Lenovoより、CPUにSnapdragon 8cx Gen 3を搭載の「ThinkPad X13s Gen 1」が販売されていますので、スペックを掲載します。なお、nanoSIMによる5Gにも対応していますが、オプションとしての取り扱い・国内での対応状況などは未確認です。
引用元
スペック
ThinkPad X13s Gen 1のスペックは以下となります。Snapdragon 8cx Gen 3を採用していることにより、ファンレスであることも特徴の一つです。
CPU | Snapdragon 8cx Gen 3、8コア、最大 3.00GHz |
GPU | Qualcomm Adreno 690 |
メモリ | オンボード: 8GB/16GB/32GB 最大32GB(LPDDR4) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB、PCIe SSD |
ディスプレイ | 13.3型 WUXGA IPS 省電力液晶 (1920 x 1200) |
WiFi | Qualcomm WCN6855 Wi-Fi 6E a/b/g/n/ac/ax、WiFi 6Eは日本では利用できず |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.2 Gen2 Type-C x2 (Video-out対応) |
バッテリー | 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー 49.5Whr |
サイズ | 298.7 x 206.4 x 13.4mm、 約 1.06kg~ |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | 2スピーカー(キーボード面にスピーカー)、ファンレス仕様 |
Snapdragonの搭載により、インテル・AMD搭載のPCと比較すると バッテリーの持続時間が長いことに間違いがないのですが、製品情報では以下1の記載にとどまっています。
- JEITA2.0に基づく計測では、最大 約31.2時間、「数日間のバッテリー駆動が可能」との表現あり。
- 参考指標として、AMD Ryzen 5 PRO 4650Uを搭載の「ThinkPad X13 Gen 1」のJEITA2.0では 約 12.3時間となっています。これにより、バッテリー容量なども考慮しない単純計算では、約2.5倍程度のバッテリー持続時間。
外観
ブラックボディにトラックポイントを装備する外観は、通常のThinkPadと同様ですが、ファンレス仕様であり、底板に通風孔がないことも特徴です。
▼通常のThinkPadよりも、ディスプレイ・キーボード面の四隅が丸みを帯びているように感じます。なお、画像は英語キーボードですが、国内販売版は日本語キーボードです。
▼通風孔のないフラットな底面です。左下に「Mg」とあり、マグネシウム製であることがわかりますが、ボディの90%に再生マグネシウムを使用しています。
▼Web カメラの部分を除いてはフラットな天板です。左サイドの「Lenovo」のロゴがアクセントになっています。
まとめ
ごく簡単にですが、PUにSnapdragon 8cx Gen 3を搭載の「ThinkPad X13s Gen 1」のスペックと外観について記載しました。快適タイピングのThinkPadのキーボードに、バッテリーでの長時間稼働、ファンレス仕様と、私にとっては13.3インチの理想形の一つです。
なお、以下の画像のとおり、2022年6月25日時点の価格は 158,499円となっていますが、5Gの国内の対応状況、5G対応で必要となるオプションなどは未確認です。
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