実機レビュー、Amazonで人気のFHD対応のプロジェクター「Vankyo V600」。明るさと鮮やかさは特筆もので、高評価も納得 | Win And I net

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実機レビュー、Amazonで人気のFHD対応のプロジェクター「Vankyo V600」。明るさと鮮やかさは特筆もので、高評価も納得

先日、Amazonにて6,000円台のプロジェクターを購入したばかりなのですが、我が家では家族3人がそれぞれがFire TV Stickでドラマや映画を楽しんでおり、プロジェクターで見る大迫力の画面を絶賛。それに合わせて今度は本格的なプロジェクターを購入しました。購入したのは、Vankyo V600。明るさは5500ルーメン、実効解像度は 1080PのFHD。HDMIは2ポート、VGAにUSBとポート類も豊富です。今回はこのVankyo V600の使用感などを記載します。

 

購入した製品はこちら

Vankyo V600

Vankyo V600のスペックと特徴

私がこのVankyo V600を購入したのは、以前に購入した以下の製品の明るさと機能に物足りなさを覚えたことに加え、2019年12月22日時点の本製品のAmazonのレビュー数は400超となり、しかも高評価であることが大きな要因。なお、つい最近、Amazonのレビューでは「日本人のレビュー」を優先し、サクラ的なコメントが排除されつつあることも、比較検討しやすくなっています。

 

▼先日購入のこちらの製品もわるくはないのですが、明るさとコントラストが不足気味。

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さて、実機の使用感などのレビューの前に、Amazonに記載のスペックと特徴のポイントをピックアップしました。後段ではこの特徴に対してもコメントしています。なお、特徴はAmazonの製品説明をほぼそのまま引用したものです。

ビジネス、ホームシアター両用

1万円未満のプロジェクターのレビューや、私がAmazonで約6,000円で購入したプロジェクターでは、明るさとコントラストが不足していることにより、日中の使用には難があり、また、テキストの判別は難しい傾向にありますが、このVankyo V600はビジネス・ホームシアター兼用であることを前面に出しています。ビジネス用であることもあり、収納バックも付属しています。

5500ルーメン、1080PフルHD

明るさ、実効解像度、コントラスト比ともに1万円未満のプロジェクターと比較すると、大きく異なります。

最新のLCD技術を採用し、明るさ 5500ルーメンにより、部屋が明るい状況でも映像はくっきりと鮮やか。実効解像度は1080PのFHD

プロジェクターの場合、明るさ表記が逆に混乱を招いているような感覚もあります。というのも、何度も記載してくどくなりますが、先日購入したプロジェクターは明るさ 4500ルーメンの割には暗く感じますので。なお、本製品の場合には、後述のとおり、明るさと鮮やかさには十分に満足のいくものです。

高コントラスト、大画面

明るさとともに重要なポイントはコントラスト、日中での投影やビジネス用途向けには大きく影響します。

コントラスト比は5000 : 1、投射距離(約1.7m-9.2m)により、50-300インチの大画面。推薦投射距離は3mほど

9.2mの投射距離で300インチとは凄まじい。我が家の広さでは、せいぜい100インチが限界。

高低音スピーカー、長寿命

私がこれまで3台のプロジェクターを使用したなかで、明るさとコントラストと同じく重要なポイントが、ファンの音量とスピーカーの音質。私は場合は、ファンが爆音の場合には、大画面の迫力よりも静かなテレビでの視聴が望ましいとの認識であり、また、ファンの音量に負けないほどのスピーカーの音量も必要となり、さらには音量が大きくても音割れしないなどの品質も保持する必要があります。

Amazonに記載のスピーカーの特徴は以下

高低音スピーカーにより、音質が同型のプロジェクターの50%増し、LEDライトの寿命は50000時間以上

「高低音スピーカー。同型よりも50%増し」とありますが、具体性に乏しいところが厳しい。

豊富なポート類

Vankyo V600の特徴の一つが、HDMIポートを2つ備えており、さらには D-Sub、USB x 2、AV、SD カードスロットと入力のポート類が豊富です。

なお、使用してみて便利な機能が(このクラスのプロジェクターはこれが標準かもしれませんが)、入力ソースのデフォルトがHDMIとなっており、電源をオンにする度に、リモコンを操作しソースを選択しなおす手間を省けます。

3年間の保証、Twitterでのクレーム対応

Amazonの製品ページに3年間の保証と記載があります。また、Vankyoさんから直接いただいた情報では、Twitter 日本公式アカウントを新設し、そちらにて クレーム対応を行っているとのこと。もちろん、メール(日本語対応)も可能ですが、Twitterなら、より迅速な応答を期待できます。

