やはり気になる Surface Go 2 Core m3-8100版、初代持ちからみた Go 2 Core m3版の魅力 | Win And I net

やはり気になる Surface Go 2 Core m3-8100版、初代持ちからみた Go 2 Core m3版の魅力

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Surface Go 初代を約1年間利用している私ですが、買い替えることはないにしても、かなり気になるのが Core m3-8100Yを搭載する「Surface Go 2」。というのも、初代のPentium Gold 4415Yの非力さをじわじわと感じつつあるのが最大の要素。今回は、Surface Go 初代を所有する立場から、Surface Go 2のCore m3-8100Y版の魅力を記載します。

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Surface Go 2 Core m3-8100Y版のスペック

上記の記事にも掲載していますが、Surface Go 2 Core m3-8100Y版のスペックの再掲です。
CPUにPentium 4425Yを搭載するモデルもありますが、初代の4415Yとほぼ同じであり、後述のモッサリと感じるシーンもあるため、私の興味・おすすめはCore m3-8100Y版。

CPU Core m3-8100Y
GPU Intel UHD Graphics 615
メモリ 8GB
ストレージ 128GB SSD
ディスプレイ 10.5 インチ、IPS、10 ポイント マルチタッチ、解像度 1920 x 1280
WiFi 11a/b/g/n/ac/ax
対応SIM Nano SIM
LTE対応バンド バンド 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 39, 40, 41, 66
Bluetooth 5.0
ポート類 USB Type-C
カメラ フロント 5百万画素(顔認証対応)、リア 8百万画素
バッテリー容量 情報なし
サイズ(タブレット単体) 245 mm x 175 mm x 8.3 mm
OS Windows 10 Home Sモード

 

CPUのCore m3-8100Yは後述としますが、Surface Go 2のネックとなるのは以下の3点。

  • 上位機との差別化かもしれませんが、SSDの容量は128GBどまり。オフィスソフトなどをメインで利用するには十分ですが、写真や動画を詰め込むと心もとない容量です。
  • ポート類は電源ポート以外にUSB Type-Cが一つのみ。Type-Cは映像出力可能ですが、USBマウスなどの接続用に、USBポートがもう一つあると利便性が高まるのですが。
  • 日本仕様は高価なこと。Microsoft Officeがオプションとなったことはよいことですが、Core m3-8100Yの日本仕様では、WiFi + LTE版のみのとなり、USA モデルのようにWiFi版(LTEなし版)がありません。このため、日米では約3万円ほどの価格差があります。

 

なお、デフォルトのOSは、アプリのインストールはMicrosoft Store経由に限定となる「Sモード」ですが、以下の記事のとおり、簡単に解除し通常のHomeに移行できるために課題ではありません。

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Core m3-8100Yのレスポンスが魅力のSurface Go 2

10インチから10.5インチと僅かに大きくなったSurface Go 2ですが、最大の魅力はCore m3-8100Yとなったこと。サイト記事編集やWebサイト閲覧などの作業では、Pentium 4425Y / 4415Yに大きな体感差はありませんが、私のSurface Goの4415Yの使用感から、4425Y / 4415Yが非力に感じる事項、Core m3-8100Yが優位な事項は以下です。なお、4425Y / 4415Yは型番が近いことから、その差は体感できないほどの微小なもの。このため、両CPUを同一とみなして記載しています。

  • 4425Y / 4415YやApollo Lake / Gemini LakeなどのエントリークラスのCPUも同様ですが、頻繁に稼働するWindows 10の更新ファイルなどの負荷のあるバックグラウンドプロセスや、OneDriveの更新が実行中には、CPU使用率がしばらくの間 100%近くとなります。
  • 上記の場合、使用を中断したくなるほどに、かなりモッサリとした動きとなります。この点において、Core m3-8100Yや第8世代のCore iシリーズの場合には、Windows 10の更新ファイルの稼働時の負荷を要する状況でも、モッサリ感も抑制されています。
  • また、通常時のWebサイトでの画像の表示や画像編集などにおいても、Core m3-8100Yがより機敏に動作します。その優位性は操作して即感じることができます。
  • 全般的に、4425Y / 4415YとCore m3-8100Yを比較すると、著しい差ではないものの、ストレスなく動作するCore m3-8100Yのレスポンスは大きな魅力。

 

▼こちらが悪しきWindows 10のシステム関連のバックグラウンドプロセスの事例。この高負荷時に、Pentium 4425Y / 4415YとCore m3-8100Yの相違を感じます。

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先日、CPU使用率を確認すると、Windows Modules Installer Workerが約40%も使用しています。以前「Windows Modules Installer Workerは放置で可」と確認していたことを、すっかり失念。今後は失念なきよう、Windows Modules Installer Worker概要等を書き留めます。

 

▲こちらは、Geekbench 5のCPUベンチマークスコアの比較。上はSurface Go 初代のPentium 4415Y、下はCHUWI MiniBookのCore m3-8100Yです。スコアは倍ほどの差がありますが、体感レスポンスはスコアほどの差はないにしても、操作して即感じるほどの相違はあります。

 

▼引用した、Surface Go 初代とCHUWI MiniBookの実機レビュー記事はこちら。

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Surface Go / Go 2のタイピング感はかなり良好

Microsoft 公式ストアiconのSurface Go Type Coverの価格は、最安のブラックでも税込 12,980円と高価ですが、高価なことはあり、そのタイポイング感は以下のとおりかなり良好です。

  • 10インチのコンパクトなキーボードですが、(私がコンパクトなキーボードが好きなこともありますが)それほど窮屈感は感じません。
  • 浅くてストロークに軽いキータッチで軽快にタイピング可能です。
  • 浅いストロークで言えば、手元にあるMacBook Air 11も浅いのですが、それ以上に浅くペタペタ感の強いもの。ペタペタ好きな私としては、ベストに近いキーボードです。
  • 私が普段、常用しているキーボードはロジクールのK380。価格がかなり異なるために比較対象とはなりにくいのですが、Type Coverのコンパクトさ(指の移動距離の短さ)もあってか、K380以上に高速タイピングできます。
  • コンパクトなキーボードの場合、タイピング中にタッチパッドに触れてしまい、思いがけない動作となることがあるのですが、Type Coverではそのような現象もありません。

 

▼Surface Goのキーボードと、上記で引用のK380の実機レビュー記事はこちら。

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まとめ

Surface Goの初代を利用しつつも、気になるSurface Go 2のCore m3-8100Y版。高価なSurface Go 2であり、初代からの買替は躊躇しますが、所有する初代のPentium 4415YとCore m3-8100Yのレスポンスの相違から、初めてのSurface Goシリーズなら間違いなく Core m3-8100Y版がおすすめです。

先ほど「買替は躊躇する」と記載しましたが、例えば Amazon USAにて Core m3-8100Y WiFi版が安価で流通している場合には(6月20日時点では流通なし)、買替を検討するかも。

 

▼Microsoft 公式とAmazonの参照はこちら

Microsoft 公式ストア

Amazon

 

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