POCO F6 Pro レビュー、Snapdragon 8 Gen 2 / UFS 4.0 / 120Hz リフレッシュレートによる快適レスポンス。スペック重視で購入して正解 | Win And I net

POCO F6 Pro レビュー、Snapdragon 8 Gen 2 / UFS 4.0 / 120Hz リフレッシュレートによる快適レスポンス。スペック重視で購入して正解

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今回レビューする製品は、CPUにSnapdragon 8 Gen 2を搭載する 6.67インチスマホの「POCO F6 Pro」です。 基本スペックの高さに加え、120Wの急速充電に対応と、そのコスパの高さから多くのサイトで取り上げられています。

下位の「POCO X6 Pro」と迷いつつも、今後 数年間 使用することなどを考慮し、「F6 Pro」を購入しましたが、基本スペックと120Hzのリフレッシュレートとあわせてヌルヌルと動作し、購入して正解でした。

なお、カメラ・写真については、他のスマホとの比較検証中のため、後日の追記となります。

レビューする製品はこちら

POCO F6 Pro、Amazon

POCO F6 Pro、楽天市場

 

POCO F6 Proのスペック

上の画像は AliExpressの製品紹介から引用したものですが、Galaxy S24+と比較してのコスパの高さが強調されています。本来なら 10万円以上となるであろうスペックですが、メモリ 12GB / ストレージ 256GBの場合、国内通販での販売価格は 69,980円。コスパの高いPOCOの歴代製品のなかでも、そのコスパ度は特に秀でています。

 

POCO F6 Pro、F6、X6Proの簡易的なスペック比較。スペックはF6 Proがダントツも X6 Proも侮れず

▲▼下表は上の記事にて掲載の、「F6 Pro」「F6」「X6 Pro」の簡易的なスペック比較です。一般的には、AnTuTu ベンチ v10のスコアが約146万となる「X6 Pro」においても十分ですが、私は 旧世代とは言えハイエンドのSnapdragon 8 Gen 2と、120W 急速充電などに惹かれて、「F6 Pro」を購入しました。

 

▼「POCO X6 Pro」を購入候補としつつも、「POCO F6 Pro」を購入した背景は 以下の記事に掲載しています。

POCO F6 Proのスペックと購入した背景。X6 Proと迷いつつも 、高スペックなF6 Proは大きな魅力

 

実機のシステム情報

続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。AliExpressから購入しましたが、技適マークを確認済です。

設定アプリのシステム情報

以下の「デバイス情報」の画面は縦に長いため、空白を縮めて2分割で表示しています。OSは Android 14ベースの Xiaomi HyperOS。HyperOSについて記載すると長くなるので、詳細はこちらの Xiaomi 公式サイトを参照ください。

 

▼今回はAmazonや楽天市場ではなく、AliExpressから購入しましたが、「デバイス情報」「認証」にて、「技適マーク」を確認済です。

 

▼「デバイス情報」「詳細情報と仕様」より。RAMは「12.0+6.0GB」となっていますが、6.0GBはメモリ拡張を示しています。

 

▼「設定」アプリの「アプリを管理」のアプリ一覧ですが、POCO / Xiaomi関連、ゲームなどのプレインストールアプリがてんこ盛り状態です。

▲▼私はひとまず、以下のゲーム関連のアプリをアンインストールしました。UFS 4.0のストレージですので、アンインストールは俊速です。

 

「Device Info HW」から抽出のシステム情報

以下の記事にて紹介のアプリ「Device Info HW」から抽出のシステム情報を掲載します。

Android 端末のシステム情報抽出なら「Device Info HW」。無料アプリながらも広告なし、多くの情報を抽出可能

 

▼画像下側のとおり、メモリは 12GB LPDDR5X、ストレージはUFS(4.0)

 

▼Snapdragon 8 Gen 2は、Cortex X3 x 1、Cortex-A710 x 2、Cortex-A715 x 2、Cortex-A510 x 3の構成です。

 

▼液晶は、6.67インチ、解像度 3200 x 1440、リフレッシュレート 最大 120Hz。私はリフレッシュレート 120Hzのスマホを複数所有していますが、「POCO F6 Pro」は スクロールがより滑らかに動作します。

 

▼購入したモデルは メモリ 12GB / ストレージ 256GB。私の使い方においては十分です。なお、画像に掲載のメモリは物理メモリのみの表示であり、メモリ拡張は未反映です(前述・後述していますが、設定アプリでは メモリ拡張の割当容量を確認できます)。