Vankyo、Twitter 日本公式アカウント

サイズ、その他の仕様

特徴ではありませんが、上記の事項も含め、説明書から抜粋の仕様は以下となっています。

明るさ5500ルーメン
ネイティブ解像度1920 x 1080
サポート解像度576i, 576P, 720i, 720P, 1080i, 1080P
コントラスト5000 : 1
スピーカー出力5W x 4ohm
フォーカス調整マニュアル、キーストーン ±15°
アスペクト比16:9、4:3、Auto
投写距離50-300インチ
ランプ寿命50,000時間
インターフェースHDMI x 2、USB 、AV、D-sub、SDカード
サイズ30.8 x 23.2 x 10.50cm、1.4kg
OSD言語多言語対応(日本語にも対応)

 

以下の記事で実機レビューの日本円換算 15,000円ほどのプロジェクターと比較して、際立つ事項を黄色網掛しましたが、明るさとコントラスト比が高く、また、HDMIポートが2つある点で優位。価格もVankyo V600 が5,000円ほど高くなりますが、以下の製品もコスパ度が高いため、価格相応のスペックの相違と言ったところでしょうか。

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外観と機能

続いて外観と上記の仕様に連動して機能について記載します。

 

▼収納バック、レンズのキャップ以外の付属品はこちら。リモコン、AVケーブル、HDMIケーブル、電源ケーブルの他、レンズ部分の清掃用の綿棒まで付属しています。7ヶ国語対応の説明書が付属し、1言語あたり6ページの説明です。

 

▼このクラスとなると電源ケーブルも大きくなり、アースも付いています。リモコンは比較用に、Fire TV Stick 4K モデルのリモコンを並べています。

 

▼リモコンを拡大。リモコンの操作性と反応はよいのですが、背面にある乾電池を入れる際のフタが硬く開けにくい。

 

▼収納バックはこちら。2.6kgの重量を支えることになるため、保護材を含めてしっかりとしています。

 

▼こちらは本体を収納した様子。家庭で利用の場合にも、収納バックがあることでケーブル類も含めてかさばらずに保管できます。

 

▼ブラックとシルバーのツートンの外観で、オフィスでも違和感のない配色です。素材はプラスチックですが(プロジェクターが金属製である必要もないですが)、安っぽさはありません。

 

▼正面より。下部にある角度調整用のネジを伸ばした状態です。

 

▼角度調整用のネジとキャップがわかるように、逆さまにして撮影。

▲手元にある、キャップ付きのプロジェクター 3台に共通するのですが、レンズを引き延ばした状態ではキャップを取り付けできず。ビジネス用途ではこの仕様でもよいのですが、家庭用としては、レンズを引き延ばしたままキャップを取り付けできるとありがたい。置き場を固定して使用する場合には、使用の都度 フォーカス調整を行うことになります。

 

▼参考までに、自宅にある4台のプロジェクターのうち、3台を並べて撮影。

▲並べてみると、サイズは大きく異なります。小さな三脚に載せている以下の記事のプロジェクターは、携帯できることを大きな特徴としているために、こちらの製品はさておき、上のプロジェクターの倍ほどの体積がありそうです。

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▼手動のフォーカスとキーストーン調整(台形調整)を拡大。プロジェクターのフォーカス調整は、概ねどの製品も同じですが、大まかなフォーカス調整は本体を動かして、小さな調整はダイヤルで行うこととなります。キーストーン調整は±15°と一般的なもの、あるいはやや調整幅が狭い。

 

▼本体の操作ボタン。リモコンが軽快に動作するため、本体で操作することは多くないはず。

 

▼レンズから見て右サイド。排熱用の通風口が4割ほどを占めています。右上のポート類は、左からSDカードスロット、AV入力、音声出力端子。音声出力端子から外部スピーカーに出力することもできます。

 

▼レンズから見て左サイド。左下はスピーカー。上のポート類は、左から D-Sub、リモコン用の赤外線受光部、USB x 2、HDMI x 2。

▲スピーカーはステレオではなく、シングルのようです。

使用感

では実際の投影時の画像に基づき、使用感を記載します。なお、今回は以下のよくない条件のもとでの撮影であり、よりよい条件のもとでの撮影ができた場合には、写真を置き換えます。

  • 夜ではなく、夕方の薄曇りのなか、カーテンを閉めての撮影。
  • 投射先はスクリーンではなく、白い壁への投射。
  • 掲載の写真はサイズ縮小、さらに圧縮しているため、実際の画像より鮮明さと描写は劣ります。
  • 最下段 2枚の写真は、天井に投影したものですが、おそらくは50インチ相当。それ以外は70~80インチ相当です。

 

