TRUEFREE O1、耳掛け式 オープンイヤーイヤホンの実機レビュー。低価格ながらも装着感・音質は良好。マルチポイント接続にも対応 | Win And I net

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TRUEFREE O1、耳掛け式 オープンイヤーイヤホンの実機レビュー。低価格ながらも装着感・音質は良好。マルチポイント接続にも対応

今回レビューする製品は、耳掛け式・オープンイヤーのBluetooth イヤホン「TRUEFREE O1」です。耳掛け式であるために耳穴を塞がず、快適な装着感、長時間の連続使用においても疲れが抑制されることが大きな特徴です。

2023年10月23日現在のAmazonでの価格は4,250円(文末のクーポンとの併用により 4,037円)と安価な製品ですが、マルチポイント接続に対応し(アプリで有効化)、アプリでのイコライザー調整も可能です。

最大の特徴となる耳掛け式の装着感も自然で、眼鏡をかけた状態でも大きな違和感はありません。音質も、イコライザーでの調整により、この価格帯のイヤホンとしては良好な、おすすめできる製品です。

レビューする製品はこちら  文末にAmazonのクーポンと合わせて 25%オフの4,037 円オフとなるクーポン情報を掲載しています(10月29日 23:59まで有効)。

TRUEFREE O1、Amazon

 

TRUEFREE O1の特徴

はじめに、Amazonの製品紹介に掲載の製品の特徴を記載します。

  • オープンイヤーの耳掛け式、11gと軽量であり、快適な装着感を提供
  • 16.2mmの大口径ドライバーユニットを搭載。SBC(標準的なコーデック)とAAC(アップル製品の多くに対応のBluetooth コーデック)の双方に対応。
  • 「TRUEFREE」アプリのリリースにより、マルチポイント接続に対応予定(10月21日現在、アプリはリリースされています)。
  • 定向性伝音技術を採用し、音を直接耳道に伝えることで、音漏れを効果的に抑制。
  • 1つのイヤホンで最大10時間、充電ケースとの合計では最大45時間の使用が可能。
  • ゲームモードを搭載し、音声遅延を最小限に抑え、音声と画面を同期してゲーム体験を強化することができる。

 

▼耳に掛けた際の回転の自由度はそれほど大きくありませんが、装着感は良好です。先日レビューした上位の製品(価格帯としては数倍)と比較すると、自然な装着感としては多少劣りますが、本製品の価格を考慮する十分に良好との認識です。

▲ケースを開ければ即ペアリングの利便性もよいものです。また、他製品と同様に、左右のタッチパネルの操作により、以下の操作が可能です。

  • 電源オンオフ
  • 再生、一時停止
  • 曲送りと戻し
  • 電話の受話、通話の切替
  • 音声アシスタント機能の起動
  • ゲームモードのオンオフ

 

外観

続いて、付属品と外観について記載します。オープンイヤー型の本体であるため、ケースは大きめです。

 

▼白地にオレンジの、112 x 124 x 40mmの外箱。

 

▼背面には英語で仕様などが記載されています。

 

▼幅広のクッションで、しっかりと保護されています。

 

▼付属品は、説明書とUSB-A to USB-Cの充電用ケーブル。説明書は多言語構成ですが、うち日本語は6ページ分となり、ペアリング(マルチポイント接続も含む)・操作方法がメインです。

 

▼ケースは艶消しグレイの色合いの影響もあり、樹脂製であることが多少目につきますが、価格を考慮すると妥当な質感です。なお、オープンイヤーのイヤホンであり 本体が大きいため、実測サイズは93 x 74 x 29mmと大きめです。

 

▼ケースの充電状況を示すインジケーターが点灯した様子。

 

▼内部は艶ありブラック。外部・内部ともに指紋や油脂の付着はほぼ目立たず。

 

▼本体の拡大画像。電源端子を保護するシールを付けたままで撮影しています。耳掛け部分の素材は、ある程度の柔軟性があります。音量の調整・曲送りなどのタッチパネルは、左のイヤホンを例にすると、TRUEFREEのロゴの上の艶消しの部分に配置されています。

 

▼本体の拡大画像。ドライバーユニットの反対側にバッテリーを内蔵しているものと思います。説明書などに本体のバッテリー容量の記載はありませんが、耳掛け式のために大きな容量のバッテリーを搭載できるメリットもあります。

 

Bluetooth ペアリング

iPhone、Android スマホ、Mac、Windows PC、Fire TV Stickに接続してみました。他のBluetooth イヤホンと同様に、ペアリングは速いです。

 

▼iPhoneへの接続。モデル名と同じく「TRUEFREE O1」として認識されています。「TRUEFREE O1_BLE」とあるのは、後述のアプリ「TRUEFREE」と接続していることを示しています。Android スマホとの接続状況のスクショは割愛しましたが、iPhoneと同様にBluetooth 接続は速いです。

 

▼Macとの接続。MacでのBluetooth ペアリングも速いです。なお、私の環境では、Mac(M2 Pro Mac mini)の場合には Windows PCと比較すると 、プチプチと多少のノイズが入ることがあります(他のBluetooth イヤホンも同様)。

 

▼Windows 11 PCとの接続。

 

マルチポイント接続

10月半ば(私が確認したのは10月20日)に、アプリ「TRUEFREE」がリリースされ、マルチポイントに対応となりました(以前から、アプリリリース後にマルチポイントに対応とアナウンスあり)。

2台のデバイスでのマルチポイント接続が可能ですが、接続手順は以下となります(他のマルチポイント対応のイヤホンと同じ手順です)。

  1. アプリを起動し、マルチポイント接続を有効化
  2. Aデバイスとペアリング
  3. AデバイスのBluetooth接続をオフにする
  4. Bデバイスとペアリング
  5. AデバイスのBluetooth 接続をオンにし再ペアリング

