ThinkPadのクラシカルな7列キーボードが好きな私ですが、先日 ハードオフのジャンクコーナーにて、2011年9月製の「ThinkPad T520」が税込2,200円で販売されており、外観の状態が比較的 良さそうだったために購入しました。
自宅にて、実機の仕様などを確認してみると、FHDパネルのディスプレイを搭載しており、キーボードやその他も機能し、大当たりの製品でした。
購入価格、購入時の状態
ハードオフのジャンクコーナーにて、上の写真のとおり「RAM / HDD 欠品 / スペック不明」との表示で、税込 2,200円で販売されていました。
2024年9月現在(購入は2023年11月)では約13年前の製品のため、2,200円でも高いと感じる方も多いと思いますが、ヤフオクでは送料のみでも1,000円台半ばのため、私にとっては かなりのお買い得の製品です。
9年落ちのThinkPad X220の中古を購入、格別なタイピング感で体感レスポンスもGemini Lake以上の快適さ
ThinkPad T420sを今更ながらにFHD・IPS液晶に換装、メモリ 16GBに増設。記事編集機として現役続行
クラシカルな7列キーボードが好きな私としては、上の記事で記載のとおり ThinkPad X220 / T420sを中古で買い揃え、以前から購入を検討していたT520ですので迷わず購入です。ジャンク品でしたが、購入直後に確認したところ、以下の当たりの製品であることが判明。
- 「RAM欠品」とありましたが、キーボード裏のマザーボード上(T520は底板からアクセスできるメモリ スロット以外に、キーボード裏にスロットあり)に4GBのメモリを搭載済。現在は、8GB x 2の16GBとしています。
- キーボードに不具合はなく、ショートカットも含めて全て正常動作しています。また、13年落ちとしてはテカリもそれほど多くない状態です。
- 最も驚いたことが、標準装備はHD / TNパネルですが、FHDパネルを搭載していること。多少のギラツキはありますが、コーティング剥げも目につかずに良好です。なお、当初 IPSパネルと思っていましたが、搭載する液晶の型番「B156HW01 V4」をググってみると、TNパネルでした。ただし、TNパネルとしては、視野角も比較的 良好です。
- また、バッテリーの劣化度も22%と、約13年前の製品としては良好。
おそらくは、これまでのユーザーが交換していると思われます。交換なしの2011年製のバッテリーでした。 - SSDを取り付け、さらにはSSDを増設し、Windows 10 / Windows 11のデュアルブートとし正常動作しています。
HWiNFO、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフトの概要。投稿数15,000越えのフォーラムも充実
▲▼上の記事で紹介のフリーソフト「HWiNFO」にて、15.6インチの液晶の型番を確認したところ、台湾 AUO製の B156HW01 V4。
▼ゴミなどが付着したままの状態ですが、Enter キーなどの特定のキーを除いては、キーのテカリも少なく良好なキーボード。現行のThinkPad、あるいは一世代前のThinkPad キーボードよりもストロークが深く、キーの戻り感も適切、タイピング感は抜群です。
また、15.6インチでテンキーレスであることも、私にとっては大きなメリット。テンキー付きの場合、ディスプレイとキーボードの中心線がズレてしまい、大量タイピングを行う私としては、多少疲れてしまいます。
Windows ノートPCのバッテリー劣化を確認可能な「Battery Bar」と「Battery Report」の導入方法
▲▼上の記事で紹介の「Battery Bar」よるバッテリーの劣化度は 22%。前述の「HWiNFO」で確認の劣化度も同じ数値です。2011年製で この劣化度でおさまっているため、これまでのユーザーが交換している可能性もあります。
カスタマイズ後のThinkPad T520のスペック
以下の記事に記載のカスタマイズ後ですが、スペックは下表となります。なお、カスタマイズした事項に黄色網掛けしています。
2011年製のThinkPad T520、約6千円の出費でメモリ 16GB、SSD 2基搭載の快適仕様にカスタマイズしてみた
CPU | Core i5-2520M、2コア4スレッド |
GPU | Intel HD Graphics 3000 / NVIDIA NVS 4200M |