▲Fire TV Stickのホーム画面を、上の写真は室内照明を最大、下の写真は夕方にカーテンを閉め、室内照明をオフにして撮影。写真では読み取れないのですが、室内照明を最大にしても、所有する4500ルーメンのプロジェクターのように「見えないから使用を諦める」との状況ではなく、しっかりと視認できます。

 

▲▼PCも接続し試しましたが、こちらはFire TV StickのブラウザのYouTubeの画面を投射し、テキストの視認性を確認したもの。上の写真は、条件は上記のFire TV Stickのホーム画面と同様に、上の写真は室内照明を最大、下の写真は夕方にカーテンを閉め、室内照明をオフにして撮影。室内照明を最大にした場合にも、会社でエクセル・パワポなどで利用するプロジェクター(価格帯は不明)と遜色なく、テキストは同様に読み取ることができます。

 

▼こちらは上の写真と同条件で、夕方にカーテンを閉め、室内照明をオフにして撮影した Netflixの画面。メリハリのある鮮やかな画像となり、家庭で動画を見るうえでは十分に明るく鮮やかな、迫力のある映像です。さすがにテレビを並べると鮮やかさでは劣りますが、比べてみないと大きな違いは感じないほど。

 

▼こちらは夜間に天井に投射した 50インチ相当の画像。写真ではわかりにくいのですが、夜ともなるとメリハリ・鮮やかさが一層増します。2枚目の画像はWindowsのホーム画面ですが、さすがに、アイコンの小さな文字は識別しにくく、これは会社で使用のプロジェクターも同様。

▲今回は試さなかったのですが、USB Type-CポートのあるAndroid スマホとの接続は、USB Type-C to HDMI ケーブルにより、iPhoneとの接続は lighting to HDMI ケーブルにより可能です。PCとの接続は、HDMI ケーブル、USB Type-C to HDMI ケーブルにより難なく可能でした。

また、2つ上の画像の右上にOSDメニューを表示していますが、画面サイズの拡大・縮小、色温度の変更など多機能で、レスポンスも軽快です。

 

その他、ファン音、スピーカーなども含めた雑感を記載します。なお、比較対象は、以下の記事でレビューの 6,000円台、15,000円台のプロジェクターです。

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  • 明るさと鮮やかさ、テキストの視認性は特筆もの。5000ルーメンの明るさよりもコントラスト比が高いことが、大きく影響しているような感覚です。
  • 6,000円台のプロジェクターは、明るさ4500ルーメンとしていますが、これを基準にすると、本製品は5000ルーメン以上の明るさを感じます。
  • 他の2製品は、暗やみでのリモコン操作が手探りとなり、照明をオンにしてリモコン操作することが多いのですが、本製品の場合には映像が程よい照明替わりになり、リモコン操作も照明要らず。
  • 白の背景に黒のテキストの視認性は、照明をオンにした場合にも、会社で使用のプロジェクターと遜色ありません。
  • 排出される熱風は抑えられていますが、ファンの音量はそれなりのもの。比較対象の3製品ともに同様の音量。3製品のみの使用では、どの程度が妥当か判断できないのですが、静かとは言えない音量です。
  • 2つあるHDMIのうち、1つがデフォルトで設定されており、電源オンの度にソースを選択し直す煩わしがなく、さりげなくも大きなメリットです。
  • キーストーンの調整においては、水平・垂直ともにある程度の広範囲に調整できる15,000円台のプロジェクターが優位。本製品は、±15°の調整範囲となりますが、もう少し調整できるとさらによいかも。
  • スピーカーは音量を上げても音割れすることはないのですが、標準的な音質。これはスピーカーは標準以上で、他の2製品のスピーカーが価格以上とも言えます。

まとめ

上記ではポイントとしつつも長くなりましたが、あらためて整理すると、明るさと鮮やかさはスペック以上のように感じ、室内照明オンの場合にもテキストの視認性は十分。これなら特徴として「ビジネス、ホームシアター両用」とするのも納得。一方、ファンの音量とスピーカーは標準的なもの。全般的に、これで2万円とは Amazonでのレビュー数の多さ、高評価であることも納得の製品です。

本製品を含めて、自宅にはプロジェクターが4台揃いましたが、今後 本製品をメインにスクリーンや外部スピーカーなどを拡張していくことに決定。Fire TV StickとミニPCを2つのHDMIポートで使い分け、試しにアンプに接続することなどを目論んでいます。

 

▼今回レビューしたのは、こちらのVankyo V600

 

▼V600は台形補正が±15°で狭いのですが、Vankyoのワンランク上のV630は、±45°デジタル台形補正となるようです。2019年12月22日現在では、5,000円オフのクーポンを配布しており、V600とは約1,000円の価格差。

▲▼V630の個別記事はこちら。

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