N-One NPad Max、13.3インチ、RAM 8GB、4スピーカー搭載のタブレットがリリース。セール価格は約26千円

Android タブレットを展開する「N-One」から、13.3インチのAndroid 12タブレット「N-One NPad Max」がリリースされました。

CPUには Fire HD 10と同じMTK8183を搭載し、メモリは8GB+拡張 8GB、UFS 2.2 256GBの高速ストレージ、4スピーカー、10000mAhの大容量バッテリーは18Wの急速充電に対応と、バランスのよい製品です。

また、Banggoodのクーポン価格は 177.99ドル、9月2日時点の円貨換算額は 約26千円とコスパにも優れています。

N-One NPad Maxのスペック

13.3インチに4スピーカーと動画視聴に適したタブレットですが、気になる事項は Amazon プライムビデオ、huluなどをFHDでの高画質再生が可能な「Widevine L1対応」の文言が、製品紹介に見当たらないこと。おそらく L3かと思われますが、13.3インチでL3のSD画質では ちょっと厳しいかも。

N-One NPad Plus 実機レビュー、MT8183を搭載し AnTuTu スコアは約23万 。金属製ユニボディで上質なAndorid タブレット

今回レビューする製品は、CPUにFire HD 10と同じく「MT8183」を搭載する 10.36インチのAndroid タブレット「N-one NPad Plus 2023モデル」。従来モデルはメモリ 6GBでしたが、8GBに増量され...

winandinet.jp

2023.05.18

▲▼MT8183のベンチマークスコアと体感レスポンスは、同CPUを搭載する「NPad Plus」の実機レビュー記事を参照ください。AnTuTu ベンチ v9のスコアは約23万となり、UNISOC T616 / Snapdragon 680と同水準、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。

▼UFS 2.1 ストレージを搭載するタブレットが多いなか、本製品はUFS 2.2のより高速なストレージを搭載し、ベンチスコアはPCのSATA SSD並みの速度です。

▼10000mAhの大容量バッテリーとなると充電時間にもどかしさを感じますが、控えめながらも18Wの急速充電に対応しています。

その他のスペックの補足は以下です。

• メモリは 物理メモリ 8GB + 拡張メモリ 8GB。拡張メモリを搭載する製品が多くなってきましたが、ストレージの空き領域を仮想的にメモリとして割り当てるもの。
• MT8183のSoCはLTEに未対応です。このため、同CPU（SoC）を搭載する他製品と同様に、LTEに対応していません。

外観

製品紹介のイメージ画像では、ベゼル幅・厚みを実機よりも狭く薄く見せていることに注意ください。おそらく、一般的なベゼル幅と思われます。

▼こちらの画像では特に厚みを薄く見せていますが、厚みは9.4mm・重さは852gと 10インチクラスよりも厚く重いです。13.3インチで1kg未満のPCが多くあるなか、852gはやや重いような感覚です。スピーカーは横持ちでの両サイド、電源ボタンとType-Cポートは上の一般的な配置です。

▲▼金属製の背面です。N-Oneのタブレットは以下の3製品を実機レビューしていますが、いづれも金属製の背面であり高品質。本製品の質感も期待できそうです。

• N-One NPad X 実機レビュー、Helio G99搭載でキビキビと動作の10.95インチ Android 13タブレット
• N-One NPad Plus 実機レビュー、MT8183を搭載し AnTuTu スコアは約23万 。金属製ユニボディで上質なAndorid タブレット
• N-one NPad Pro 実機レビュー、AnTuTu ベンチ 約25万、ユニボディにより質感高く 軽量な10.4インチ Android 12 タブレット

まとめ

MI8183、物理メモリ 8GB、UFS 2.2 256GBのストレージ、4スピーカーとバランスのよいスペックに、13.3インチの大画面と意欲的な製品です。

Banggoodのクーポン価格は 177.99ドル（約26千円）とコスパも高いですが、気になるのは Widvine L1に対応との記載がないこと。13.3インチ・3スピーカーと動画視聴に適したサイズですが、Widevine L1に未対応なことを前提とする必要があります。

▼Banggoodの販売情報。クーポン「BGJP2de9」の利用により 177.99ドル

N-One NPad Max、Banggood