Windows PCでは 様々なシステム バックグラウンドプロセスがレスポンスの悪化を招くことがありますが、本日 CPUを大量消費していたのが「MoUSO Core Worker Process」。短時間ですが、第6世代のCore i5を搭載するPCで、CPUを40%前後も使用していました。
今回はこの「MoUSO Core Worker Process」の概要と、CPUを大量消費していた状況について記載します。
MoUSO Core Worker Process、CPU大量消費の状況
上の画像のとおり、Windows 10 設定のWindows Updateの表示が真っ白な状況ですが、今回 「MoUSO Core Worker Process」がCPUを大量消費していた原因は、これに起因します。他サイトにて確認すると(私のコメントも記載)、「MoUSO Core Worker Process (MoUsoCoreWorker.exe) 」のポイントは以下とあります。
- USOとは「USOはUpdateSession Orchestrator」の略。UpdateSessionとあることから、アップデート関連のシステムプロセスであることが想像できます。
- 一般的に、設定画面にて Windows Updateを確認した際に、同プロセスが稼働します。通常の場合、Windows Updateの状況の表示にはそれほど時間がかからないため、普段はMoUSO Core Worker Processの状況を確認する必要はないでしょう。
- Windows PCの更新プロセスを実行、スリープ状態からPCを解除する際に、同プロセスが稼働。これにより継続的にスリープから復帰することがあるようで、この課題へのコメントが散見されます(Windows UpdateServiceを再起動で収拾するとのこと)。
- タスクマネージャーからタスクを終了しても、特に問題はない模様。私の場合は放置しています。
上記2にある「 Windows Updateを確認した際に、同プロセスが稼働」、裏付けとして 上の画像のように「Windows 10 設定のWindows Updateの表示が真っ白な状況」から、たまたま Updateの確認で負荷がかかり、「MoUSO Core Worker Process」のCPU 使用率が高かったことは明らかです。
一般的には頻繁にレスポンスの悪化を招くプロセスではないため、放置でOKとの判断です。ただし、Windows Updateの表示が真っ白な状況が頻発する場合には、他に根本的な課題を抱えているようにも思います。ちなみに、私の場合は今回のみの現象で、他の複数ある Windows PCでの同状況(Windows Updateの表示が真っ白)の経験はありません。
▼私としては今回初めての現象でしたが、インテル 第6世代のCore i5を搭載するPCで、「MoUSO Core Worker Process」が、CPUを40%前後も使用していました。モバイル向けのCeleronの場合には、CPU 使用率はより高くなるはずです。
▼プロパティを確認すると、アプリケーションは「MoUSO Core Worker Process.exe」
まとめ
Windows PC 設定画面の「Windows Update」を確認した際に稼働する「MoUSO Core Worker Process (MoUsoCoreWorker.exe) 」。今回 たまたま、Windows Updateの画面が真っ白になり(この時間がやや長く)、同プロセスのCPU使用率が高くなったのですが、一般的には放置でOKのプロセスと判断します。
Windows PCで設定画面がフリーズ、原因と思えるシステムプロセス
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