Jumper EZBook X7、Apollo Lake N3450搭載 13.3型PCのスペックと特徴。X3の同型でCPUの進化版として販売中 | Win And I net

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Jumper EZBook X7、Apollo Lake N3450搭載 13.3型PCのスペックと特徴。X3の同型でCPUの進化版として販売中

Amazonで販売中のJumper EZBook X7。13.3インチのApollo Lake N3450を搭載するWindows 10 ノートですが、2020年1月3日時点では、Jumper公式サイトや海外通販サイトでは掲載のないモデルです。スペックやボディの構成を確認すると、Apollo Lake N3350を搭載のEZBook X3のスペックアップ版と推定しています。今回はこのEZBook X7のスペックと特徴を確認してみました。

引用元

Amazon 販売ページ

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EZBook X7のスペック

2020年1月3日時点では、このEZBook X7のネーミングが世界共通のものであるのか、あるいは、中国所在のAmazonでの販売者「Jumper 専門店」独自の呼称であるのかは不明ですが、後者の可能性もあると思います。というのも、AliExpressではEZBook X3のネーミングで、Apollo Lake N3350からN3450へバージョンアップした製品を販売しているためです。

さて、EZBook X7のスペックは以下となっています。

CPUApollo Lake N3450
GPUインテル HD グラフィックス 500
メモリ8GB DDR3
ストレージ256GB SATA SSD
ディスプレイ13.3インチ、ノングレア、 解像度 1920×1080
WiFi11 /a/b/g/n
Bluetooth搭載
ポート類USB 3.0 x 2、Mini HDMI、TF カードスロット
サイズ31.5 x 20.8 x 1.8 cm、約1.23Kg
OSWindows 10 Home

 

Amazonの製品説明では読み取れない項目があるのですが、EZBook X3のスペックアップ版、あるいは派生モデルとの前提では、以下を推定します。推定であり、断言はできないのですが参考まで。

  • ボディの天板と底板はアルミ製であることは確定ですが、キーボード面はプラスチック製。
  • キーボードはバックライトなし。
  • ディスプレイはIPSパネル。
  • ストレージはM.2 SSDとなり、ユーザーで換装可能。

 

なお、私はApollo Lake N3450を搭載するPCを複数所有していますが、その体感レスポンスは以下です。

  • Webサイト閲覧、Wordや容量のそれほど大きくないExcelファイル、画像編集を含めたブログ記事編集などは普通に動作し、上位機のCore iクラスと比較しなければ、極端に遅いと感じることはありません。
  • 下位のN3350 と比較すると、間違いなくN3450 がサクサクと動作します。N3350では、Webサイトでの画像表示にひっかかりを感じるのですが、N3450ではかなり軽減されています。
  • N3450の場合には、メモリ 6GBが一般的ですが、本製品は8GB搭載であり、上記の使い方では余裕があります。
  • ただし、Windows 更新後のシステム処理などの負荷のかかる際には、上位機と比較するとよりモッサリとします。これは仕方がないことでしょう。

 

▼Apollo Lake N3450を搭載するPCの実機レビュー記事はこちら。

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EZBook X7の外観と機能

EZBook X7の外観と機能を、EZBook X3と比較しながら確認してみます。以降のイメージ画像は、いづれも上がEZBook X7、下がEZBook X3です。

 

▼正面より。上下左右のベゼル幅、上のベゼルのゴムの配置まで同じに見えます。少なくとも、同一製造元(Jumperが製造しているわけではありません)の製品であることには間違いなし。

 

▼やや斜め上より。ヒンジの部分が多少異なるように見えるのは錯覚か。タッチパッドのサイズ感やLEDインジケーターの配置は同じです。

▼ポート類の配置。X3は片側のみの画像ですが、こちらも同じ。やはり、これだけ類似していると、同一モデルのスペック違いとみたほうが自然です。なお、キーボード面からサイドにかけての造りをみると、やはりキーボード面のみプラスチック製(天板と底板はアルミ製)。

まとめ

海外通販サイトで流通していないことから、私としては謎の型番のJumper EZBook X7ですが、型番・ネーミングはさておき、Jumperは概ねどの製品も質感高めとなるため、製品自体の質感とApollo Lake N3450搭載機としてのレスポンスと機能においては、何の問題もありません。

2020年1月3日時点、Amazonのクーポン適用後の価格は40,820円。Apollo Lake N3450搭載機としては割高感を感じ、海外通販サイトではなくAmazonで購入する場合には、ワンランク優位なGemini Lake N4100を搭載する、CHUWI LapBook Proがおすすめ。

 

2022年3月27日追記。「Jumper EZBook X7」「CHUWI CoreBook Pro」ともに終売のため、代替として「Jumper EZBook X3」「CHUWI GemiBook Pro」を表示しています。

 

▼こちらは文中で引用した、AliExpressで販売のEZBook X3 Apollo Lake NEZBook X3 Apollo Lake N3450版。

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