今回 レビューする製品は、CPUにAMD Ryzen 7 PRO 7840Uを搭載する「Lenovo ThinkPad T14s Gen 4 AMD」です。
私はWindows ノートPCのメインとして、カスタマイズにより CPUにCore i7-1360Pを搭載する「ThinkPad E14 Gen 5」を使用しています。今回は、Lenovoさんからお借りした製品に基づいてのレビューですが、Ryzen 7 PRO 7840Uのベンチマークスコアと体感レスポンスは、概ねCore i7-1360Pと同水準となり、キビキビと動作します。
また、キーボードのタイピング感も同様に快適ですが、T14s Gen 4のマグネシウム製、ピーチスキンの筐体の質感は E14 Gen4と異なり、よりThinkPadらしさを感じます。
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Think Pad T14s Gen 4 AMD、公式ストア
ThinkPad T14s Gen 4 AMDのスペック
レビューした製品のThinkPad T14s AMDの型番は「21F8CTO1WW」。そのスペックは以下となります。
Core Ultraを搭載する「ThinkPad T14s Gen 5」が発売となり、旧モデルとなりましたが、普段使いでは Core Ultra 5と比較しても、体感レスポンスの相違はないと思われます。
CPU | AMD Ryzen 7 PRO 7840U、Zen 4 アーキテクチャ、8コア 16スレッド |
GPU | AMD Radeon 780M |
メモリ | 16GB LPDDR5 オンボード |
ストレージ | M.2 PCIe 4.0 SSD 512GB |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1920 x 1200、IPS、非光沢 |
WiFi | Wi-Fi 6E 対応 |
Bluetooth | 5.3 |
ポート類 | USB4 (Thunderbolt 4 対応) 、USB Type-C 3.2 Gen 2、USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) 、USB 3.2 Gen 1 、HDMI、有線LAN |
サイズ | 317.7 x 226.9 x 17.9mm、1.35kg~ |
OS | Windows 11 Home |
その他 | バックライト付きキーボード |
メモリはオンボードとなり、換装、増設できないことに留意ください。詳細なスペックは、以下の公式サイトもあわせて参照ください。
ThinkPad T14s Gen 4 AMD、詳細スペック
ThinkPad E14 Gen 5 実機レビュー、Core i7-1360P / 2.2K 解像度モデルは快速・快適、タイピング感も上質
ThinkPad T14 Gen 4のスペック、ThinkPad E14 Gen 5との相違事項のポイント
▲私は「ThinkPad E14 Gen 5」の購入時に、「ThinkPad T14 もしくはT14s」と迷ったのですが、価格とE14 Gen 5はSSDを増設可能なメリットを踏まえて、E14 Gen 5の購入を決定。今回のT14sのレビューにより、ピーチスキンの質感では、T14sが よりThinkPadらしいことを再認識しました。
実機のシステム情報
続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。
▼Windows 11「設定」の「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」。CPUは AMD Ryzen 7 PRO 7840U、GPUはRadeon 780M、OSは Windows 11 Home
▼14インチの液晶の解像度は 1920 x 1200、アスペクト比 16 : 10。拡大率は推奨の150%で程よいです。
以降の画像は、以下の記事にて紹介のフリーソフト「HWiNFO」から抽出したものです。CPUの温度、メモリやSSDの型番、バッテリーの劣化度合いも確認可能な優れたソフトです。
HWiNFO、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフトの概要。投稿数 約4万件のフォーラムも充実
