2024年9月1日現在、Amazonにて 中古(Amazon 整備済み品)の10.1インチタブレット「レノボ TAB5」が、ある程度の販売数となっています。「中古のタブレット」が人気となることは珍しいため、不思議に思ったところ、メモリ 3GB、Snapdragon 450、OSはAndroid 9、ベゼル幅が太いことに古さを感じますが、防水防塵のIPX3・IPX5、ワンセグ・フルセグ対応であることが大きなポイント。
ただし、数少ないレビューを参照すると、ワンセグ・フルセグの映りが何とも微妙。このため、参考程度の記事となります。
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レノボ TAB5のスペック
レノボ TAB5の発売日は2019年9月13日と約5年前の製品、スペックは以下となります。当時はソフトバンクから販売、新規一括購入価格(税込)は 36,000円でした。Amazonでの中古販売価格は 11,520円ですが、5年前の製品としては割高感もあります。なお、楽天市場では 9,800円で販売されています。
▼スペックは以下となります。LTEの対応バンドはこちら(ソフトバンク)のPDFにて確認できます。
CPU | Snapdragon 450、8コア、最大 1.8GHz |
GPU | Qualcomm Adreno 506 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB eMMC |
ディスプレイ | 10.1インチ、解像度 1920 x 1200 |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
LTE | 対応 |
カメラ | リア 8百万画素、フロント 8百万画素 |
バッテリー容量 | 7,000mAh |
サイズ | 約242 × 167 × 8.1mm、約494g |
OS | Android 9 |
その他 | IPX3 / IP5Xの防水防塵に対応、フルセグ / ワンセグに対応、顔認証に対応、2スピーカー |
Snapdragon 450の実力
Snapdragon 450のベンチマークスコア、体感レスポンスの指標ですが、海外サイトで確認したところ、以下となります。
- AnTuTu ベンチマーク v8(現在のバージョンはv10)のスコアは 87,906。
- Geekbench 5のスコアは「シングルコア 151、マルチコア 941」
- Geekbench 6のスコアは「シングルコア 166、マルチコア 770」
今となってはベンチマークスコアは低く、以下の記事にて実機レビューのスマホ(CPUは Helio A25)と同水準。速くはないですが、Web サイトのブラウジングや 一般画質のYouTubeなどでは普通に動作します。
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フルセグ・ワンセグについて
付属のケーブルを使用していの、フルセグ・ワンセグの使用となります。これが最大の特徴となりますが、以下のサイトを参照すると、映り具合が何とも微妙。結局、有料アプリでのテレビ視聴が無難との見解もあります。
また、大手サイトで、Android タブレットとしての全般レビューは数件あるものの、ワンセグ・フルセグのレビューがないことも不安要素。
まとめ
スマホのAmazon アプリにて、「過去1ヵ月で400点以上購入されました」との記載があり、2019年9月に発売の「レノボ TAB5」のスペックを今更ながらに確認してみました。
フルセグ・ワンセグへの対応が最大の特徴となりますが、数少ないレビューを確認すると、映り具合が微妙(どちらかと言えば、否定的なコメントが多い)であり、低いスペックと相まって、積極的におすすめしづらい中古品です。このため、参考程度の記事となります。
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