2024年7月現在販売のインテル CPUを搭載するミニPCのうち、他ブランドの製品も含めて ハイエンドの構成となるのが、Core i9-13900Hを搭載する「GEEKOM IT13」です(GEEKOM社から、同CPUを搭載する製品は複数販売されています)。
以下の記事にて実機レビューしていますが、メモリ 32GB、PCIe 4.0 2TB SSD、USB4ポートを2個搭載と、CPU以外のスペックと機能も充実しています。
本製品がGEEKOM 公式ストアの表示価格より さらに26,000円オフとなるクーポン(2024年8月14日まで有効)を受領しましたので、以下のレビュー記事のポイントとあわせて記載します。
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GEEKOM IT13 実機レビュー、Core i9-13900H / メモリ 32GB / PCIe 4.0 2TB SSDを搭載し、M2 Pro Mac mini並みにキビキビ動作のミニPC
販売ページ
2024年8月14日まで有効のクーポンコード「IT13winai26000」の利用により、Core i9-13900H / 32GB メモリ / 2TB SSDのモデルが 26,000円オフの99,000円での販売です。
GEEKOM IT13のスペック
GEEKOM IT13の詳細スペックは以下となります。上の画像にも掲載されていますが、標準装備のPCIe Gen 4 x 4のM.2 SSDのほか、2242サイズのM.2 SATA SSD、2.5インチ SATA SSD/HDDを増設することができます。
なお、上の画像に「Whisper Quiet Fun」とありますが、Core i9-13900HのハイエンドのCPUを搭載していますので、ファンの音量はミドルレンジクラスのミニPCよりも大きくなります。
CPU | Core i9-13900H、14コア 20スレッド、最大 5.40GHz、TDP 45W |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4-3200 32GB デュアルチャネル、最大 64GB |
ストレージ | 2280サイズ M.2 PCIe Gen 4 x 4 2TB SSD、2242サイズ M.2 SATA SSDと2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | WiFi 6E |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-A x 2、USB 2.0、USB4 x 2、HDMI x 2、有線LAN |
サイズ | 117 x 112 x 49.2、652g |
OS | Windows 11 Pro |
実機のベンチマークスコアと外観
詳細な実機レビューは以下の記事に掲載していますので、ここではポイントとなる事項を、画像と写真をメインに掲載します。
GEEKOM IT13 実機レビュー、Core i9-13900H / メモリ 32GB / PCIe 4.0 2TB SSDを搭載し、M2 Pro Mac mini並みにキビキビ動作のミニPC
ベンチマークスコア
これまでにレビューしたミニPCとノートPCのベンチマークスコアは、以下の記事にて一覧化していますが、Core i9-13900Hを搭載する本製品は、シングルコアにおいては M.2 Pro MacやAMD Ryzen 7 7840HSと同水準のスコアです。
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
CINEBENCH R23、ミニPC・ノートPC 25機で計測のスコア一覧
▼Geekbench 5のスコアは「シングルコア 1988、マルチコア 10643」。2つめの画像は、M2 Pro Mac miniのスコアですが、シングルコアは概ね同水準です。
▼「CINEBENCH R23」のスコアは「シングルコア 1743、マルチコア 9542」
▼2TB PCIe Gen 4 x 4のSSDは、読み書きともに 4000MB/s台半ば。なお、メモリ・SSDともに大手ブランド「Lexar」の製品を搭載し安心感があります。
▼iPhone アプリ「デジベル X」で計測の、ベンチマークで負荷をかけた際のファン音量です。約54dBと大きなファン音量となることに留意ください。また、負荷をかけていない際にも、ファンは常時回転しています。
3DMarkなど、その他のベンチマークスコアは、文中にリンク先を掲載のレビュー記事を参照ください。
外観
続いて、実機レビュー記事から抜粋の、外観のポイントについて記載します。スチール製の内部のフレームと底板などにより剛性は高く、ズッシリとした重みがあります。
▼前面は、USB 3.2 Gen 2 Type-A x 2個、イヤホンジャック、電源ボタンを備えています。電源オン時には、電源の絵柄が白く点灯します。
▼背面は左から、電源、USB4、HDMI、有線LAN、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 2.0、USB4、HDMI。内部の熱はファンを通じて上の通風孔から勢いよく排出されます。
▲▼USB4ポート経由にて、外付けGPU ボックス・外付けグラボを接続することができます。
ミニPC 2製品にUSB4 外付けGPU ボックスを接続し安定動作。外付けグラボのシステム情報とベンチマークスコア
▼付属のACアダプターは 2分割式の大型です。三極プラグのため、別途変換アダプターが必要となります。なお、ACアダプターは 120W / 19Vです。
▼底板は金属製です。四隅のプラスネジを緩め(紛失防止などのためにも、ネジは外れない仕様です)、底板を外すと内部にアクセスできます。
▼内部の構成です。メモリは2スロット形式、右のSSDの左横に 2242サイズ M.2 SATAの空きポートがあります。なお、2.5インチ SATA HDD/SSDは 左の底板裏に増設する仕様です。
底板と内部のフレームは金属製、外枠は樹脂製となり、ズッシリとした重みがあり、剛性を確保しています。
まとめ、クーポン情報
CPUにインテル 第13世代 Core i9-13900H、メモリ 32GB、PCIe Gen 4 x 4 2TBを搭載のハイエンドなミニPC「GEEKOM IT13」の実機レビュー記事から、ポイントとなる事項をあらためて掲載しました。
ベンチマークスコアと体感レスポンスは M2 Pro Mac miniと同水準となり、キビキビと動作するうえに、USB4 x 2ポート、M.2 SATA SSD / 2.5インチ SATA HDD / SSDを増設の拡張性、高い剛性の筐体を兼ね備えた製品です。
ただし、重ねての記載ですが、ハイエンドのCPUを搭載していますので、一般的なミニPCよりも CPUファンの音量が大きいことに留意ください。
▼上記で引用の「GT13 PRO」と「XT13 PRO」の販売情報は、以下のトップページから参照ください。AMD Ryzen 9 8945HSを搭載する ハイエンド ミニPCもラインナップされています。
▼製品の詳細は以下のレビュー記事を参照ください。
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