フリーソフト「HWiNFO」利用による Windows PC バッテリー劣化度の表示事例
▼システムの概要。クリックにて拡大できます。
▼上の概要から CPUの情報を拡大。CPUはZen 4 アーキテクチャのRyzen 7 PRO 7840U、8コア16スレッド、Zen4 アーキテクチャ、4nm プロセス、TDP 28W
▼メモリは オンボード LPDDR5 16GB。クアッドチャンネルとありますが、デュアルチャンネルです。
▼GPUは AMD Radeon 780M
▲▼14インチ液晶の型番はBOEの「NE140WUM-N6G」。Panelook サイトで確認したところ、以下の高品質な液晶です。
- 輝度 400 cd
- コントラスト比 1500 : 1
- 99% sRGB
- コネクターは30 Pin
▲▼2024年4月30日現在、カスタマイズ可能な液晶は以下の6種類。レビュー機はグリーンの液晶ですが、2.8K 解像度の有機ELパネルを選択することもできます。なお、輝度は300 nitとなりますが、解像度と色の再現性のうえで、2.2K 解像度 100% RGBの液晶もよいと思います。
▼PCIe 4.0 SSDの型番は「SKHynix_HFS512GEJ9X162N」。ググったところ、国内外通販ともに抽出できませんでしたが、2280サイズのSSD、Readは7000MB/s越の このクラスのPCとしては高速なSSDです。
外観
外観について記載します。所有する「ThinkPad E14 Gen 5」は アルミ製シャーシにピーチスキンではない天板ですが、「ThinkPad T14s」は マグネシウム合金製にピーチスキンの天板です。
E14 Gen 5の質感もわるくはないのですが、素材の相違もあり、T14sが 高品質です。ただし、ピーチスキンのため、油脂の付着、経年劣化には注意する必要がありそうです。
なお、ディスプレイとキーボードについては、別の段落にて記載しています。
▼左サイドの全体像。ポート類は左から、USB4 x 2個、HDMI、USB 3.2 Gen1、マイクロホン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック。USB 3.2 Gen1 ポートは、ドングルの挿入しづらさなどはなく、一般的です。
▼左サイドを拡大。左側のUSB4ポートのみ、電源の絵柄がありますが、右のUSB4ポートにおいても給電・充電可能であることを確認済です。また、双方のUSB4からの外部モニター接続も、実機で確認しています。
▼天板のLenovoのロゴがわかるように拡大。拡大して初めて気が付いたのですが、立体感のあるロゴのプレートです。
▼右サイドの全体像。左から USB 3.2 Gen1、(右端は)セキュリティ キーホール。なお、レビュー機では塞がっていますが、左の長い部分は カスタマイズ・オプションのスマートカードリーダーです。
▼右サイドの通気口を拡大。Web サイトのブラウジングや記事編集などのライトユースではファンがそれほど回転しないため、排出された熱風が、マウスを持つ手に直撃することはありません。
インテル 第8世代のThinkPadでは、ライトユースでも熱風が直撃することも多いのですが、T14sでは作業に集中することができます。
ただし、ベンチマークで負荷をかけた際には、多少の熱風が排出され、キーボードの右のベゼルに やや熱を帯びます。
▼ThinkPadのロゴを拡大。他のThinkPadと同様に、電源オン時に赤の部分のLEDが光ります。
▼写真ではピーチスキンの質感が伝わりにくいのですが、X1 Carbonなどに採用のピーチスキンです。
▼底板の全体像。通気口は写真の左上のみ。ゴム足は4箇所ともに小さく、特にヒンジ側が小さいです。
▼ヒンジ側のゴム足を拡大。小さなゴム足ですが、硬質であり 重さで潰れるような現象はありません。
▼「マグネシウム合金のシャーシ」と明記されています。
▼レビュー機は45WのAC アダプターが付属。他のThinkPadと同一のAC アダプターですが、それほどコンパクトなタイプではありません。
ThinkPad E14 Gen 5との外観の簡易比較
私としては、所有する「ThinkPad E14 Gen 5」との外観の相違が気になりますので、簡易的に比較してみました。製品の素材(マグネシウム製のT14s Gen 4 vs アルミ製のE14 Gen 5)、塗装(T14s Gen 4はピーチスキン)が異なり、質感としては T14s Gen 4がより高いもの。
