iPad、iPad mini用のキーボードは、先日購入のiBaffalo BSBKK24K、ヤフオクにて110円で落札できてしまったロジクール TM725でおしまいにするつもりでしたが、私のとまらないキーボードへの想い。通勤電車内でも快適に、静かに使用できるキーボードを求めた結果、ついにロジクールのKeys-To-Go (IK1041BK)を購入です。
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※トップ画像は、Keys-To-Go (IK1041BK)、ロジクールのケース(TM525BK)の組み合わせです。
▼今回レビューするのは、こちらのKeys-To-Go (IK1041BK)。Amazonにて4,880円で購入しました。
ロジクール ウルトラポータブル キーボード for iPad ブラック Ik1041bk
Keys-To-Go (IK1041BK)の特徴
当レビューを参照される方には、その特徴を記載する必要もないかと思いますが、念のために記載します。
- iPad・iPhone全モデル、Apple TVに対応
- サイズ(幅×厚み×高さ)は242 x 6 x 137mm、重量は180g(電池含む)
- キーピッチ17mmの、モバイル用途としてはゆったりとしたキー(英語レイアウト)とiOSショートカットを備えた、Bluetooth接続のキーボード
- 耐水設計で、不慮の水濡れなどでも心配なく使用可能
通販サイトの商品概要、ロジクール公式では記載がないのですが、私が惹かれたのは、各種レビューを参照したうえでの、その打鍵音の静けさ。先に購入したロジクール フォリオ TM725、iBaffalo BSKBB24BKも他の安価なキーボードと比較すると、双方とも静かな部類であるものの、私は電車内・外出先の公共施設・飲食店でも臆することなく使用できる、更なる静けさを求めていました。
Keys-To-Go (IK1041BK)の外観レビュー
▼キーボード全体
付属品で予想外だったのが、画像上のスタンド。通販サイトのレビューにて、同じKeys-To-Goでも安価なものはスタンドが付属していないとのコメントがあったのですが、付属していたのは素直にうれしい。
幅は242mmとなり、スタンドにiPad mini3を立てた様子です。iPad miniとのサイズ感がわかります。
▼スタンド部分を拡大(iPhone6にマクロレンズを取り付け撮影)
▲このスタンドの取付部分は、かなりしっかりとした造りです。当然なのですが、Keys-To-Goの出っ張り部分にもピッタリとはめ込むことができ、使用しているうちに緩んでくるようなことはありません。このスタンド部分のみでも感心なKeys-To-Goです。
▼充電用のUSBコネクタ、スイッチを拡大
▲スイッチはかなり小さく、オンオフにやや手こずることもありますが。その薄さゆえであり仕方がないもの。
▼キーをマクロレンズで拡大撮影。キーストロークは1.2mmです。キーの薄さ、その素材を確認できます。
▼左上のショートカットキーを拡大
▲ブログ編集を行う立場では、このショートカットがありがたい。特に重宝するのは以下のショートカットキー。
- ホームボタン。ブログ編集中に素早くホームに戻り、画像編集アプリを起動する際などに便利。
- カメラの図柄のスクリーンショット。ブログ編集用にスクリーンショットを多く撮影しますが、ワンタッチで撮影でき重宝しています。
- キーボードの図柄のソフトキーボードの表示オンオフ。アプリによりますが、ソフトキーボードを表示しないと変換候補が出てこない現象があります。こんな時に役立つオンオフキー。
▼裏側。上にある円型のシルバーのものは、ケースと固定するために、100均で購入のマグネットを両面テープで取り付けています。Keys-To-goの購入・iPad mini3への装着に合わせ、ロジクールのケース(TM525BK)を加工しています。詳細は別記事にて掲載予定。
▼横から。厚さは6mmと剛性が気になるほどの薄さです。
Keys-To-Go (IK1041BK)の使用感
Keys to goを自宅そして電車内で、iPad miniにて数日間使用したうえでの、使用感です。
冒頭の画像のとおり、ロジクールのケース(TM525BK。一部、DIYにて加工)と組み合わせ、使用しています。
打鍵音の静けさ
電車内での使用において、私が重視したポイントは打鍵音。電車内で、他の方のキーボードの打鍵音が少なからず気になるため、自分としては打鍵音を極力おさえたいもの。
さて、このKeys-To-Goの打鍵音は以下のとおり特筆すべきものです。
- 電車内では、比較的静かな朝のラッシュ時でさえ、周囲のノイズにかき消され、ほとんど聞こえません。無音と言ってもよいほどです。
- 静かな自宅では、カチャカチャ音はなく、指がキー間を移動する音がスルスルと、キーをたたく鈍い音が僅かに聞こえるのみ。
入力の快適さ、正確性
私がiPad、iPad mini向けに購入したキーボードは以下の4製品
- iPad 2017用、3,000円ほどのキーボード付ケース
- iBaffalo BSKBB24BK
- ロジクール フォリオ TM725
- ロジクール Keys-To-Go (IK1041BK)
これを、ブラインドタッチの正確性・入力スピードで順位をつけると、2、1、4、3となります。3のTM725もiPad mini専用としては十分に合格点なのですが、やはりiPad miniの横幅に合わせてあるためにキーピッチが狭く、他製品と比較するとやや劣ります。1、2、4に大きな差はないのですが、Keys-To-Goの入力の快適性のコメントは以下です。
なお、他製品とは上記の1、2、3を指しています。
- キーストロークは1.2mm、コンセプトが他製品と異なり、キーがソフト素材のため、入力感が乏しい。
- この入力感が乏しいためか、キーピッチが17mmと十分な割には、他製品と比較すると誤タッチを招きやすい。
- また、入力感が乏しいために、力が入ってしまうためか、長時間入力していると他製品よりも疲れ気味。
- ブラインドタッチは難なく十分に可能。
- 私が気にしすぎかもしれませんが、他製品は打鍵音が気になり、電車内で遠慮がちに遅めに入力しているのですが、打鍵音が静かなKeys-To-Goはそのような心配は無用で、遠慮することなく、高速にブラインドタッチできます。
- 結果として、総合的にはKeys-To-Goは電車内、静かな場所での入力には最も適しているとの判断。
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まとめ
電車内でも快適に、周囲に遠慮することなく静かなキーボードを求めていた私。先日、ヤフオクで落札した「ロジクール フォリオ TM725」が最終と思っていたのですが、このKeys-To-Goにて、ようやく完成形となりました。
他のレビューを参照すると、その入力の快適性においては賛否両論あるようですが、その打鍵音の静けさを最大のメリットとして、入力においても十分に合格点との認識です。他製品と比較すると高価なキーボードですが、十分にコストに見合うものです。私はKeys-To-Goの存在を知らずに遠回りしたことを後悔。
▼通販サイト・店舗・色・時期により、かなりの価格差があります。2017年6月17日時点のブラックの最安は、私が購入したAmazonの4,880円です。
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