
CPUにAMD Ryzen 3 3200U、メモリ 8GB、PCIe 3.0 SSD 256GBを搭載するミニPC「Beelink SER3」が、Amaonにて 29,900円で販売中です。2コア4スレッドのCPUを搭載する低価格の製品であり用途は限定となりますが、ライトユースのサブPCとしては実用的です。
Beelink SER3のスペック

上の画像のとおり、標準装備のM.2 SSDはSATAではなく、より高速なPCIe 3.0 SSDです。また、DDR4 メモリは2スロットで増設可能、底板側に 25インチ HDDあるいはSSDを増設することもできます。
スペックは下表となりますが、低価格の製品として コストカットされていると思える事項にピンク網掛けしています。2コア 4スレッドのRyzen 3 3200U以外では、WiFi 5とBluetooth 5.0であることに古さを感じます。
| CPU | AMD Ryzen 3 3200U、2コア4スレッド、最大 3.5 GHz |
| GPU | Radeon Vega 3 |
| メモリ | 8GB DDR4 2400MT/s、空きスロットあり |
| ストレージ | 2280サイズ M.2 PCIe 3.0 SSD 256GB、2.5インチ SATA HDD / SSDを増設可能 |
| WiFi | WiFi 5 |
| Bluetooth | 5.0 |
| ポート類 | USB 3.2 x 10Gbps x 4、HDMI x 2、1Gbps RJ 45 イーサネット |
| サイズ | 124 × 113 × 42mm |
| OS | Windows 11 Pro |
▼下表はRyzen 3 3200U以外は、所有するエントリークラスのPCで計測のCINEBENCH R23のスコアです(比較対象として、直近のエントリークラス Ryzen 5 7430Uのスコアも掲載)。
2コア 4スレッドでもありマルチコアは低いスコアですが、シングルコアはRyzen 3 3300UやAlder Lake N95、Core i3-10110Yと同水準です。このクラスでは、WordやExcelなどでは普通に動作します。ただし、Windows 11の更新前後など、バックグラウンドプロセスが動作している際には、場合によっては長時間、レスポンスが悪化します(ミドルレンジクラス以上と比較して、CPU使用量が100%ではりつきがち)。
なお、Amazon 製品ページのタイトルに「N95/N5030/N4500を上回る性能」とあります。N95はさておき、N5030とN4500を上回ることは確実です。

▼引用したRyzen 3 3300U、Alder Lake N95を搭載するPCは、以下の記事にて実機レビューしています。
MINISFORUM UM300 実機レビュー、Ryzen 3 3300U搭載でベンチマークはCore i3-8145U以上、静音仕様のミニPC
Beelink Mini S12 実機レビュー、Alder Lake N95 / PCIe SSD搭載でキビキビ動作、Jasper Lake 搭載PCよりも高コスパ
▼USB-Cを未装備ですが、USB-Aを4ポート、HDMI x 2ポート、1Gbps RJ45と、この価格帯としては一般的なポート類です。なお、以前のSER3は部分的に金属製の筐体でしたが、現在のモデルは樹脂製であり、多少のチープさを感じることと思います。

▼重ねての掲載ですが、29,900円の低価格にして PCIe 3.0 SSDを搭載することは評価すべきポイントです。また、2.5インチ SSD / HDDを増設可能です。

▼上の画像に2.5インチ SSD / HDD向けの金属板がありますが、製品の世代からして以下の記事・製品の仕様と同じだろうと思われます。HDD / SSDのホルダー自体は樹脂ですが、金属板により M.2 SSDとメモリも冷却する仕様です。
Beelink U59 Pro ミニPCの底板を開け、内部を確認、2.5インチ HDDを増設してみた

▼2026年10月3日現在、Amazonでは 29,900円で販売中


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