ミニPCブランド「GEEKOM」の公式ストアにて、5月30日まで有効の「緑の日 割引コード」、および 6月末まで有効の 5,000円オフの割引コードが発行されています。割引コード発行に伴い、これまでレビューした製品とおすすめ製品の概要を記載します。
公式ストアこちら
クーポン情報
公式ストアの確認、あるいは当サイト向けのクーポン情報をまとめると、以下の3種のクーポンが存在します。なお、3種とも使用できるか否かは、製品により異なります。
ただし、カートに入れて確認したところ、2と3のコードは併用できないために留意ください(1も併用できない可能性があります)。なお、
- 新規会員登録により、4,000円オフのクーポン
- 6月2日まで有効の割引コード「midori3000」により 3,000円オフ(緑の日、割引コード)
- 6月30日まで有効の割引コード「AFFJPA5000」により 5,000円オフ
▼上記2の「緑の日、割引コード」は、製品毎のページに以下の画像で表示されていますが、上述のとおり 3の割引コードと併用できないため、割引額が大きな3が優先です。
A7、Ryzen 9 7940HS搭載
インテル 第13世代 Core i9-13900Hを搭載する「GEEKOM IT13」と並び、同社のハイエンドの製品となる「GEEKOM A7」。4月末から5月にかけて、大手サイトでの掲載事例も多い、注目の製品です。
角の丸みやブラックのポート面など、Mac miniにも似たデザインですが、112.4 x 112.4 x 37mmと、一般的なミニPCと同程度、あるいはややコンパクトなサイズです。
GEEKOM A7、Ryzen 9 7940HS / Ryzen 7-7840HS搭載 ミニPCのスペックと特徴
詳細情報は上の記事に掲載していますが、あらためてスペックを掲載します。CPUは Ryzen 9-7940HSとRyzen 7 7840HSの2モデルがあります。
「GEEKOM」と同様に多くのミニPCを展開する「MINISFORUM」のミニPCは、以前のWindows 11 Proの搭載からHomeの搭載へと変更となりましたが、「GEEKOM」のミニPCは Windows 11 Proの搭載です。
CPU | AMD Ryzen 9 7940HS / Ryzen 7 7840HS、Zen4 アーキテクチャ、8コア 16スレッド |
GPU | AMD Radeon 780Mグラフィックス |
メモリ | DDR5 5600 32GB、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 SSD 1TB / 2TB、2242サイズ M.2 SATA SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi6E 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | HDMI x 2、USB4、USB-A 3.2 Gen 2 x 3、USB-C 3.2 Gen 2、USB-A 2.0、有線LAN |
サイズ(実測) | 112.4 x 112.4 x 37mm |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | 19V 電源アダプター(120W) |
MINISFORUM UM780 XTX 実機レビュー、Ryzen 7 7840HS / DDR5 RAMの快適レスポンス、静音性にも優れた 作業効率アップ確実のミニPC
▲私は現在、Ryzen 7 7840HSを搭載する上記のミニPCを使用し 当記事の編集を行っていますが、記事編集程度ではオーバースペックな程に快適に動作します。WindowsとmacOSの相違もありますが、概ね Macでメイン利用の M2 Pro Mac miniよりもキビキビと動作するように感じます。
なお、Ryzen 9 7940HS / Ryzen 7 7840HSでは、体感できるほどのレスポンスの相違はないものの、型番どおりにベンチスコアでは 前者が優位です。
▼標準装備のメモリは、高速なDDR5-5600MHzの16GB x 2 デュアルチャネル。ストレージは、Ryzen 9 7940HSモデルは2TB PCIe 4.0 SSD、Ryzen 7 7840HSモデルは 1TB PCIe 4.0 SSDです。なお、2242サイズのM.2 SATA SSDを増設することができますが、できれば こちらもPCIe SSDがよかったように思います。
IT13、Core i9-13900H搭載
上の写真は、以下の記事にて実機レビューの「GEEKOM IT13」です。
メモリはDDR5ではなく DDR4となりますが、インテル 第13世代 モバイル向けCPUのなかでも ハイエンドな Core i9-13900Hを搭載していることが最大の特徴です。他ブランドのミニPCにおいても、Core i9-13900Hを搭載する製品は極めて稀です。
普段使いの体感レスポンスとしては、上記のRyzen 9 7940HS / Ryzen 7 7840HSと同水準でサクサクと動作します。ただし、CPUファンは常時回転し、かつファン音量は大きめであることに留意ください。