 

▼リアカメラとフロントカメラの情報です。

 

▼バッテリーの情報ですが、「Device Info HW」では「Cycle count」も管理できます。

 

▼センサーの項目ですが、左の緑が搭載、赤が未搭載を示しています。バロメーター(気圧計)は未搭載です。

 

Widevine L1の対応状況

当然のごとく、動画配信サイトの動画を高画質再生可能なWidevine L1に対応(Netflixにも対応)しています。

 

▼Widevineの詳細は以下の記事を参照ください。中国新興ブランドのタブレットにおいては、Widevine L1に対応しているか否かが、ポイントの一つとなり、製品情報においても強烈アピールされています。

Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた

 

購入した Android タブレットのWidevine L1対応の確認なら「DRM Check」アプリが便利。起動後に即視認可能

▲「DRM Check」で確認の「Widevine L1」の対応状況。赤文字のとおり、高画質(FHD)再生可能な「L1」に対応しています。

 

Android 端末にて、Netflix、hulu、Amazon Prime Videoの再生画質を確認する手順。Widevine L1 対応の確認にも有効

▲▼Netflixでの対応状況は、Netflix アプリの「再生仕様」で確認する必要があります。Netflixにおいても、Widevine L1に対応しています。

 

メモリ拡張機能の設定

中国新興ブランドの端末では メモリ拡張機能を強烈にアピールしていますが、Xiaomiの端末では アピールされることはありません。メモリ拡張機能の設定手順は以下の記事に記載していますが、簡単に設定することができます。

Xiaomi HyperOS、メモリ拡張機能の設定方法を画像で概説
基本的な設定となりますが、Xiaomi HyperOSを搭載するAndroid 端末での、メモリ拡張機能の設定方法を記載します。他のAndroid 端末での設定方法は以下の記事にて記載していますが、「設定」アプリの項目から設定することに変わ...

 

▼詳細は上の記事を参照となりますが、「設定」アプリの「追加設定」「メモリ拡張」にて、拡張メモリのオフ、4GB、6GB、8GBから選択し、端末を再起動することにより有効となります。

 

外観

開封、付属品、外観について記載します。ブラック・ホワイトの2色展開ですが、購入したのはブラックです。狭いベゼル幅で、背面の質感は高く、また、指紋や油脂の付着が全くと言えるほどに目立つことはありません。

 

▼「POCO F6 Pro」は、Amazonや楽天市場などの国内通販で販売されていますが、今回は(PayPalのUSD残高があったため)AliExpressから購入しました。以下のとおり、厚いクッションで梱包されており、保護は十分です。

 

▼POCOではお馴染みの黒と黄色の外箱です。

 

▼サイズ感がわかるよう、マウスを並べて撮影しました。

 

▼他のスマホと同様に、梱包のビニールに製品の特徴が掲載されています。右は付属のケースです。

 

 

▼付属品は、説明書・保証書類、120W 電源アダプター、USB-A to USB-C ケーブル、SIM ピン。海外通販サイトのAliExpressから購入したこともあり、電源アダプターはEUプラグです。写真の変換アダプターは、手元にあったもの。

なお、付属のケースについては、当段落の最後に掲載しています。

▲▼120Wと高出力なこともあり、電源アダプターは大きいです。120W 急速充電に対応のスマホは、以下の記事においてもレビューしていますが、こちらの電源アダプターも大きなサイズです。

OUKITEL WP30 Pro レビュー。Dimensity 8050を搭載し AnTuTu スコアは約81万、RAM 12GB、UFS 3.1 ROMの快適レスポンス。120W急速充電、背面液晶も搭載のタフネススマホ
今回レビューする製品は、CPU(SoC)にDimensity 8050、物理メモリ 12GB + 拡張 12GB、高速なUFS 3.1 512GB ストレージを搭載する 6.78インチのタフネススマホ「OUKITEL WP30 Pro」です...