▼上はT14s Gen 4、下はE14 Gen 5です。淡めのブラックのT14s Gen 4と 濃いブラックのE14 Gen 5と、塗装も異なります。
▲▼こちらは下がE14 Gen 5、上がT14s Gen 4です。上の写真のように、Web カメラのデザインとベゼル幅の相違もあってか、奥行きのサイズが異なります。
▲厚みは異なります。また、T14s Gen 4(質量 1.35kg)を手にした瞬間に、E14 Gen 5(質量 1.53kg)よりも軽いことがわかります。
▼上はT14s Gen 4、下はE14 Gen 5ですが、ヒンジのデザインと電源ボタンの配置も異なります(ヒンジ部分の詳細な写真は、撮り漏れました)。
液晶
液晶の品質について記載します。「実機のシステム情報」の段落に掲載しましたが、レビュー機の液晶の型番は「BOE NE140WUM-N6G」、以下のグリーンの液晶(輝度 400 nit、100%sRGBが該当します。
上の画像のグリーンの液晶に対するコメントは以下です。
- ThinkPad E14 Gen 5でカスタマイズした 2.2K 解像度 / 100% sRGBの液晶と比較しても、色合い・色の再現に大きな相違なし。写真を表示しても、色合いなどの表示に違和感はありません。
- M1 MacBook Airで写真の編集直後に T14sにて継続作業を行いましたが、写真の色合いなど、Macと遜色ない表示です。
- 極端な角度から見た場合、多少の淡さも感じますが、総じて視野角は広いです。
- 14インチ 2.2K 解像度(本製品はFHD)の液晶と比較、文字を拡大した場合、多少 ボヤっとしているようにも感じます。ただし、私の老眼鏡越しの視認であり、一般的には十分でしょう。
- デフォルトの色合いとしては、やや暖色寄りでしょうか。一般的には 万人受けする色合いです。
- 目視する範囲での明るさは、400 nitよりも やや暗いようにも感じます。ただし、一般的なノートPCの液晶と比較すると明るいです。
▼レッドの部分の描写など、実機は写真よりも鮮やかです。Web カメラが組み込まれた 上のベゼルは やや太いように感じます(実測することを失念しました)。
▼当サイトのホーム画面の表示ですが、寒色・暖色のどちらかと言えば、暖色寄りの色合いです。
▼この角度で見ると淡さもありますが、全般的に視野角は広く良好です。
キーボード
キーボードのタイピング感は、以下の記事にて実機レビューの「ThinkPad E14 Gen 5」、「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」と同様です。ノートパソコンとしてはタイピング感はよいものの、2018年以前のThinkPadのキーボードと比較すると、キーストロークが浅くなり、ThinkPadらしさが損なわれています。
ThinkPad E14 Gen 5 実機レビュー、Core i7-1360P / 2.2K 解像度モデルは快速・快適、タイピング感も上質
ThinkPad X1 Carbon Gen 10 実機レビュー、程よいレスポンスと上質なキーボード、16:10のディスプレイで作業効率アップ
▼具体的なタイピング感は以下です。
- 浅いストロークであり、従来のThinkPad らしさが損なわれていますが、やはり ThinkPadのキーボード。一般的なノートPCと比較すると、リズミカルに高速タイピング可能です。
- MacBookのように軽いキーではなく、多少 押し込み時に力を要します。
- Enter キー右のキーの一部が 主要キーのサイズと異なりますが(小さい)、頻繁に使用するキーではないため、大きな影響はありません。
- トラックポイントの動きは、他のThinkPadも含めた従来製品と同様に スムーズです。
- 左右のクリックボタンとセンターボタンもまた、2018年以前に発売のThinkPadよりも高さが低くなっています。ただし、操作性に影響はありません。
▼キーボードのキー、トラックパッドのクリックボタン・センターボタンともに、従来のThinkPadと比較すると、低くなっています。
▼キーの中央に向けて僅かに窪んでおり、キー押下時に指にフィットします。
▼バックライトを点灯しての、キーボードの全体像。Enter キー左の一部のキーが主要キーより小さいですが、タイピングに影響するものではありません。
ベンチマークスコア
