EMEET M0 Plus 実機レビュー、コンパクトなボディでBluetoothと有線接続に対応、バッテリー内蔵のスピーカーフォン | Win And I net

EMEET M0 Plus 実機レビュー、コンパクトなボディでBluetoothと有線接続に対応、バッテリー内蔵のスピーカーフォン

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今回レビューする製品は、EMEETのスピーカーファン「M0 Plus」。コンパクトなボディで、BluetoothとUSB 有線の双方に対応し、バッテリーを内蔵しています。

2023年5月2日時点のAmazon 価格は、クーポン利用により 5,599円と低価格寄りの製品ですが、Bluetoothのペアリングは速く、音量も適切。Bluetooth スピーカー単体としての利用した際には、バッテリー消費も少なく、動画視聴時のコンパクトなサブスピーカーとしても重宝します。

レビューする製品はこちら

EMEET M0 Plus、Amazon

EMEET M0 Plusの特徴

はじめに、Amazonの製品紹介から抜粋の「EMEET M0 Plus」の特徴を記載します。上の画像のとおり、コンパクトなボディにバッテリーを内蔵し、USB 有線とBluetoothの双方で接続できることも特徴の一つです。

  •  4つのマイクが搭載されており、360°全方位の音のピックアップ
  •  VoiceIA オーディオアルゴリズムにより、バックグラウンドノイズをフィルタリングし、エコーを除去
  • EMEETの専用連結ケーブルの使用により、同社の2つのスピーカーフォンを接続し、最大15名までの会議に対応可能
  • 前述のとおり、USB 有線とBluetoothの双方で接続可能。実機での確認では、Bluetoothのペアリングもかなり速いです
  • バッテリーを内蔵し、1回の充電で約10時間の通話時間をサポート
  • 3Wのスピーカーを搭載
  • 116 x 116 x 40mmのコンパクトサイズ
  • eMeetLink ソフトのインストールにより、ファームウェアの更新などが可能

 

eMeetLink ソフトのインストール

eMeetLink ソフトのインストール(ダウンロード)は、2023年5月2日では 同社の日本語サイトからは行うことができず、以下の英語サイト経由となります。

eMeetLink ダウンロードサイト

 

▼Bluetooth 接続ではデバイスを認識せず、USB 有線接続する必要があります。以下は EMEET M0 Plusの管理画面ですが、待機時間、マイク、機器名称の変更、ファームウェアのバージョンアップなどを行うことができます。

開封、外観

続いて、開封・付属品・外観について記載します。

 

▼本体にあわせて、156 x 146 x 48mmのコンパクトな外箱です。

 

▼本体の保護も十分です。

 

▼付属品は、USBケーブルと説明書。USB ケーブルは、USB Type-C(本体) to USB-A(PC側)です。説明書は、英語・日本語の表記、日本語は5ページ分となり、操作パネル・簡易的な接続方法・バッテリー残量の表示などが記載されています。

 

▼本体とUSB ケーブルを拡大。本体は全面樹脂製です。艶消しブラックの本体ですが、油脂の付着はそれほど目立ちません。

 

▼他のスピーカーフォンと同様に、操作パネルは、マイクミュート、音量調節、Bluetooth、電源、通話の各ボタンがあります。ボタンは押しやすいのですが、LEDは電源ボタンと下のバッテリー残量表示のみです。

 

▼写真のとおり、スピーカー中央の円形の部分。それ以外は穴が塞がれているように、ダミーのデザインです。

 

▼Bluetooth 接続で、電源ボタンと手前のバッテリー残量表示が点灯した様子。バッテリー残量表示には5個のLEDがありますが、2つ目以降のLEDは25%刻みです。

 

▼逆サイドには、充電・USB 接続用のType-C ポートと、同社のスピーカーフォン接続用のAUX ポートが配置されています。

 

▼底板のゴム足は大きく、机上に置いても滑りにくいです。

 

▲▼以下の記事で実機レビューのミニPCに Bluetooth 接続して使用中。一般的なミニPCよりも一回り小さいサイズ感です。双方含めても、コンパクトな在宅勤務セットとして利用できます。

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PCとの接続

Windows 11 PCとMacに接続し使用してみましたが、ここでは Windows 11 PCに接続時のシステム情報を掲載します。これまでにレビューした同社の他のスピーカーフォン(文末の関連記事を参照)やWeb カメラも同様ですが、Bluetoothのペアリングは かなり速いです。

Windows 11 PC、USB接続

 

▼Windows 11の「サウンド」の情報。本製品をUSB接続すると即認識、優先的にデフォルトのスピーカー・マイクとして設定されます。

 

Windows 11 PC、Bluetooth 接続

 

▼Bluetooth デバイスを追加する場合、以下の画面の2つを認識しますが、ヘッドセットのアイコンのものを押下します。

 

▼以下の通り認識しました。上の画面のデバイスの認識も含めて、認識の速度はかなり速いです。Bluetooth 接続の場合には、バッテリーの残量表示もあります。

 

▼Bluetooth 接続の場合、出力は使用するデバイスとして自動設定でしたが、入力(マイク)は手動での切替でした。

使用感

在宅勤務でのオンライン会議は3回ほどの使用ですが、単体でのBluetooth スピーカーとしての利用も含め、使用感を記載します。なお、オンライン会議での使用感は、USB ケーブル接続時のコメントです。Bluetooth 接続でのオンライン会議は、現在のところ試していません。

  • 前述のとおり、Windows / Mac、USB ケーブル / Bluetooth 接続ともに即認識します。
  • 在宅勤務でのオンライン会議では、スピーカーの音量も妥当、音質もクリアです。キーボード・モニターから1mほど離しても明確に聞こえます。
  • オンライン会議での相手側への確認ですが、私の声も明瞭に聞こえるとのこと。
  • なお、付属のケーブル以外で有線接続したところ、あるいは 他の周辺機器によるものか、何度かスピーカーからプチプチと音がすることあり。ただし、現在は安定して動作しています。
  • スピーカーの音量、クリアな音質、Bluetooth接続の簡便性、スピーカーを内蔵していることから、Bluetooth スピーカー単体としても、程よく機能します。ただし、スピーカーフォンですので、音質面で音楽には向かず、音楽以外の動画・学習向きです。
  • また、Bluetooth スピーカー単体として利用した場合、バッテリー持ちも かなり良好です。2時間ほど連続視聴したところ、Windows 設定画面のバッテリー残量は100%、本体のインジケーターでは 95%以上の残量を示しています。
  • 機能面では、操作パネルのLEDが電源とバッテリー残量のみであることが、小さなマイナスポイントでしょうか。マイクや音量は Teamsなどの画面で確認できますので、大きな課題とはなりません。
  • 本体の質感としては安っぽさはないものの、一般的な樹脂製のスピーカーフォンの質感です。コンパクト・軽量であることも特徴の製品ですので、よくもわるくも重厚感はありません。

 

▼2023年5月2日時点のAmazon 価格は、2,000円オフクーポンの利用により 5,599円。Bluetooth / USB 有線の双方で接続可能、バッテリー内蔵の製品としては、候補となる製品です。