DOOGEE T10S 実機レビュー、UNISOC T606 / RAM 6GB / UFS 128GBを搭載のAndroid 13 タブ。Widevine L1にも対応し2万円未満 | Win And I net

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DOOGEE T10S 実機レビュー、UNISOC T606 / RAM 6GB / UFS 128GBを搭載のAndroid 13 タブ。Widevine L1にも対応し2万円未満

今回レビューする製品は、CPUにUNISOC T606を搭載する10.1インチのAndroid 13タブレット「DOOGEE T10S」です。同社からは CPUにHelio G99を搭載する「T30 Pro」も販売されていますが、本製品は2万円弱の普及帯価格の製品です。2万円弱の価格にして、メモリ 6GB + 拡張 5GB、ストレージはUFS 128GB、Widevine L1に対応と、バランスのよいスペック・機能のタブレットです。

レビューする製品はこちら 10月28日現在のAmazon 価格は、5,000円オフクーポンの利用により 16,900円。レビュー当時よりも値下がりしています。

DOOGEE T10S、Amazon

 

DOOGEE T10Sのスペック

CPU(SoC)には AnTuTu ベンチスコア 約24万となる UNISOC T606を搭載しています。2023年8月現在、 Android タブレットで旬なCPUは、「DOOGEE T30 Pro」にも搭載のHelio G99ですが、Web サイトのブラウジングや動画視聴などの普段使いでは、UNISOC T606においても十分です。なお、下表に掲載のLTE対応バンドは、海外通販サイトで掲載のものです。

CPUUNISOC T606、8コア
メモリ物理メモリ 6GB +ストレージから5GBまで拡張可能
ストレージ128GB、UFS 2.1
ディスプレイ10.1インチ、IPS、解像度 1920 x 1200
WiFi、Bluetooth11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
LTEFDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/25/26/28A/28B/66、

TDD: B34/38/39/40/41

カメラフロント 5百万画素、リア 8百万画素
バッテリー容量6600mAh 、充電ポートは USB Type-C
サイズ、重さ24.2 x 16 x 0.84 cm、563g
OSAndroid 13
その他GPS搭載、Widevine L1 対応、顔認証対応

▲▼動画配信サービスを高画質再生できる Widevine L1に対応しています。ただし、Netflixのロゴがないため、また、後段の実機で確認のとおり、Netflixの高画質(FHD)再生には対応していません。

Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた

 

▼背面の色は、ブルー、グリーン、グレイの3色展開。レビューする製品はブルーですが、イメージ画像よりも濃いブルーです。

 

実機のシステム情報

続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。

 

▼以降のスクショは、アプリ「Device Info HW」から抽出したものですが、上の2つの画像はクリック・タッチで拡大できます。

最下段に「フラッシュ=UFS」とあります。後段にRead / Writeの実測値を掲載していますが、eMMCより高速なUFS 2.1のストレージです。

 

▼SoCのUNISOC T606は、Cortex-A75 x 2 / Cortex-A55 x 6の8コア、GPUは Mali-G57。UNISOCのSoCでは、T606 / T616 / T618が多くのタブレットで搭載されていますが、ベンチスコアと体感レスポンスは同水準です。

 

▼10.1インチ 1920 x 1200 解像度のディスプレイのリフレッシュレートは 60Hz。

 

▼エントリークラスのタブレットでは、メモリ 4GB搭載機も多いなか、6GBを搭載しています。既に、AnTuTu ベンチなどの大容量アプリをインストールしていますが、残容量は約107GBと、動画を保存しない限りは余裕です。

 

▼バッテリー容量はスペック通りの6600mAh。他社製品ですが、実際の容量は仕様よりも大きい事例もありました。

 

メモリ拡張

ストレージの空き容量を仮想的にメモリとして割り当てる「メモリ拡張機能(5GBまで)」を搭載しています。設定方法はOSや製品により異なるのですが、本製品での設定手順は以下です。

なお、メモリとストレージの速度は大きく異なるため、メモリ拡張は大幅にメモリ不足となった際の補助的な機能です。

 

▼設定の「メモリ拡張」をタッチします。

 

▼「メモリ拡張」を有効化すると、下にある「2GB、3GB、5GB」から選択できます。選択後、端末の再起動により、メモリ拡張が有効となります。

 

Widevine L1対応

実機で確認のWidevine L1への対応状況について記載します。下の画像はアプリ「DRM Check」で確認したものですが、赤文字のとおりFHD再生の「L1」に対応しています。

ただし、上の画像にNetflixのロゴがありませんが、実機で確認したところ、NetflixではL3(SD画質)での再生となります。

▲▼Widevine L1の概要、Netflix / hulu / Amazon Prime Videoでの再生画質の確認方法は以下の記事にて掲載しています。

Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた

Android 端末にて、Netflix、hulu、Amazon Prime Videoの再生画質を確認する手順。Widevine L1 対応の確認にも有効

 

外観

続いて、開封・外観について記載します(ディスプレイは後段で掲載)。背面はグリーン、ブルー、グレイの3色展開ですが、レビュー機はブルーです。

製品紹介のイメージ画像では明るいブルーですが、実機は派手さを抑えた濃いブルー。質量は563gと、10.1インチとしては重いですが、金属製の背面は質感高く、また 剛性は高いです。

 

▼DOOGEEの端末は初めてのレビューですが、外箱は他社製品以上に厚みのある素材で しっかりとしています。

 

▼保護材の厚みも十分です。

 

▼他社の製品では、ACアダプターがガタガタと動く製品もあるのですが、その現象もなく、しっかりと固定されています。

 

