Xiaomiのコスパに優れた Redmi シリーズから、Redmi Note 11 / 11S / 11 Proがリリースされています。Redmi Note 11は Snapdragon 680 / 50百万画素とエントリーからミドルレンジ、Redmi Note 11 Proは AliExpress 価格 3万円台半ば以降と安くはないことから、私としては Helio G96 / 108百万画素カメラを搭載のRedmi Note 11S推し。今回はこの Xiaomi Redmi Note 11Sのスペックを確認してみます。
Xiaomi Redmi Note 11Sのスペック
CPUにHelio G96、108百万画素のメインカメラ、デュアルスピーカーを搭載する Redmi Note 11Sのスペックは以下となります。
CPU | MediaTek Helio G96、8コア |
GPU | ARM Mali G57 |
メモリ | 6GB / 8GB |
ストレージ | 64GB / 128GB |
ディスプレイ | 6.43インチ、AMOLED パネル、解像度 2400 x 1080 |
リアカメラ | 108MP メイン + 8MP ワイド + 2MP マクロ + 2MP 深度計測、AI 4カメラ |
フロントカメラ | 16百万画素 |
WiFi | Dual Band 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
SIM | Dual Nano SIM |
LTE 対応バンド | LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/20/28 LTE TDD: 38/40/41 (B41 2535-2655MHz) |
バッテリー | 5000mAh、33W Pro 急速充電 |
サイズ | 厚み 8.09mm、179g |
OS | MIUI 13 based on Android 11 |
その他 | デュアルスピーカー |
▲当サイトで掲載の Helio G96を搭載するスマホとしては、上記の「Blackview BV8800」があります。Helio G96のAnTuTu ベンチ v9のベンチスコアは約30万。普段使いではキビキビと動作するスコアですが、下位で無印のRedmi Note 11に搭載のSnapdragon 680のスコアが約27万であり、11 / 11S間で 体感できるほどのレスポンスの相違がないため、11Sではワンランク上のCPUでもよかったようにも思います。
なお、AnTuTu ベンチスコア 27万〜30万クラスの体感レスポンスは、以下のRedmi Note 8 Proのレビュー記事を参照ください。スコア 50万クラスのスマホと比較すると、普段使いでのレスポンスは僅かに遅いものの、ブラウザやSNS関連のアプリではサクサクと言える水準です。
▼AMOLED(有機EL)パネルを搭載する 6.43インチのディスプレイ。90Hzのリフレッシュレートに対応する製品は多くなりましたが、最大輝度は 1,000 nitsと明るいディスプレイです。
▼ポイントの一つが108百万画素のメインカメラ。高画素数の場合は特に、採用するイメージセンサーやチューニングなどにより、色合い・暗所での明るさやフォーカス、使い勝手に影響するものですが、スペックからは推し量りにくいため、一般ユーザーのレビュー待ちです。
▼5000mAhのバッテリーは、33W Proの急速充電に対応。上位機と比較すると強烈ではありませんが、33Wよりも26% 急速とあります。
Xiaomi Redmi Note 11Sの外観
続いて、Redmi Note 11Sの外観について、少ない画像に基づき見ていきます。上の実機写真を見ると、エッジが大きく丸みを帯びていますが、下のイメージ画像では「New flat frame design」とあり、サイドはフラットになっています。
サイドから見た場合には、私がメイン利用の iPhone 12 Pro Maxのようなフラットに思えますが、背面のエッジはカーブしており、持ちやすさを損なわない形状のようです。
▼こちらのデュアルスピーカーをアピールする画像からも、フラットなサイドを確認できます。なお、デュアルスピーカーは、一見 同サイドの画像かと勘違いしましたが、縦持ちでの上下にスピーカーが配置されています。
▼ブルー、グレイ、ホワイトの3色展開ですが、所有する Redmi Note 8 Proの指紋が目立ちやすい素材に対し、11Sはそうではないように感じます(製品紹介に素材や艶の明記はありません)。
まとめ
今回は Redmi Note 11Sをメインに記載しましたが、11 / 11S / 11 Proのスペックを確認すると、2021年春に発売の POCO F3 / POCO X3 Proほどのインパクトはないように思います(POCO X3 Pro 実機レビュー、AnTuTu ベンチスコアは55万越え、ストレージもSSD並みの実力機)。
また、冒頭で 「Redmi 11としては 11S推し」と記載しましたが、11のSnapdragon 680と 11SのHelio G96に、体感できるほどのレスポンス差がないことから、108百万画素のカメラに大きな魅力を感じない場合には、AliExpressでの最安構成が2万円未満のRedmi Note 11が程よい選択肢とも思います。
▼AliExpressの販売情報はこちら。
Xiaomi Redmi Note 11S、AliExpress
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