20、TDD: B34, B38, B39, B40, B41 |
カメラ | リア 13百万画素、フロント 8百万画素 |
バッテリー容量 | 8000mAh |
サイズ(本体) | 厚み 7.8mm、530g |
OS | Android 14 |
その他 | 顔認証に対応、2スピーカー、金属製ボディ、Widevine L1に対応(NetflixはL3) |
スペックの補足は以下です。
- 私は本製品に搭載のCPU「UNISOC T606」を搭載するタブレットを複数 所有していますが、AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは24万前後。スコア 約40万のHelio G99を搭載するタブレットと比較すると、キビキビ感に多少欠けるものの、普段使いでは十分に実用的です。
- メモリは物理メモリ 6GBに加え、ストレージの空き容量から最大 8GBまでメモリに割り当てることができます。
- 顔認証に対応するAndroid タブレットは多くないのですが、この価格(販売当初は2万円未満との情報あり)で顔認証に対応していることは メリットの一つです。
- Amazon プライムビデオ / huluなどの動画を高画質再生可能なWidevine L1に対応しています。ただし、NetflixはL3画質となります。
▼Android タブレットにて顔認証に対応する製品は多くないのですが、本製品は顔認証に対応し、煩わしいPINコードなどでのロック解消の手間を抑制できます。
▼Xiaomi / Lenovoなどの大手ブランドのタブレットはGPS未搭載の製品が多いのですが、当然のごとくGPSを搭載しています。Teclastの他製品と同様に、LTE対応、GPS搭載、Widevine L1に対応と、全部入りのタブレットです。
外観
外観においては、製品紹介にイメージ画像が少ないために簡単に記載します。Teclastのタブレットは、エントリークラスの製品においても金属製の背面のものが多いのですが、本製品も金属製の背面です。樹脂製の場合には、ホールドした際に背面の軋みが気なる製品もありますが、金属製の場合にはその現象も生じません。
サイドはラウンドしたものではなくフラットとなり、他社製品も含めて この数年の傾向を踏まえた形状です。一方、リアカメラ周辺のデザインは、以下の画像のように 独特なデザインとなっています。
▼電源ボタンと音量調整ボタンは横持ちでの右上に、スピーカーは左右両サイドに1個づつ配置されています。なお、少しわかりずらいですが、3.5mm イヤホンジャックは 右上の角に配置されているように見受けられます。
引用元
3月22日の販売開始です。販売開始日以前は「在庫切れ」の表示となっています。