 

▼背面の全体像。触った感触では明確ではありませんが、背面はガラス製との情報もあります(サイドとフレームはアルミ製)。特に背面の質感が高く、指紋や油脂の付着は全くと言ってよいほどに目立ちません。一方、サイドの油脂の付着は多少あります。

▲▼なお、AliExpressから購入した製品ですが、前述・以下のとおり、設定アプリにて技適マークを確認済です。

 

▼右サイドより。サイドがブラックのためにわかりにくいですが、右サイドには 音量調整ボタンと電源ボタンがあります。

 

▼左サイドには何もありません。

 

▼背面はザラつきのあるようなデザイン・模様ですが、鏡面ほどではないにしても ツルツルとした触り心地です。

▲▼下サイドにSIMトレイ、USB-C、スピーカーがあります。なお、下の写真のホームアプリはランチャーにより、iPhone ライクにしています。

 

▼液晶の品質は後の段落に記載しています。上下左右ともにベゼル幅は狭いのですが、特に上下が狭いです。なお、フィルムは予め貼り付けられています。ガラスフィルムに変更したいところですが、私の場合、Android 端末においては、概ね失敗(液晶端のラウンドに応じて 浮きが生じる)しているため、しばらく様子見(Amazonなどのレビューをじっくり確認)とします。

 

▼カメラ周りを拡大。カメラ周りパネルはガラス製(曲面ガラスと表現されています)ですが、写真のとおり、埃などの付着は大きいです。カメラの出っ張りは大きいですが、左半分に4個あるため、机上に置いた際に傾くことはありません。

▲暗くて見えづらいですが、写真でのカメラの下のサイドの右側の穴はスピーカーです。スピーカーの穴は、縦持ちでの下側が穴5個、上側が1個(もしかすると認識が異なるかも)と非対称です。

 

 

▼付属のケースを装着しました(普段、ケースを装着し使用しています)。カメラ・液晶面ともに程よい厚みがある一方、サイドの厚みは抑えられており、ホールド性を大きく犠牲にせずに使用することができます。

▲極度にツルツルした滑りもなく、触り心地も程よいもの。ただし、油脂は多少 付着しやすいです。

 

▼こちらの写真のように、左右上下の厚みは 一般的なTPUケースよりも抑えられています。

 

液晶

上の写真は、AnTuTu ベンチマーク v10の計測中の一コマです。実機は写真よりも鮮やかですが、狭いベゼル幅によりデザイン的にもよく、明るさ、鮮やかさ、色温度、太陽光のもとでの視認性ともに良好な液晶です。変則的に、私のメインスマホ iPhone 12 Pro Maxとの比較も含めた雑感を記載します。

  • 輝度を最大にした場合、iPhone 12 Pro Maxが明るいものの、太陽光のもとでの視認性は POCO F6 Proが優れています。
  • 色温度は設定アプリの「ディスプレイと明るさ」の「色彩」にて、色温度も含めて変更できます。デフォルト、寒色、暖色ともに、色合いにクセなどなく、発色は良好です。
  • ただし、白を背景とした場合、端がややピンクのように見えるのは気のせいか。
  • 解像度は3200 x 1440と、一般的なスマホよりもワンランク 高い解像度です。気のせいかもしれませんが、文字などの表示も、よりクリアのように感じます。
  • リフレッシュレートを120Hzとして使用しています。他のスマホにおいては、120Hzでのスクロールなどの滑らかさを実感できなかったのですが、POCO F6 Proでは CPUパワーの恩恵もあってか、滑らかさを実感できます。
  • 輝度の調整幅ですが、80%あたりと100%の明暗差が大きすぎるように感じます。

 

▼AnTuTu ベンチマーク v10の計測中の一コマ。明るさ、鮮やかさともに良好です。

 

▼ダウンロードした壁紙に変更しています。写真では(特に2つめの写真)ベールがかったように見えますが、実機は原色系の色合い・コントラストともに良好です。

 

▼私は iOS ランチャー(アプリ名は「OS 17 Lancher」)をインストールし、ホーム画面を iPhone ライクにしています。

液晶の話ではありませんが、iPhone 12 Pro Maxのホールド感と比べると、横幅がやや狭いもの。また、POCO F6 Proの質量は209gと、POCO F6 / X6 Proより重いですが、iPhone 12 Pro Maxの226gとの比較では、17gの相違以上にPOCO F6 Proは軽く感じます。

 

ベンチマークスコア

実機で計測の、AnTuTu ベンチマーク v10、Geekbench 6、 3DMark、ストレージのベンチマークスコアを掲載します。

 

▼AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは 1579903。何度か計測しましたが、同水準のスコアとなり、製品紹介での公開値 約164万にはやや及ばず。

 