▼今回は海外から取り寄せの製品でもあり、ACアダプターはEUプラグ、説明書は英語のみの表記です。

 

▼ACアダプターのサイズ感がわかるよう、マウスを並べて撮影。

 

▼他製品と同様に、PUフィルムが貼り付けられています。フィルムは気泡の混入もなく、指紋・油脂の付着は他社製品と同様で一般的なもの。ただし、操作時の滑りが僅かにスムーズでない感覚もあります。

▲In-cellのスクリーンではないため、ベゼルと液晶面の色の相違が明らかです。

 

▼実機は写真より やや明るいのですが、落ち着きのあるブルーです。アルミ製の背面ですが、開封後に即アルミ製とわかる程に質感の高いもの。

 

▼2スピーカーは、横持ちでの下側に配置されています。

▲スピーカー穴、エッジともに丁寧な作りで粗さはありません。

 

▲▼USB Type-Cポート、音量調整ボタン、電源ボタン、イヤホンジャックは、カメラ側のサイドに集中しています。カメラのプレート部分は拡大しても粗さもなく、作りは良好。なお、リアカメラはシングルカメラですので、一つはダミーです。

 

▼実機の色合いは、こちらの写真が近いです。カメラと逆サイドには 何もありません。

 

▼デフォルトの壁紙での撮影。

 

ディスプレイ

製品の仕様に明るさは明記されていませんが、また、自宅には明るさを計測する機器はないのですが、他製品との比較では 明るさ 300nitsと思われ、他社製並みの明るさです。色合いや鮮やかさも一般的なディスプレイであり、発色も標準的。

 

▼他製品と同様に映り込みは大きいですが、明るく 鮮やかなディスプレイです。

 

▼当サイトのように白を背景とした Web サイトでは、寒色・暖色に寄らずに標準的な色合いです。設定画面にて色合いを調整できますが、調整する必要もないでしょう。

 

▼この角度から見た場合の視野角・発色は良好です。

 

ベンチマークスコア

実機で計測の、AnTuTu ベンチマーク、Geekbench 6、ストレージのベンチスコアを計測します。

 

▼AnTuTU ベンチマーク v10(3DはV10 Lite)のスコアは 247,959。Android タブレットでは旬なCPUである「Helio G99」の約40万と比較すると低いスコアですが、ライトユースでの体感レスポンスに、大きな相違はありません。

 

▼Geekbench 6のスコアは「シングルコア 380、マルチコア 1379」。

 

▼アプリ「CPDT」で計測のUFS 2.1 ストレージの読み書きは、「Write 142.32MB/s、Read 346.81MB/s」。特に Readが速いです。

 

体感レスポンス

以下の記事にて、私の普段使い(Web サイトのブラウジング、記事で使用する画像の編集、YouTube / Netflixなどの動画視聴、SNS / ショッピング関連のアプリ)で、遅さを感じることなく動作する AnTuTu スコアの指標を掲載しています。AnTuTu スコア 約25万が指標となりますが、本製品はまさに、その指標に合致し、上記の使い方ではストレスなく動作します。

AnTuTu ベンチマーク スコア一覧、スコアに応じた動作の指標

 

ちなみに、CPU(SoC)のUNISOC T606は、ざっくり言えば Fire HD 10に搭載のMT8183と同水準(ベンチスコアとしては、T606がやや高いスコア)です。Fire OSとピュアなAndroidの相違もありますが、メモリ容量の違いからも、一般的なアプリでは 本製品の使い勝手が優れています。

 

LTE接続

サブ回線として使用中の、ドコモ回線のOCN モバイル ONEのSIMを挿入し、千葉市郊外の自宅にて回線速度を計測してみました。自宅近辺の電波の強度は高くないのですが、それでも25Mbpsと (計測時の環境にもよりますが)他端末以上の速度が出ています。

 

 

▼OCN モバイル ONEは、NTTドコモとの合併により、新規申し込みを停止しています。繋がりやすさとタブレットでも使用できる汎用性では、私の家族が利用中の「ahamo」、あるいは「Y!mobile」がおすすめです。

ahamo

Y!mobile

 

スピーカー

Netflix、hulu、YouTubeにて動画を視聴する範囲となりますが、スピーカー・サウンドのコメントは以下です。

  • 音量調節・音量小側の音量がやや小さいようにも感じますが、音量を上げると程よい音量となるために課題ではありません。
  • このクラスの端末としては、低音・中高音に偏ることもなく、標準的な音質です。
  • 音量を上げても音割れはありませんが、やや こもりがちな音質となることも、このクラスの他のAndroid タブレットと同じです。

 

カメラ

Android タブレットのリアカメラは、本製品と同様に8百万画素が主流であり、高画質を謳う場合にも13百万画素クラスです。

画素数が高くないために、メモ書き代替での使い方がメインとなりますが、オートフォーカスも程々に速く、また、保存も速いために メモ書き代替用としては十分です。なお、描写自体は他の同クラスと同様に、画素数なりの画質、明暗の差のある描写がやや苦手のように感じます。

 

まとめ

10.1インチにして563gと やや重たい端末となり、また、In-cellの液晶ではないものの、ディスプレイの明るさ、UNISOC T606でのレスポンスのよさ、物理 メモリ 6GB、UFS 2.1 128GBのストレージ、Widevine L1対応(NetflixはL3)と、2万円未満のタブレットとしては バランスのよい端末です。

 

▼10月28日現在のAmazon 価格は、5,000円オフクーポンの利用により 16,900円と高コスパの製品です。

 

▼こちらは現在レビュー中の「DOOGEE T20S」。T10Sよりも価格はアップしますが、軽量化・In-cell ディスプレイのアップグレード版の位置付けです。