M1 MacのParallelsに仮想マシンとして Windows 11を導入も、課題が多く運用困難(11/27時点) | Win And I net

M1 MacのParallelsに仮想マシンとして Windows 11を導入も、課題が多く運用困難(11/27時点)

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

2021年11月初旬に、M1 MacBook AirのParallels Desktop 仮装環境に導入した Windows 10を11に更新するも、不具合が多く玉砕。本日、懲りずに新規に Windows 11 ARM InsiderPreview版をダウンロードし、新たな仮装マシンとして導入するも、ますます課題が多くなり、10から11の更新の環境よりも使用できない状況となりました。課題の一つとしては、上の画像のとおり 解像度を変更できずに左右に黒帯がある状態となっています。

他の方の状況は未確認ですが、私の環境での課題などを記載します。復旧に向けての改善策を見出す記事ではないことを、ご了承ください。

関連記事

M1 Mac 仮想環境のWindows 10を11に更新するも、不具合・課題が多く運用に難あり(11/13時点)

 

2023年1月4日追記。以下の記事のとおり、Windows 10に加え Windows 11を追加インストールし、課題なく動作しています。
M1 Mac、Parallels Desktopにて Windows 10に加え Windows 11を導入する手順。MacでWin 10と11が動く利便性は絶大
M1 MacBook Airにて、Parallels Desktopにより Windows 10を仮想環境から使用していたのですが、今回 追加で Windows 11を追加しました。これにより、macOS / Windows 10 / Wi...

 

新たな仮装マシンとしての、Winodws 11 導入の過程

不具合により運用に難ありのために、M1 MacへのWindows 11の導入はおすすめできないのですが(Windows 10は普通に動作します)、私の備忘録替わりに、Paralles Desktopに 新たな仮装マシンとして、Windows 11を導入する過程を記載します。Widnows 10と11の2つを導入することもできます(プロダクト IDは2つ必要です)。

 

▼「Parallesl Desktop 環境設定」の「セキュリティ」のタブを開き、「新しい仮装マシンの作成」のチェックを入れます。

 

▼「M1 Macに導入できるのは ARM版」などの注意書きの画面が表示されます。

 

▼私はMicorosoft 公式の「Windows 11 on ARM Insider Preview」からダウンロードした VHDX ファイル(約10GB)を利用しましたが、以下の画面で指定したうえで実行することもできます(Insider Programに参加していることが条件かと思います)。

 

▼ダウンロードさえ完了してしまえば、時間をかけずに導入できます。

 

▼こちらは Windows 11の初期設定のプロセスですが、以下の画面で WiFiを設定できない状況となり、以降のプロセスは スキップを繰り返し進めました。

Windows 11の不具合情報

プロセスをスキップしつつの導入後も WiFi・ネットワークアダプターを認識しないために、不具合を完全に把握していないのですが、現在 生じている不具合は以下です。

  • 仮想環境のWindows 10から11に更新したところ、Windows アイコンを押下しても ほとんど反応しないのですが、新たな仮装マシンとしての導入では機能しています。
  • WiFiが機能せず、WiFiの無線子機を使用しても状況は変わらず。
  • WiFiが機能しないために、日本語パックの導入・日本語化できず。また、Chromeなどのアプリもインストールできず。
  • 解像度を 1024 x 768から変更できない。解像度が粗く、上の画像のとおり 左右に黒帯が生じる状況。
  • マウスのポインターやタッチパッド、画面が頻繁にフリーズ。バックグラウンドのMacでは、マウスが動作しているようであり、数分間 格闘していると マウスのポインターが Windows 11の画面に現れ復旧することもあります。
  • もしや「macOS Montereyでは動作するかも」と淡い期待を抱きつつ、Big Surから更新するも状況は変わらず。

 

▼こちらは 設定のディスプレイの項目。解像度の変更はグレイアウトとなり、変更できない状況です。

まとめ

私の環境では、仮装環境のWindows 10から更新した 11、新たな仮装マシンとして導入した Widnows 11ともに不具合が多く、運用できない状況です。特に後者は、WiFiが機能しない、解像度を変更できない、フリーズが多いと致命的。現在は Windows 11の仮想環境を2パターン導入していますが、時期尚早だったようにも思います。近々にWidnows 10に戻します(11を削除し、Windows 10を再導入)。

 

▼こちらは、Windows 10から11へ更新した環境での不具合情報。Windows アイコンを押下できずに設定画面を開けない、ブラウザの画面表示が遅延などの課題があります。

M1 Mac 仮想環境のWindows 10を11に更新するも、不具合・課題が多く運用に難あり(11/13時点)
M1 MacBook AirのParallels Desktop 17 for Macでの仮想環境に導入していた Windows 10ですが、Windows 11への更新通知を受領したことに伴い、早速 アップデートしました。しかしながら、A...

 

▼Windows 10は普通に動作します。

M1 MacBook Air、Parallels Desktopによる Windows 10の導入方法と使用感。メモリ 8GBでも快適動作
Macの仮想環境で Windowsを実行できる「Parallels Desktop 16.5 for Mac」がリリースとなり、待望のM1 Macにも対応しました。早速、M1 Macに対応する Windows 10 ARM64 Inside...

 

2023年1月4日追記。以下の記事のとおり、Windows 10に加え Windows 11を追加インストールし、課題なく動作しています。
M1 Mac、Parallels Desktopにて Windows 10に加え Windows 11を導入する手順。MacでWin 10と11が動く利便性は絶大
M1 MacBook Airにて、Parallels Desktopにより Windows 10を仮想環境から使用していたのですが、今回 追加で Windows 11を追加しました。これにより、macOS / Windows 10 / Wi...

 

▼Parallels 公式サイトはこちら

Parallels Desktop for Mac、公式サイト

タイトルとURLをコピーしました