▼Geekbench 6のスコアは「シングルコア 1915、マルチコア 5293」

▲▼シングルコア、マルチコアともに、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する「Samsung Galaxy S23」と同水準のスコアです。

 

▼3DMark / Wild Life Extremeのスコアは 3417。

▲▼同じく Snapdragon 8 Gen 2を搭載する Xiaomi 13 Ultra / Meizu 20 Proと同水準のスコアです。

 

Androidでストレージの速度計測なら「CPDT Benchmark」、メモリの速度も計測可能で、機種により大きな相違も

▲▼上の記事にて紹介のアプリ「CPDT Benchmark」で計測の、UFS 4.0 ストレージのスコアは、Write 893.1MB/s、Read 1.1GB/sと、PC向けのSSDで言えば エントリークラスのPCIe M.2 SSD クラスの実力です。

 

▼ドコモ回線「OCN モバイル One」SIMでの、千葉市郊外の自宅での回線速度です。電波強度は高くないのですが、それでも 32Mbpsの速度となり、これまで試した Android スマホではトップ水準です。

 

▲▼後日、「OCN モバイル One」から「楽天モバイル」にMNPしました。上の画像は自宅で計測の回線速度です。画像の左は POCO F6 Pro + 楽天モバイル、右は ソフトバンク + iPhone 12 Pro Maxのスコアですが、楽天モバイルがソフトバンクよりも速いとは想定外。

楽天モバイル 最強プラン、ソフトバンク SIMとの回線速度の比較と使用感。地上では想像以上の回線速度

 

体感レスポンス

私のスマホの用途は、Web サイトのブラウジング、記事の編集(画像の編集を含む)、SNS / 買物関連 / FXのアプリのライトユースです。これらの用途では AnTuTu ベンチマーク v10のスコアが 約80万もあれば、それ以上のスコアであっても大きく体感できるほどではないものの、随所に滑らかさを感じます。

実際に、約10日間ほど、POCO F6 Proを操作し、AnTuTu スコア 約80万のスマホと大きな体感差を感じないのですが、そのなかでのコメントです。

  • メインスマホのiPhone 12 Pro Maxと比較すると、上記の用途において 若干 速さを体感できます。特に、FX アプリの挙動・レートの反映が速いです。
  • iPhone 12 Pro Max、他の下位のAndroid スマホと比較しても同様ですが、POCO F6 Proの基本スペックの高さと 120Hzのリフレッシュレートと相まって、Google Chromeやインスタの縦スクロールは かなり滑らかです。
  • Xiaomi HyperOSとピュアなAndroid OSのアニメーション効果の相違もあるかと思いますが、AnTuTu スコア 約80万のスマホが キビキビと動作すると感じることが、ごく稀にあります。ただし、多くの状況では POCO F6 Proが滑らかです。
  • UFS 4.0の高速ストレージの恩恵か、アプリのアンインストールは激速です。500MBクラスのアプリにおいても、即アンインストールが完了します。

 

スピーカー

(前述のとおり、私は iOS ランチャー(アプリ名は「OS 17 Lancher」をインストールし、ホーム画面を iPhone ライクにしています)

シングルスピーカーと思いきや(そんな訳ないですが)、上下(左右)非対称のステレオスピーカーです。わるくもなく、特筆すべきほどよくもなく、一般的な音質のスマホです。メインスマホのiPhone 12 Pro Maxと比較した場合、私が好きではない シャカシャカした音質が抑えられ、好感を持っています。

 

急速充電、バッテリー持ち

上の画像に「120Wの急速充電により、5000mAhのバッテリーを19分で100% 充電可能」とあります。ただし、19分にアスタリスクがあり、この注意書きは「付属の充電器を使用し、ディスプレイをオフにして「ブースト充電機能」を手動で有効にした場合」とあります。

 

▼「充電速度のブースト」は、設定アプリの「バッテリーとパフォーマンス」項目の「追加機能」にあります。先ほどこの設定に気がついたばかりであり、現在のところ試していないため、後日 追記します。通常モードでの充電は、26%の充電に約17分要しました。

 

▼また、急速充電を最大限活かすためには、「バッテリー保護」を「通常充電」とする必要があります。

 

なお、私はドコモ回線の「OCN モバイル One」SIMを使用しています。他の複数台のAndroid スマホでの同SIMの運用では、スリープ時のバッテリー消費が大きいのですが、POCO F6 Proでは大きな消費量でありません。この相違の背景は未確認ですが、私にとっては特筆すべき事項です。

