Windows PCの細くかすれた文字を、多少なりとも見やすくする 4つの手段 | Win And I net

Windows PCの細くかすれた文字を、多少なりとも見やすくする 4つの手段

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

私がメインのPCをWindowsからMacにスイッチした理由の一つは、同じアプリとフォントを利用した場合にも、Windowsの文字はMacよりも細く かすれ気味であること。今なお、Windows PCを多用する、老眼進行中に私には厳しいのですが、Windowsのフォントを多少なりとも見やすく設定しています。

文字を見やすくする、3つの手段の概要

Windowsのフォントを見やすくする手段としては以下があります。ただし、そもそも Windowsは文字の表示が細いために劇的な変化とはなりません。

  1. フォントの種類を変更する。私の場合、多用するGoogle Chromeのフォントはメイリオにしています。会社でのExcelなども見栄えよくする場合には、メイリオを使用することが多いのですが、明朝よりも太く、ゴシックよりもサイズが大きく 私好みのフォントです。
  2. 文字のサイズを大きくする。文字自体を大きくする、文字とアイコンなどの全体を大きくする手段があります。
  3. 「ClearType テキストの調整」により、文字を見やすくする。ただし、劇的な変化とならず、「何となく見やすくなったかも」程度の効果です。対応方法については後段にて記載します。
  4. 2024年4月25日の追記ですが、エクスプローラーなどのシステムフォントを、メイリオなどの任意のフォントに変更する、サイズ・太さを変更する手段もあります。これは明らかに見やすくなり、おすすめの対応の一つです。

 

その他、文字のギザギザ感・ドットが気になる場合には、一般的には より高解像度のディスプレイに変更することが効果的。24インチクラスのFHDをお使いなら、2.5K 解像度クラス、4K クラスとすると、ギザギザ・シャギーさは気にならないほどに大きく改善します。

また、思い切って Macにスイッチするのもよいかもしれません。私がメインPCをWindowsからMacに変更した理由の一つが、文字の見やすさであり、以下のMacBook Proの中古などは2万円ちょっとで購入できます。

MacBook Pro 15 Retina Late 2013、今更ながらの実機レビュー。第8世代 Core i3水準の体感と鮮やかな液晶で、まだまだ現役続行
M1 MacBook Airを購入し、明るくて鮮やかな画面と快適なレスポンスには十分に満足している私ですが、13.3インチの画面では在宅勤務などでは やや辛い。そこで、M1 Macの発売により、値崩れしている15.4インチのMacBook ...

 

▼WindowsとMacでの、メイリオを事例とした見やすさの相違は、以下の記事を参照ください。タイトル・本文では「僅かな相違」としていますが、3年間 使い続けたなかでは かなり異なります。

かなり簡単、Macにメイリオをインストールする方法と、Windowsのメイリオとの僅かな相違
Windowsに慣れていると、Macを使用して最初に違和感を感じるのがそのフォント。やはりMacもメイリオでないとしっくりため、MacBook Airにメイリオを入れてみました。 既に同様の記事はあふれていますが、今回はMacにメイリオや他...

 

フォントの種類の変更

端末レビューなどで、Windows 10 / 11の初期設定から始めることの多い私ですが、必ず行うことの一つがフォントの変更。初期設定のフォントは細く見づらいため、少なくとも多用するChromeでは「メイリオ」に変更しています。フォントの好みは人それぞれのため、見やすく好みのフォントに変更するとよいでしょう。

 

▼以下の画像は Windows 11の事例ですが、フォンの変更の手順は、Windows 10 / 11ともに同じです。

ホーム画面の右クリックで表示の子画面にて「個人用設定」を押下すると、以下の画面となります。「使用可能なフォント」からお好みのフォントを選択します。ラインナップにないフォントを使用する場合、例えばWebからダウンロードしたフォントを「フォントの追加」にドロップします。

文字のサイズを大きくする

Windows PCで、文字のサイズを大きくする方法は以下です。Windows 10と11では、設定画面の階層が異なるために分けて記載しています。

Windows 10の場合

Windows 10の場合には、「設定」の「簡単操作」「ディスプレイ」へと進み、「文字を大きくする」で調整します。下の「全体を大きくする」で調整した場合には、アイコン・文字など、全体が大きくなります。ディスプレイの解像度が高く、全体が小さい場合には後者で調整します。

Windows 11の場合

Windows 11の場合、Windws 10よりも設定する画面の階層は深くなります。

 

▼「設定」「システム」の「ディスプレイ」を開きます。赤枠の「拡大/縮小」にて、文字やアイコンなどを大きくすることができます。

 

▼さらに上の「拡大/縮小」の右側を押下し、「テキストのサイズ」を開きます。

 

▼こちらでテキストのサイズを変更することができます。

ClearType テキストの調整

Windowsの標準機能として備わっている「ClearType テキストの調整」ですが、他サイトでは「見やすくなった」とのコメントが多いものの、私としては気休め程度との見解です。

 

▼Windows 10の場合には、「設定」の「個人用設定」「フォント」の「ClearType テキストの調整」へと進みます。

 

▼Windows 11の場合には、ホーム画面の右クリックで表示される画面から「個人用設定」を押下すると以下の画面となります。ここで「フォント」「ClearType テキストの調整」を押下します。

 

▼以降の画面は、Windows 10 /11に共通ですが、画面の指示に従い設定します。

以下の画面では「画面に表示されるテキストがくっきり鮮明に読みやすくなります」とありますが、効果のほどはそれほどではありません。

 

▼お使いのモニターが表示されます。

 

▼以降、5つの画面で読みやすい文字を選択しますが、どれも明確なものではなく、微妙な選択肢です。

 

▼以下の画面の表示、「完了」の押下で設定完了です。

 

システムフォントを任意のフォントに変更する

上の画像はエクスプローラーのフォントを極端に変更した事例(左は変更前、右は変更後)です。これは、フリーソフトの「Meiryo UIも大っきらい!!」によって実現します。システム全体に及ぶものではなく、エクスプローラーやホーム画面のアイコンの文字、その他の一部のアプリのメニューなどに限定されるものの、明らかに見やすくなります。

変更する方法などの詳細は、以下の記事に掲載しています。

Windows 11、エクスプローラーなどのシステムフォントを見やすい任意のフォントに変更する方法

タイトルとURLをコピーしました