続いて、実機で計測のベンチマークスコアを掲載します。比較対象は、以下の記事にて実機レビューの、Core i7-1360Pを搭載する「ThinkPad E14 Gen 5」、AMD Ryzen 7 7840HSを搭載の「MINISFORUM UM780 XTX」です。
ThinkPad E14 Gen 5 実機レビュー、Core i7-1360P / 2.2K 解像度モデルは快速・快適、タイピング感も上質
MINISFORUM UM780 XTX 実機レビュー、Ryzen 7 7840HS / DDR5 RAMの快適レスポンス、静音性にも優れた 作業効率アップ確実のミニPC
Geekbench 5
Geekbench 5のスコアは「シングルコア 1800、マルチコア9247」。2つめの画像は Core i7-1360P、3つめは Ryzen 7 7840HSです。Ryzen 7 PRO 7840Uは、Core i7-1360Pと ほぼ同水準と言えそうです。
▲▼以下の記事にて、これまでレビューしたPCをメインに、Geekbench 5のスコアを一覧化しています。シングルコア、マルチコアともに、M1 Macよりも高いスコアです。
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
Geekbench 6
Geekbench 6のスコアは「シングルコア 2308、マルチコア 10305」。Geekbench 6と5では、評価項目と基準となるPCが異なるため、Geekbench 6は5よりも高いスコアとなります。
▲下のスコアは Core i7-1360Pのスコアですが、Geekbench 5のシングルコアのスコアが同水準であったのに対して、Geekbench 6では やや開きがあります。
CINEBENCH R23
CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 1676、マルチコア 10080」。2つめの画像は Core i7-1360P、3つめは Ryzen 7 7840HSですが、シングルコアのスコアは Core i7-1360Pよりもやや低いです。
3DMark Time Spy
「3DMark Time Spy」のスコアは 2658、2つめの画像はCore i7-1360Pですが、統合GPUの性能が高いAMD Ryzen / Radeonですので、Core i7-1360Pよりも かなり高いスコアです。
PCMark 10
「PCMark 10」の総合スコアは 5,875。2つめの画像のCore i7-1360Pと比較すると、EssentialsとProductivityのスコアは劣位ですが、Digital Content Creationのスコアが高いです。ここも、GPUのRadeonの影響が大きいです。
ドラクエベンチマーク
ドラクエベンチマークのスコアは「とても快適、9466」。2つめの画像のCore i7-1360Pとは 大きな差があります。
CrystalDiskMark
型番「SKHynix_HFS512GEJ9X162N」のPCIe 4.0の速度は「Read 7152MB/s、Write 5022MB/s」。これまでにレビューした、このクラスのノートPC / ミニPCのなかでは Readにおいては最速の部類です。ただし、4000MB/s クラスのSSDと比較して、体感できるほどではありません。
外付けグラボとの接続
USB4ポートを搭載していますので、USB4 / Thunderbolt 3 あるいは4で接続可能な 外付けGPU ボックスを接続してみました。なお、上の写真は「ThinkPad E14 Gen 5」を接続している様子です。
ThinkPad E14 Gen 5に外付けGPU ボックスを接続し、ベンチスコアを計測。PDにも対応し、他のノートPCの電源としても活用中
TH3P4G3、安価なGPU ボックスの実機レビュー、外付けグラボの接続以外にノートPCの電源としても活用中
▼接続したGPU ボックスは、こちらの製品です。AliExpressにて購入しましたが、国内通販と比較すると格安です。
▼GPU ボックスのケーブルをUSB4ポートに接続後、ドライバーの自動インストール後(ケーブル接続から約3~5分後)、接続のGeForce GTX 1080を認識。GPU ボックスはホットスワップに対応していますので、以降はPC使用中のケーブルを接続で即認識となります。ベンチマークの計測は行いませんでしたが、上記のE14 Gen 5の記事を参照ください。
体感レスポンス