 

2024年7月28日追記。以下の記事にて、POCO F6 Pro / Xiaomi HyperOS / 楽天モバイル SIMでの、スリープ時のバッテリー消費を確認してみました。約15時間の放置で バッテリー消費は2%と かなり優秀です。

POCO F6 Pro / Xiaomi HyperOS、かなり優秀なスリープ時のバッテリー消費。実機で簡易的に確認してみた

 

指紋認証、顔認証

顔認証、インスクリーンの指紋認証ともに登録しています。双方ともに有効とした場合には、顔認証の精度が不明だったのですが、顔認証のみをオンにした場合、精度が高いことがよくわかります。

  • インスクリーンの指紋認証は、毎回 完璧と言えるほどに1回でロック解除。私にとっては初めてのインスクリーンの指紋認証でしたが、サイドの指紋認証よりも遥かに効率的です。
  • 指紋認証をオフにし、顔認証のみを有効化した場合、顔認証の精度の高さがよくわかります。こちらもほぼ一発で、しかも瞬間的に認証できています。この速さを体感すると、メイン利用のiPhone 12 Pro Maxの顔認証が遅く感じます。

 

高負荷時の発熱

ネットでは「POCO F6 Pro」の高負荷時の発熱についての言及が多数ありますので、確認してみました。

  • 確かに、AnTuTu ベンチマークの測定などで負荷をかけた際に、背面・サイドに熱を帯びます。ほんのりした温もりではなく、「スマホとしてはやや熱い」と感じます。
  • ズボンのポケットに入れている際に発熱するものでもなく、「高負荷時には多少の発熱がある」と認識していれば、私としては許容範囲。ただし、負荷を要するゲームを長時間 連続してプレイする方にとっては、気になるように思います。

 

Android 端末のシステム情報抽出なら「Device Info HW」。無料アプリながらも広告なし、多くの情報を抽出可能

▲▼上の記事にて紹介のアプリ「Device Info HW」から抽出の温度(一部を抜粋)です。左は AnTuTu ベンチマークの計測前、右は計測完了の直後です。直後のスクショのタイミングがずれましたが、60℃台となることもありました。ベンチ計測中には さらに高い温度(体感的には70℃前後)だと思われます。

まとめ

連日の雨・曇り続きで、記事に掲載する写真を撮影できていないため、カメラについては後日の追記となります。あらためて、POCO F6 Proの使用感を整理すると以下となります。

Snapdragon 8 Gen 2、12GB LPDDR5 RAM / UFS 4.0 ストレージ、6.67インチのAMOLED パネル、120Wの急速充電対応にして、国内通販価格は 69,980円(メモリ 12GB / ストレージ 256GB モデル)。私のようにスペック重視の場合には、そのコスパの高さから「買い」となる端末です。

  • 実測でのAnTuTu ベンチ v10のスコアは 約158万。POCOの公開値 約164万には及ばずも、また、Snapdragon 8 Gen 2は旧世代となりましたが、2024年6月末においては Android 端末 トップクラスであることに間違いありません。
  • 私のライトユースでは、AnTuTu スコア 約80万クラスのスマホや メイン利用のiPhone 12 Pro Maxと比較して、体感レスポンスに劇的な相違はないものの、随所に滑らかな動作であることを感じます。
  • 特に、基本スペックの高さから、120Hzのリフレッシュレートによるスクロールなどは、下位のスマホ(同リフレッシュレート)よりも明らかに滑らかです。
  • また、UFS 4.0の恩恵か、大容量アプリのアンインストールは即完了の快適さがあります。
  • なお、ベンチマークにて負荷をかけた場合、サイドと背面に温もりとは言えない熱を帯びます。普段使いでは影響ありませんが、長時間、ゲームをプレイする場合などは 辛いように感じます。
  • AMOLEDの液晶は、色合い・明るさ・鮮やかさ・太陽光のもとでの視認性ともに良好。ただし、輝度調整において、輝度 100%で一気に明るくなるイメージです。
  • 指紋認証、顔認証ともに確実、かつ即ロック解除できます。
  • ブラックの背面の製品を購入しましたが、背面の質感は高く、指紋や油脂の付着は 全くと言えるほどに目だちません。
  • 本文には記載していませんが、おサイフケータイとFelica(Type-F)には未対応であることに注意ください。

 

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