CHUWI HeroBook Air 2022モデル、タッチパネルとなった 11.6インチ 軽量ノートのスペック | Win And I net

CHUWI HeroBook Air 2022モデル、タッチパネルとなった 11.6インチ 軽量ノートのスペック

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CHUWIのエントリーパソコン「CHUWI HeroBook Air」が2022モデルとなり、タッチパネル版も販売されています。タッチパネル搭載となったこと以外、CPUはGemini Lake (Celeron) N4020、メモリ 4GB、SSD 128GB搭載であること、サイズやデザインに変更はありません。

N4020搭載のため、用途はWordやWeb サイトのブラウジングなどのライトユースに限定されてますが、11.6インチ タッチパネル搭載の910gの軽量ノートで 2万円台前半の価格が魅力です。

CHUWI HeroBook Air 2022モデルのスペック

黄色網掛は 2万円台前半のノートパソコンとしては評価すべき事項、ピンク網掛部分は価格を抑えるために機能を抑制していると思える事項です。

CPU Gemini Lake (Celeron) N4020
GPU Intel UHD Graphics 600
メモリ LPDDR4 4GB
ストレージ 128GB SSD
ディスプレイ 11.6インチ、タッチパネル、IPS、解像度1366 × 768
WiFi 2.4G、11b/g/n
Bluetooth 4.2
ポート類 USB 3.0、USB 2.0、Mini HDMI
サイズ 277 × 189.55 × 17.2mm、910g
OS Windows 10 Home or Pro、Windows 11にアップグレード可能
その他 ファンレス

 

CHUWI HeroBook Air、スペックに割り切りが必要も、実売23千円でWindows 11へ更新可能なことは大きな魅力
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▲タッチパネルではない従来版(6月29日時点では併売されています)の詳細は上のリンク先記事に掲載していますが、タッチパネル以外に変更点はありません。

スペックの補足事項は以下です。スペックに割り切りも必要ですが、2万円台前半のサブ機としては わるくないイメージです。

  • CPUのCeleron N4020は、前世代のCeleron (Gemini Lake)のなかでもエントリークラスとなり、高速タイピング時やWeb サイトの画像表示・タブの切替などにおいても、ややもたつきを感じます。
  • また、特に Windowsの更新前後のシステム処理がバックグラウンドで動作している場合、上位機と比較すると、レスポンスが悪化する時間が長くなります。
  • 上記により、WordやWeb サイトのブラウジング、高画質ではないYouTubeの視聴など、用途は限定されます。
  • 安価なノートパソコンでは、視野角の狭いTNパネルとすることが多いのですが、視野角の広い IPSパネル、しかもタッチパネルであることは立派です。ただし、解像度が 1366 × 768と低く、同じく 11.6インチで同解像度のMacBook Air 11の使用感では、文字などの粗さを感じます。
  • 128GBと SSDは小容量ですが、このクラスでは eMMCとする製品もあるなか、SSD搭載は評価すべきこと。また、より大容量の2280サイズのM.2 SSDに、背面から換装可能です。
  • 価格を抑えるためか、WiFiは5G(11a/ac)に未対応です。
  • Windows 11のシステム要件を正式に満たしており、Windows 10から更新可能。

 

▼Celeron N4020のベンチマーク・レスポンスについては、以下の「ASUS E210MA」の実機レビュー記事も参照ください。こちらのディスプレイは、視野角の狭いTNパネルです。

ASUS E210MA 実機レビュー、コンパクトボディにCeleron N4020の動作は実用的
11.6インチのコンパクトなPC「ASUS E210MA」。Gemini Lake (Celeron) N4020、メモリ 4GB、64GB eMMCを搭載するエントリーPCですが、かなり以前に E203NA / E200HA / X205...

 

▲▼2280サイズのM.2 SATA SSD ポートには背面からアクセスでき、1TBまでのSSDに換装可能です。なお、SSDを換装する際にOSクローンの行う場合、以下に記載の大手ブランドのSSDでは 同サイトからOSクローンソフトをダウンロードすることができます。

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CHUWI HeroBook Air 2022モデルの外観

製品紹介のイメージ画像を見る範囲では、タッチパネル未搭載の従来モデルと外観の変更はありません。CHUWIの場合、安価な製品でも天板と底板が金属製となる傾向ですが、HeroBook シリーズでは樹脂製となります。

上の画像のディスプレイでは 四隅のゴム足がむき出しとなっており、この処理にもコストカットの形跡が見られます。

 

▼シックな天板と小さなロゴのため、外出先での使用においては大きな違和感はありません。

 

▼USB Type-Cは未搭載ですが、左右両サイドのUSBポートにMini HDMIと普段使いでは十分な拡張性です。

 

▲電源は汎用性のない専用端子です。また、おそらく USB接続のポータブルDVDプレイヤーは電力不足で使用できないと思われます。

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▼キーボード面は3mmの狭いベゼル幅とありますが、実際にはやや太めです。

▲▼英語キーボードとなりますが、以下のフリーソフト「Alt IME」の利用により、スペースキー両隣のAlt キーのワンタッチにより「英数・かな切替」を行うことができます。私は英語キーボードの場合、漏れなく当ソフトを導入していますが、慣れると日本語キーボード以上に快適です。

英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境
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まとめ

タッチパネルとなり 一層魅力の高まった「CHUWI HeroBook Air」。910gと軽量でファンレス、Windows 11に更新可能なうえに 2万円台前半と安価ですので、Celeron N4020、メモリ 4GB、WiFiは11a/acに未対応と割り切りも必要ですが、サブ機としての購入はありです。

 

▼Amazonの2022年6月29日時点の価格は クーポン利用により 22,900円。海外通販サイトのAliExpressでは、タッチパネル・非タッチパネルの選択制となっています。

 

▼レスポンスも重視する場合には、こちらのBMAX Y11 Plusがおすすめ。

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