 

実際にデバイスを切り替える場合、例えば AデバイスからBデバイスに切り替える際には、Aデバイスを未接続の状態にした後、Bデバイスを再生し対応します。

 

▼上記1のアプリでのマルチポイント接続の有効化。画像の再下段に項目があります。

 

上位機と比較すると、デバイスの切替に多少のタイムラグがありますが、この価格帯のオープンイヤー型でマルチポイントに対応していること自体が大きなメリットです。

 

アプリ「TRUEFREE」の操作性

リリースされた直後ですが、アプリ「TRUEFREE」の機能と操作性について記載します。なお、アプリとの連携での使用にあたり、他の多くのイヤホンと同様に、メールアドレスの登録・認証が必要となります。

 

▼2つの画面を結合しています。左は「デバイスの接続=アプリとのBluetooth 連携」の画面、右は操作可能な項目を掲載したホーム画面です。画面のとおり、「タッチコントロール」「ゲームモード」「マルチポイント」の有効・無効の切替、「イコライザー」による音質の調整を行うことができます。

 

▼左はプリセットされたイコライザー、右は「サウンドエフェクト」の項目での任意での音質での調整です。プリセットでは音質・音域の変化の幅は大きくないのですが、「サウンドエフェクト」では PCでの簡易的なイコライザーソフトと同程度の水準で調整を行うことができます。言い換えれば、プリセットでの効果は小さいため、「サウンドエフェクト」で調整すべきです。

▲「サウンドエフェクト」を変更後、「送信」のタッチにより、数秒のタイムラグ後にイヤホンに反映します。また、一度 送信した後は、イコライザーを変更し(送信ボタンをタッチすることなく)音の変化を確認することができます。

 

なお、留意事項としては 以下となります。

  • アプリのリリース直後であるためか、イヤホンとの接続に数十秒の時間を要す。
  • また、接続が短時間で途切れることも多く、マルチポイントやイコライザーの設定用として、時おり使用がよいと思います。
  • イヤホンとの接続中(検索中)には、イヤホン本体を使用できません。

 

使用感

使用感を装着感と音質に分けて記載します。先日レビューした耳掛け式・オープンイヤーの他社製品(価格は本製品の8倍ほど)と比較すると、音質と装着感は少なからず劣りますが、価格差ほどの相違ではなく、この価格帯としては かなり良好です。

音質

低価格な製品でもあり、さすがに上位の製品と比較すると、高音のクリアさなどの音質は劣りますが、イコライザーでの調整により、この価格帯の製品としては十分な音質です。オープンイヤーの耳元での音声となることもあり、PC用の低価格のスピーカーの音質と比べると段違いのよい音質です。

  • iPhoneでのAmazon Musicの音楽の再生では、当初は手元にある他のBluetooth イヤホン(同価格帯、価格帯が上位の製品の双方)と比較すると、iPhone側で同じ音量としても音量が小さめでしたが、アプリとの連携により通常の音量となりました。
  • 上記について、定かではありませんが、アプリ経由でファームウェアの更新が行われた可能性もあります(10月21日現在のアプリに、ファームウェアの更新の項目はありません)。
  • 初期設定の音質は、中高音よりは低音重視のように思われますが、イコライザーでの調整により修正し、中高音もクリアな音質です。
  • 全般的には、イコライザーでの調整により この価格帯としては十分な音質です。音質を例えるならば、ミドルレンジクラスのPCのスピーカーを耳元で聞いているようなイメージです。
  • オープンイヤーであるために音漏れなしとは言えず、音量を上げた場合には音漏れもあります。このため、通勤電車などでの使用は控えた方がよいです。

 

装着感、操作性

耳掛け式・オープンイヤー型のイヤホンは、私にとって二製品目であり 慣れてしまいましたが、初めてオープンイヤー型のイヤホンを装着した際には、耳に負担のない装着感で感動されることと思います(私がそうでした)。

  • 耳を塞がないオープンイヤー型のため、当然ながらも 長時間の装着でも耳穴が痛くなることはありません。
  • 本体の軽さと耳掛け部分の柔軟性により自然な装着感となり、極端に言えば装着していることを忘れるほど
  • 耳掛け部分がより柔軟な上位機(価格は約8倍)と比較すると、自然な装着感(スピーカーやバッテリー部分が、本製品はより大きいことなどによる)はやや劣りますが、価格差ほどの相違はありません。
  • 眼鏡との同時装着においても大きな違和感はありません。ただし、眼鏡をかける・外す際には多少の引っ掛かりがありますが、これはやむを得ず。
  • 一般的なイヤホンの場合、私は小さなパネルでの音量などの操作が苦手なのですが、本製品はタッチパネル部分が大きいために操作も良好です。

 

まとめ

Amazonでの販売価格 4千円台と低価格の製品ですが、この価格帯で自然な装着感のオープンイヤー、かつマルチポイント接続に対応していることは大きなメリットです。所有する上位機と比較しても 耳掛け式・オープンイヤーの装着感、音質ともに それほど大きな差はなく、コスパに優れた製品です。

Amazonのレビューコメントでは、マルチポイント接続に未対応とのコメントもありますが、最近リリースされたアプリにより対応できていることも確認済です。

 

Amazonの通常価格 5,380 円のところ、クーポン「O1ZWYTB5」の利用により、Amazonのクーポンとあわせて 25%オフの4,037 円での販売です(10月29日 23:59まで有効)。

 

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