CPUにAMD Ryzen 7 7840HSを搭載するミニPCは、MINISFORUM、GEEKOM、Beelinkなど、復数のブランドから販売されていますが、今回紹介するのは「BOSGAME」の製品です。
OCulinkを装備する「MINISFORUM UM780 XTX」など、特徴を有する製品もありますが、「BOSGAME M1」は、26mmのデュアルスピーカーをビルトインしていることが大きな特徴です。
BOSGAME M1のスペック
他ブランドの同スペック帯のミニPCとの比較では、スピーカーをビルトインしていることが最大の特徴ですが、以下の構成など、フル装備です。
- メモリはDDR5 5600MHz、標準 32GB、最大 96GB
- PCIe 4.0 M.2 スロットを2個装備、ヒートシンクも装備
- USB4を2ポート装備
- 映像出力は、HDMI、DisplayPort、USB-Cの3系統
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS、Zen4 アーキテクチャ、8コア 16スレッド、最大 5.1GHz、AMD Ryzen AI エンジンを搭載 |
GPU | AMD Radeon 780M グラフィックス |
メモリ | DDR5 5600 32GB / 64GB、最大 96GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 SSD 1TB、PCIe 4.0の空きポートあり |
WiFi | WiFi6E 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB4 x 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 4、USB-A 2.0、HDMI、DisplayPort、有線LAN x 2 |
サイズ | 13.59 x 13.21 x 5.05cm |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | 26mm スピーカーを2個搭載 |
CINEBENCH R23、ミニPC・ノートPC 30製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標
▼CPUにRyzen 7 7840HSを搭載するミニPCは、以下の記事にて実機レビューしています。普段使いでのキビキビ動作はもちろんなこと、以下の記事に掲載の「CINEBENCH R23」の事例など、ベンチマークによっては、2つめの記事のRyzen 9 7940HSこスコアを上回ることがあります(ただし、冷却対応の程度などに応じ、同スペックのPC全てに当てはまるものではありません)。
▲▼最大の特徴は、26mm スピーカーを2個搭載していること。少なくとも、Mac miniに搭載のシステム音をメインとしたスピーカーよりも高音質。また、私はスピーカーレスモニターとミニPC向けに、ダイソーで330円で購入のミニスピーカーを使用していますが、このような対応も不要です。
▼ポート類は、USB4 x 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 4、USB-A 2.0、HDMI、DisplayPort、有線LAN x 2。USB ポートは合計7個と、このクラスの他のPCと比較すると 1,2個多く搭載されています。
▲▼前面と背面にUSB4ポートを装備、私にとっては理想的な配置です。背面に外付けGPU ボッグス、前面からモニターは映像出力することもできます。
まとめ、価格情報
BOSGAME M1にをAliExpressで探してみたのですが、M1のみならず、他ブランドの同モデルも見当たりませんでした。また、公式サイトではラインナップはされているものの、詳細情報はなし。ただし、インスタにはアップされています。
AmazonのBOSGAME ストアでは、本製品を含めて、複数製品が販売されており、(OEM製品と思われるものの)デザイン、機能ともに手堅くまとまった製品が多く、私個人としては好感を持っています。
2024年7月4日現在のAmazon 価格は クーポン利用により 88,000円。Amazonと楽天市場 / Yahoo! ショッピングでは かなりの価格差があります。
▼比較対象の、Ryzen 7 7840HSを搭載するミニPCのAmazon 情報はこちら。他のブランドよりも低価格であることが多い「GMKtec」の「K6」が86,299円ですので、「BOSGAME M1」はコスパも高いです。
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