メモリ | DDR3-1600 16GB(8GB x 2、デュアルチャネル) |
ストレージ | 2.5インチ SATA SSD 256GB、mSATA SSD 128GB |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD 1920 x 1080、IPS パネル |
WiFi | 11a/b/g/n |
Bluetooth | 3.0 |
ポート類 | USB 2.0×3、Powered USB 2.0、VGA、DisplayPort、有線LAN |
サイズ | 372.8 x 245.1 x 31.8mm |
OS | Windows 10 Pro、Windows 11 Proのデュアルブート |
その他 |
▼増設したメモリとmSATA SSDの情報です(楽天市場で購入)。DDR3L-1600 メモリ 8GB x 2個、mSATA SSD 128GB。2023年11月の購入でですが、当時の価格は双方合計で約6千円。特にDDR3L メモリは、今となっては需要が少ないためか 格安です。
簡易版、実機のシステム情報とベンチマークスコア
詳細は後日 別記事で投稿しますが、実機で確認のシステム情報とベンチマークスコアの一部を掲載します。
▼CPUはインテル 第2世代 2コア 4スレッドのCore i5-2520M。現在のところ、仕様上は最大となるメモリ 8GBを搭載していますが、16GB搭載可能との情報もあり、近々に16GBにする予定です。
▲▼実機で計測のGeekbench 5のスコアは「シングルコア 642、マルチコア 1364」。以下の記事にて、これまでレビューしたPCをメインに、Geekbench 5のスコアを一覧化していますが、普段使いに影響するシングルコアのスコアでは、現在でも格安ミニPCやノートPCに搭載し販売されている Jasper Lake (Celeron) N5100 / N5105と同水準のスコアです。
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
▼CrystalDiskMarkで計測の「2.5インチ SATA SSD 256GB(上の画像)、増設した「mSATA SSD 128GB(下の画像)」の速度です。SSD 単体の性能としては双方ともに同程度ですが、mSATA ポートは SATA2であるため(2.5インチ SATA SSDはSATA3)、読み書きともに速度は出ません。
▼標準構成ではHD画質のTNパネルですが FHDパネル。
まとめ
ハードオフにて税込 2,200円で購入した「ThinkPad T520」の概要を記載しました。2011年製の古い製品ですが、快適タイピングの7列キーボードを搭載し、液晶はまさかのFHDと大当たりの製品です。
CPUはインテル 第2世代のCore i5-2520Mであり、Web サイトのタブの切替・画像表示などにしても遅さを感じますが、テンキーなしの快適キーボード、TNパネルながらも広い色域の液晶の恩恵により、総合的には 手元にある ThinkPad T550 / L580よりも使い勝手のよいものです。

▼こちらは「ThinkPad T420s」のメモリ増設、IPSパネル化の記事です。

コメント
T520とW520を愛用しています。
実はこのAUOのFHDパネル、とても優秀で、色域がNTSCで95%あります。Adobeの色域に近いもので、最近のThinkPadに採用されているsRGB100%よりも広いです。(sRGB100%はNTSCだと75%程度)
いくらなんでもそろそろ、と思い、先日ThinkPad E16にsRGB100%パネルを付けて買ってみたのですが、画質の良さではT520を超えられませんでした。
安く手に入る第2世代のCore i7に換装したし、当分は現役で使います。
しかし、2200円とは・・・
あ、ちなみにT420sも持ってます(笑)近々、FHDパネルに換装予定です。
コメントありがとうございます。
先ほど、T520の液晶の型番「B156HW01 V4」を確認したところ、確かに「95% NTSC」とありました。
ギラツキに抵抗があり、液晶を交換しようと思っていたのですが、コメントをいただき 止めることにしました
(情報、ありがとうございます)。確かに、目視の色域は広いですね。
なお、私もT420Sを所有していおり、TNパネルからIPSパネル(X1 Carbonの液晶を換装し、それを流用)に換装しています。
(記事はこちら)。
また、7列キーボードの使い勝手がよいのでX220も所有しています。