GEEKOM XT12 Pro、Core i9-12900Hを搭載のミニPCが販売開始。アルミ製ボディにUSB4を2ポート搭載 | Win And I net

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GEEKOM XT12 Pro、Core i9-12900Hを搭載のミニPCが販売開始。アルミ製ボディにUSB4を2ポート搭載

ミニPCブランドの「GEEKOM」より、CPUにインテル 第12世代 モバイル向けハイエンドのCore i9-12900Hを搭載する「XT12 Pro」が販売となりました。

メモリはDDR4となりますが、標準モデルで32GBを搭載し、ストレージは高速なPCEe Gen 4 x 4となります。また、アルミ製ユニボディ(アルミ削りだし)であることも特徴の一つです。

GEELOM XT12 Proのスペック

2024年3月に、Ryzen 9 7940HS あるいは Ryzen 7 7840HSを搭載するハイエンドモデル「GEEKOM A7」が販売開始となりました。タイトル下の画像の天板から、A7とXT12は別筐体と思えたのですが、サイズは全く同じです。Intel vs AMDのために、マザーボードなども異なりますが、筐体はデザイン違いとも思います。

GEEKOM A7、Ryzen 9 7940HS / Ryzen 7-7840HS搭載 ミニPCのスペックと特徴

 

CPUCore i9-12900H、14コア 20スレッド、TDP 35W
GPUIntel Iris Xe Graphics
メモリDDR4-3200 32GB、最大 64GB
ストレージM.2 2280 PCIe 4.0 SSD 1TB、2242サイズ M.2 SATA SSDを増設可能
WiFiWiFi6E 対応
Bluetooth5.2
ポート類HDMI x 2、USB4 x 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 3、USB-A 2.0、SD カードリーダー、有線LAN
サイズ(実測)112.4 x 112.4 x 37mm
OSWindows 11 Pro
その他19V 電源アダプター(90W)

 

▲▼ベンチソフトが明らかではありませんが、ベンチスコアは Ryzen 9 6900H(6900HS、もしくは6900HX)よりも高速とあります。以下の記事にて、Ryzen 9 6900HXを搭載する「Beelink SER6」をレビューしていますが、6900HXにおいても 上位の製品と相違がわからないほどに キビキビと動作します。

Beelink SER6 ミニPC 実機レビュー、Ryzen 9 6900HXを搭載でキビキビ動作で静音、PCIe 4.0 SSDを2基搭載可能
今回レビューする製品は、CPUにAMD Ryzen 9 6900HXを搭載するミニPC「Beelink SER6 6900HX モデル」です。既にSER7シリーズが販売されていますが、従来のSER6シリーズから筐体のデザインを変更し、2...

 

▼こちらは、同世代で下位のCore i7-12700Hを搭載するPCの実機レビュー記事です。このPCにおいても、普段使いでは全く遅さを感じることなく動作します。

富士通 LIFEBOOK WN1/H1 実機レビュー、Core i7-12700H搭載でキビキビ動作、HDMI 入力端子も装備の17.3インチノート
今回レビューする製品は、富士通の17.3インチ ノートパソコン「LIFEBOOK WN1/H1」です。富士通さんにお借りしたモデルですが、CPUは インテル 第12世代 Core i7 12700H、メモリは なんと64GBも搭載してい...

 

▲▼GEEKOMのハイエンド ミニPCは、以下の記事にて実機レビューしています。内部の構成などの作りはしっかりしていますが、懸念事項は冷却対応とファン音量。

本製品と同様に、CPUファンのみでの冷却ですが(MINISFORUMとBeelinkのハイエンド製品は、CPUファン以外に小型のファンを備えている製品も多い)、以下の製品はファン音量が大きい(特にIT13)です。このため、本製品とRyzen 9 7940HS あるいは Ryzen 7 7840HSを搭載の「A7」の実機・レビュー記事での ファン音量を確認したいところです。

GEEKOM IT13 実機レビュー、Core i9-13900H / メモリ 32GB / PCIe 4.0 2TB SSDを搭載し、M2 Pro Mac mini並みにキビキビ動作のミニPC
今回レビューする製品は、CPUにインテル 第13世代 Core i9-13900Hを搭載するミニPC「GEEKOM IT13」。DDR4-3200 32GB メモリ、PCIe SSD 2TBを搭載するセットモデルです。ミニPCのなか...
GEEKOM IT11 実機レビュー、Core i7-11390H / USB4を2ポート装備のミニPC。内部の作りも丁寧な おすすめ製品
今回レビューする製品は、CPUにインテル 第11世代のCore i7-11390Hを搭載するミニPC「GEEKOM IT11」。一般的なミニPCよりも一回りコンパクトなボディに、第11世代 モバイル向け ハイエンドのCPUに、USB4ポ...

 

記事編集直後の追記です。以下のYahoo! ニュース記事に、姉妹機とも言えそうな「GEEKOM A7」の実機レビューが掲載されています。私が懸念していたファンの音量について、「ファンノイズは耳をかなり近づけると聞こえるものの、一般的な距離であれば問題ない」とあり、おそらく 本製品においても同様と思われます。

小型筐体にRyzen 9と32GB/2TBを詰め込んだ10万円ちょっとのミニPC、GEEKOM「NUC A7」

外観

下の画像の「GEEKOM A7(紹介記事はこちら)」と同サイズ(112.4 x 112.4 x 37mm)の「XT12 Pro」ですが、天板・背面・サイズの通風孔などのデザインが異なります。双方ともに角丸のデザインとなり、Mac miniに似た雰囲気もありますが、個人的には「A7」のデザイン・色合いが好みです。

なお、112.4 x 112.4 x 37mmのサイズは、一般的なミニPCよりも左右・高さともに 10mm弱 コンパクトなものです。

 

▼「A7」はUSB4を1ポートのみですが、「XT12 Pro」は2ポート搭載しています。USB-Aも含めると、USBポートは合計7個あり、拡張性も十分。なお、底板から内部にアクセスでき、2242サイズのM.2 SATA SSDを増設することができます。

まとめ

先行販売のRyzen 9 7940HS あるいは Ryzen 7 7840HSを搭載するハイエンドモデル「GEEKOM A7」の姉妹機とも言えそうな、Core i9-12900Hを搭載する「GEEKOM XT12 Pro」。

メモリ 32GB / SSD 1TB セットモデルの公式ストア 4月6日現在の価格は、クーポン利用により 10万円ジャスト。

「GEEKOM A7」のRyzen 7 7840HS / メモリ 32GB / SSD 1TB セットモデルは 94,000円。私としては、ベンチマークスコアとデザインにおいて、「A7」がおすすめです。

引用元・販売元

GEEKOM XT12 Pro、公式ストア

GEEKOM A7、公式ストア

 

▼競合製品としては、同じく Core i9-12900Hを搭載の「MINISFORUM NAB9」

Core i9-12900HK搭載、MINISFORUM NAB9 ミニPCが発売。従来モデルから僅かな価格差でスペックアップ

 

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