情報を見落としていましたが、BMAXから CPUにUNISOC T618、メモリ 8GB搭載の10.4インチタブレット「MaxPad I11」が販売されています。同じく T618を搭載する製品としては「MaxPad I10 Plus」が先行販売されていますが、メモリ・ストレージが倍増、バッテリー容量も6000mAhから 6600mAhに増量など、全般的にスペックアップしています。
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BMAX MaxPad I11のスペック
上記リンク先の「I10 Plus」からスペックアップした箇所に黄色網掛しましたが、全般的にスペックアップしたうえに、より薄く軽量化しています。
CPU | UNISOC T618、8コア( 2 x A75 2.0Ghz + 6 x A55 2.0Ghz) |
GPU | Mali-G52 |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.4インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200、 |
WiFi、Bluetooth | 11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 or 4.0などの明記なし |
LTE | FDD-TLE: B1/B3/B5/B7/B8/B20/B34;
TD-TLE: B34/B38/B39/B40/B41 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 6600mAh、USB Type-C |
サイズ(本体) | 247 x 156 x 7.7mm、450g |
OS | Android 11 |
その他 | 背面はアルミ製、2スピーカー、GPS搭載、顔認証 |
スペックにおける補足事項は以下です。
- UNISOC T618のAnTuTu ベンチ v8のスコアは約21万。「ALLDOCUBE iPlay 40」「Teclast M40 Pro」などにも搭載されていますが、一般的な用途では十分です。
- ストレージは 128GBと大容量、I10 Plusから倍増していますが、高速なUFS 2.1 (3.1ではないはず)か否かを読み取れず。
- 「MaxPad I10 Plus」のカメラは、フロント 2百万画素・リア 5百万画素でしたが、5百万画素・13百万画素と向上。
- 10.4インチクラスのAndroid タブレットとなると、通常は500g台の重量となるのですが、450gの軽さは特筆すべきもの。
▼インセル型のタッチディスプレイを搭載し、透過率・鮮やかさとともに、7.7mmの薄さにも貢献しています。このクラスのタブレットで、インセル型を搭載している事例は多くありません。
▼バッテリーは急速充電に未対応(明記なし)であるものの、従来機のI10 Plusの6000mAhから増量の6600mAh。増量・ディスプレイも10.1インチから10.4インチに大型化した一方で、重量は535gから450gと大幅に軽量化。
BMAX MaxPad I11の外観
外観についてはイメージ画像が多くないため、簡単に記載します。背面が樹脂製の場合には、タワミや背面を押した場合のミシミシ音も気になるのですが、本製品はアルミ製。剛性高く、ツートンの背面と相まって、質感高く仕上がっているように思います。
▼デュアルスピーカーですが、作りとしては4スピーカーのようにも見えます。キーボードの接続端子がなく、オプションで専用キーボードの設定がないことが悔やまれます。
▼こちらはカメラではなく、色合いとエッジの作りの確認用に掲載。フラットのサイドに縁の部分がラウンドしているデザインです。
まとめ
CPUに同じく UNISOC T618を搭載する「I10 Plus」は、メモリ 4GBとCPU以外はエントリー寄りでしたが、本製品は メモリ 8GB、ストレージ 128GBと倍増。ディスプレイも10.4インチと大型化、バッテリーも大容量化したにもかかわらず、重量は他社製品を含めても より軽量の450gであることも大きな特徴。
▼Amazonの販売情報。3月12日時点の価格は、8,000円オフのクーポン利用により 23,990円。海外通販での販売価格は約21,000円。納期を考慮すると Amazonがよいですね。
▼こちらはBanggoodの販売情報。クーポン「BG29d568」の利用により 179.99ドル、約21千円。クーポンは3/31まで有効。
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