HDDやeMMCからSSDへのWindows 10 OSクローンに便利に使用していたフリーソフトの「EaseUS Todo Backup Free」と「MiniTool Partition Wizard 無料版」。ただし、2020年4月4日現在、双方ともに Ver.12の無料版ではOSクローンができずに有料版の購入が必要となっています。
当サイト、他サイトともに多く紹介されている「EaseUS Todo Backup Free」と「MiniTool Partition Wizard 無料版」ですが、4月4日時点の無料版ではOSクローンができないことを、留意事項として記載します。代替として、私はWindows 10の標準機能を活かして対応予定です。
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EaseUS Todo Backup Free 12.0の事例
4月4日現在、無料版ではOSクローンができない状況になっているために、サイトのリンクを貼ることに意味はないのですが、参考までにEaseUS Todo Backup Free 12.0の公式サイトは以下です。
12以前のバージョンではOSクローンできていたのですが、かなり残念です。OSクローンにあたり、有料版が必要となる過程は以下。
▼システムクローンのドライブ選定画面は普通に遷移します。
▼クローン前の設定が終わり、クローンを実行しようとすると以下の画面となり、ライセンスコードの入力(ライセンス購入)を行わないとクローンができない仕様となっています。
MiniTool Partition Wizard 無料版 12の事例
上の画像は、中古で購入した 2011年に発売のLenovo X220ですが、HDDからSSDへのOSクローンを目論んでいました。
EaseUS Todo Backup Free 12.0と同様に、MiniTool Partition Wizard 無料版 12でもOSクローンができないのですが、参考までのダウンロードサイトは以下です。双方ともにVer.12で対応しなくなるとは、お互いに意識しているのでしょうか。
MiniTool Partition Wizard 無料版 12
▼ホーム画面は従来どおり。
▼クローン先ディスクの選定画面も従来と変わらず。
▼OSクローンを実行しようとすると以下の画面となり、ライセンスなくしては OSクローンできません。無料版の機能は全てバツになっており、何もできなくなっています。

まとめ
Windows 10 OSクローンに便利に使用していたフリーソフトの「EaseUS Todo Backup Free」と「MiniTool Partition Wizard 無料版」。2020年4月4日現在では、双方ともにバージョンアップにより、無料版ではOSクローンができなくなっています。これまで無料で対応できていたのはありがたいのですが、私と同様にこの状況を嘆く方も多いと思います。
代替手段として Windows 10の標準機能で対応してみますが、ここで無用版で対応できるソフトが出現すると、一気に利用価値が高まりそうです。




▼以下の記事では USB接続のSSD ケースを紹介していますが、OSクローンソフト付きのケースもあります。

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