レビュー機は、Zen 4 アーキテクチャのAMD Ryzen 7 PRO 7840Uを搭載していますが、普段使いに影響する CPU ベンチマーク シングルコアのスコアは、Core i7-1360Pと同水準、あるいは僅かに下回る水準。体感レスポンスも、同水準でキビキビと動作します。
私の普段使い(Web サイトのブラウジング、記事・画像の編集、動画視聴、Excel / Accessの大量データの取り扱い)において、同クラスのPCでは同じコメントとなりますが、体感レスポンスは以下です。
- 上記の普段使いでは、遅さを全く感じることなく キビキビと動作します。
- このクラスのPCでは、Ryzen 7 7840HS、Core i9-12900HK、Core i5-13500H、Core i7-1360P、M2 Pro Macと比較しても 遜色なく動作します。
- ただし、統合型のGPUでもあり、負荷を要するゲーム向きではありません。
- Windowsの起動・終了、大容量アプリのインストールにおいても、待たされ感もなく快速です。
- 精度の高い顔認証、静音とも言えるCPU ファンと相まって、作業に集中することができます。
サウンド
音楽・動画に重きをおいたPCではないこともあり、サウンドはビジネス向けのPCよりも 僅かによい程度です。
- YouTubeやAmazon Musicの音楽を再生した際、多少 音量を上げると 音割れを感じます。
- 低音、中高音ともに、一般的なノートPCの音質。Lenovoの製品でも、メディア再生に重きをおいたPCと比較すると、やはり音質は劣ります。
- ThinkPadのうち、この数年に販売の製品としては、X1 Nano / X1 Carbon Gen 10 / E14 Gen 5などをレビューしていますが、これらと同様の音質です。
顔認証
ThinkPad T14s / E14 Gen 5 / X1 Nano Gen 3など、この1年で実機レビューした ThinkPadの顔認証の精度は、以前のモデルにも増して高いです。このため、指紋認証を使用せず、顔認証のみ登録しました。
認証の登録も早く、実際の認証においても、眼鏡を変更しても確実に認証できています。E14 Gen 5では指紋認証も登録していますが、ほぼ顔認証のみで対応でき、指紋認証とPIN コードの使用なくログインしています。
CPU 温度、ファン音量
ベンチマークで負荷をかけた際のCPU 温度は低く抑えられており、また、ファン音量も大きくありません。Web サイトのブラウジングや記事の編集などのライトユースでは、ほぼ無音で作業に集中することができます。
▼CINEBENCH R23にて負荷をかけた際のCPU 温度は、最大でも80℃台の半ばと 許容範囲内。なお、キーボード面の右ベゼルあたりに 多少の熱を帯びますが、気にするほどではありません。
▼iPhone アプリ「デジベル X」にて計測のファン音量です。CINEBENCH R23により負荷をかけた際の音量の平均は 約40dB。負荷をかけた際には 静音とは言えないまでも、それほど大きくない音量です。なお、前述のとおり、ライトユース時には ほぼ無音の時間も多いです。
まとめ
今回はLenovoさんにお借りした端末でのレビューですが、所有するThinkPad E14 Gen 5と比較すると、マグネシウム製・ピーチスキンの筐体は、よりThinkPadらしさを感じます。また、本文には未掲載ですが、ずっしり感のあるE14 Gen 5に対し、T14s Gen 4は手にして即 軽量であることがわかります。
ThinkPad E14 Gen 5と異なり、メモリはオンボードとなり、SSDの増設はできませんが、X1 Carbonと変わらない筐体の品質で、より低価格なThinkPadをお探しの場合には候補となる製品です。
この場合、Core Ultraを搭載するT14s Gen 5も候補となります。
レビューした製品はこちら
今回レビューした端末は、上位スペックの製品となります。2024年4月30日現在の直販ストアの価格は、税込・送料込みの195,338円。
Think Pad T14s Gen 4 AMD、公式ストア
▼こちらは参考情報の、Core Ultraを搭載する「ThinkPad T14s Gen 5」です。
▼インテル CPU モデルですが、Thinkpad T14s Gen 5とGen 4のスペックと外観を比較してみました。
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