10インチのAndroid タブレット「Headwolf WPad5」が、Amazonにてクーポン適用後 12,999円で販売されています(2024年7月31日現在)。
上の画像のメモリ 8GBは、物理メモリ 4GB + 拡張メモリ 4GBを表しており、LTEに未対応のWiFi モデルとなりますが、普段使いでは普通に動作する 8コアのUNISOC T606を搭載し、動画配信サイトの動画を高画質での再生可能な「Widevine L1」に対応しています。
引用元・販売元
Headwolf WPad5のスペック
CPUはエントリークラス寄りのUNISOC T606、物理メモリは 4GB、LTEには未対応など、妥協すべきスペックと機能もありますが、10.1インチ FHDで Amazon 価格 12,999円は大きな魅力です。
CPU | UNISOC T606、8コア |
メモリ | 物理メモリ 4GB +ストレージから4GBまで拡張可能 |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、解像度 1920 x 1200、輝度 400 nits |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 8百万画素 |
バッテリー容量 | 5500mAh |
サイズ、重さ | 246.1 x 162.8 x 10.2mm、500g |
OS | Android 14 |
その他 | GPS搭載、Widevine L1 対応、顔認証に対応 |
DOOGEE T10S 実機レビュー、UNISOC T606 / RAM 6GB / UFS 128GBを搭載のAndroid 13 タブ。Widevine L1にも対応し2万円未満
アーアユー M60 実機レビュー、11,549円と安価ながらもFHD、Widevine L1対応の8.4型タブレット。UNISOC T606搭載によりレスポンスも十分
▲▼UNISOC T606を搭載するタブレットは、上の記事の「DOOGEE T10S」、「アーアユー M60」、その他でレビューしていますが、前者の AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは 247,959です。
10〜12インチクラスのタブレットに多く搭載の、Helio G99のスコア 約40万の端末(レビュー事例はこちら)と比較すると低いスコアですが、もちろん、スコア差ほどの体感レスポンスの相違はありません。普段使いでは、スリープ復帰後やその他の画面遷移など、多少キビキビ感にかけると感じる程度です。
▼冒頭の画像では、NetflixのWidevine L1に対応しているように見え、また、Amazonの製品紹介には「Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、huluなどの主要プラットフォームでの1080P HDビデオ再生をサポートしています」とあります。
一方、以下はAliExpressの画像ですが、左上に「Netflixは720P」との記載があり、Netflixは「Widevine L1のFHDではなく、L3のHD画質の可能性あり」と想定した方が無難です。
▲▼同社の上位の端末のHPad シリーズが金属製の背面であるのに対して、WPadのイメージ画像を参照すると樹脂製と思われます。また、厚み 8mm前後のタブレットが多いなか、本製品は約10mmと厚く、ディスプレイのベゼル幅も、他の10インチクラスのタブレットと比較すると やや太いです。
まとめ
CPU(SoC)は、今となっては(1年前のタブレットには、搭載事例が多い)エントリークラス寄りのUNISOC T606、物理メモリは4GB、LTEに未対応、厚みやベゼル幅などから 上位機と比較するとスタイリッシュさに欠けるなど、妥協すべき事項はありますが、12,999円の価格は魅力です。
なお、上位のタブレットとしては、レスポンスもよく、機能も充実した Helio G99を搭載するタブレットをおすすめします。
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