CPU | Core i9-13900H、14コア 20スレッド、最大 5.40GHz、TDP 45W |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4-3200 32GB デュアルチャネル、最大 64GB |
ストレージ | 2280サイズ M.2 PCIe Gen 4 x 4 2TB SSD、2242サイズ M.2 SATA SSDと2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | WiFi 6E |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-A x 2、USB 2.0、USB4 x 2、HDMI x 2、有線LAN |
サイズ | 117 x 112 x 49.2、652g |
OS | Windows 11 Pro |
▼同社の製品は、「IT11」「IT13」「A5」と3製品を実機レビューしていますが、同一筐体を採用し、内部がしっかりと作り込まれていることも特徴となります。ただし、ほぼ同じCPUファンを用いているためか、前述のとおり、「IT13」においては ファン音量が大きいことに注意ください(詳細は上記のレビュー記事を参照ください)。
A5、Ryzen 7 5800H搭載
お手頃価格で程よいレスポンスのミニPCとしては、Ryzen 7 5800Hを搭載する「A5」も おすすめ製品の一つです。以下の記事にて実機レビューしていますが、製品紹介に記載のないところで、SSDを3基搭載することができます(標準装備のPCIe Gen 3 SSD、2.5インチ SATA SSD / HDD、製品紹介に記載のない M.2 2242サイズ SATA SSD)。
スペックに表れないところでは、CPUファンの音量も大きくなく、普段使いでは快適なレスポンスとあわせて、作業に集中することができます。
なお、上の写真はやや暗めに映っていますが、ボディ色は日本限定の桜色。淡い色となり、男性の私が使用しても違和感はありません。
CPU | AMD Ryzen 7 5800H、8コア 16スレッド、Zen 3 |
GPU | Radeon Vega 8 |
メモリ | DDR4-3200 32GB デュアルチャネル、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe Gen 3 x 4 512GB(最大 2TB)。2.5インチ SATA SSD / HDD および 2242サイズ M.2 SATA SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi 6 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-C x 2、USB 3.2 Gen 2 Type-A x 3、USB 2.0、HDMI x 2、SD カードリーダー、有線LAN |
サイズ | 117 x 112 x 49.2mm、約652g |
OS | Windows 11 Pro |
▼標準装備のPCIe SSDのほか、2.5インチ HDD、2242サイズのM.2 SATA SSDを増設した様子。なお、私がレビューした 「A5」「IT13」「IT11」ともに、メモリとSSDは大手ブランド「Lexar」のパーツを採用しており、安心感もあります。
IT11、Core i7-11390H搭載
上の写真は、以下の記事にて実機レビューの Core i7-11390Hを搭載する「IT11」です。2024年5月12日現在、公式ストアでは売り切れとなっていますが、上述の「IT13」よりも静音であり、作業により集中することができます。売り切れであるものの、在宅勤務や動画視聴などの普段使いのレスポンスは Core i9-13900Hを搭載する「IT13」と同水準であり、静音な「IT11」がより良いとも思います。
CPU | Core i7-11390H |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4 16GB (8GB x 2) |
ストレージ | 2280サイズ M.2 PCIe SSD 512GB、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | WiFi 6 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-A x 3、USB4 x 2、HDMI、Mini DisplayPort、有線LAN |
サイズ | 117 x 112 x 45.6 |
OS | Windows 11 Pro |
▼このクラス(インテル 第11世代)のミニPCでは USB4を搭載する製品は少数派ですが、本製品は前面・背面にUSB4を搭載しています。
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