ThinkPad X230やMacBook Air 11 Mid 2011など、映像出力ポートがHDMIではなく Mini DPとなる製品があります。この仕様では外部モニターへの接続が不便なため、Mini DisplayPort to HDMI アダプターを購入しましたので、簡易的にレビューします。
4K@30Hzのアダプターの場合、2024年10月27日現在のAmazon 価格は999円と安価な製品ですが、アダプターのシェルはアルミ製であり、映像出力も課題なく機能しています。
今回はこのMini DisplayPort to HDMI アダプターの簡易的なレビュー記事となります。
購入した Mini DisplayPort to HDMI アダプター
Amazonにて購入のMini DisplayPort to HDMI アダプターは以下です。製品間の仕様・特徴の相違がない、この類の製品は、どの製品を購入すべきか悩ましくなりますが、Amazonにて売れ筋の製品を購入。
4K@30Hz / 4K@60Hzの2種類がありますが、使用するPCが 4K@60Hzに対応していないために、安価な4K@30Hzのモデルとしました。
▼999円の格安製品ですが、立派な外箱に収められています。2024年10月の今となっては需要が少ないと思いきや、Amazonでは「過去1か月で500点以上購入されました」とあり、よく売れているようです。
▲▼下の製品画像と比べると、コードの素材が異なっています。コードは硬く、取り回しを行いづらいもの。上の写真・左のHDMIポートのシェルは青みがかっていますが、実際には以下のイメージ画像の色に近いです。
アダプターの使用感
記事に掲載の写真は 「Thinkpad X230」ですが、「MacBook Air 11 Mid 2011」との2台で使用していますので、使用感のポイントを掲載します。
- アダプターのHDMI、MiniDPポートともに、接続はやや硬いものの、しっかりと接続できます。
- コードは太く硬く、コードの取り回しを行いづらい。
- 接続先の外部モニターは27インチの4K 解像度ですが、X230 / MacBook Air 11 Mid 2011ともに 4K 出力に対応していないため、FHDでの出力しています。
- 上記において、今さらながらに X230の仕様を確認すると、MiniDP経由での外部映像出力は最大 2560 x 1600となっています。
- アダプター接続語の映像表示には数秒間要するものの(10秒いない)、一旦 映像表示となると安定して使用できています。
- アダプターのシェルは仕様どおりのアルミ製。使用中には、シェルがそれなりの熱を帯びていますが、使用を中止したくなるほどの熱ではありません。
- アダプターとは関係ありませんが、2024年10月現在では、MacBook Air 11 Mid 2011の動きがかなり遅く、Web サイトの画像表示においても 待たされ感があります。
ThinkPad X230との接続
ThinkPad X230にて使用中の一コマ。コードは取り回しを行いづらいのですが、撮影用にあえて PCの近くに移動させています。
▼ThinkPad X230 / Windows 10での接続状況。FHD@60Hzにて出力できています。
MacBook Air 11 Mid d2011との接続
MacBook Air 11 Mid 2011との接続です。数年前に、Mini DP to HDMI コードを購入し使用したことがありますが、本製品はそれとは比較にならないほどに安定しています。
ThinkPad X230と同様に、アダプター接続後に認識に 10秒弱要しますが、接続後は安定しています。接続先のモニターは27インチの4Kですが、MacBook Air 11 Mid 2011が 4K出力に対応していないため、以下の画像のとおり、FHDでの出力です。
まとめ
今更ながらに、10年以上前に販売の「ThinkPad X230」や「MacBook Air 11 Mid 2011」にて使用可能な、「Mini DisplayPort to HDMI アダプター」の簡易的なレビューでした。
2024年10月27日現在のAmazon 価格 999円の安価な製品ですが、課題もなく安定動作しています。
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