Amazonのタブレットを参照していて、価格面で気になった製品が「UMIDIGI G1 Tab mini」。8インチのAndroid タブレットですが、2024年6月2日現在のAmazon スマイル SALEでの価格は 8,720円。価格からもスペックを抑えているのは明らかですが、4コアのCPUに、物理メモリは3GB、ストレージは32GBとなっています。
今回は、興味本位の記事となりますが、「UMIDIGI G1 Tab mini」のスペックについて記載します。
引用元・販売元
UMIDIGI G1 Tab miniのスペック
価格優先のコンセプトでしょうから、液晶の解像度が低いこと、GPS未搭載であることはよいとして、CPUがワンランク上、メモリが4GBだとよかったように思います。ただし、金属製の背面と2スピーカーであることは評価できます。
CPU | RK3562、4コア、最大 2.0GHz |
GPU | |
メモリ | 3GB + 拡張 3GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 8インチ、IPS、解像度 1280 x 800 |
WiFi | Wi-Fi 6 (802.11ax/ac/a/b/g/n) |
Bluetooth | 5.0 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 5百万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh、10Wでの充電、USB Type-C |
サイズ | 201.6 x 124.5 x 8.9mm、368g |
OS | Android 14 |
その他 | 金属製ボディ、GPS 未搭載、2スピーカー、ケース付属 |
スペックの補足は以下です。
- CPUのRK3562のAnTuTu ベンチ v9のスコアは15万前後。メモリ 3GBとあいまって、Web サイトのブラウジングやSNS関連のアプリにおいても、少なからず遅さを感じる水準です。
- 低価格な端末ですので、液晶の解像度 1280 x 800と低いことは止むを得ず。ただし、私の8インチ・同解像度のタブレットの使用感では、文字の表示においても 多少の粗さを感じます。
- また、ディスプレイの占有率は80%と低いこと(ベゼルが太いこと)も気になります。
- Amazon 価格 8,720円にして、背面は金属製、2スピーカーを搭載していることは評価できます。
- LTE未対応のうえ、GPS未搭載であることにも留意ください。
- 動画配信サイトの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」の文言が見当たらないことから、SD画質のL3での再生と思われます。
▼過去記事を探ったところ、CPUにRK3562を搭載するタブレットは以下の製品程度です。レスポンスには期待できないことに留意ください。
BMAX I9 Plus、Widevine L1対応の10インチ Android タブが 7,990円で販売中(11/5まで)
▼イメージ画像では4色展開ですが、Amazonでの販売は グレー・パープル・ブルーの3色です。派手さを抑えたライトな色に金属製ボディと、イメージ画像を見る範囲では安っぽさはありません。
▼Amazon 価格 8,720円にして、2スピーカーを搭載しています。ただし、音質はそれ程よくないとの情報もあります。
まとめ
低価格な端末のため、スペック・機能ともに制限され、小さなお子様向け、あるいは Android 14の機能の確認の用途向きです。
低価格な端末をお探しの場合、私としては あと3千円ほど出費し、以下の記事に掲載の8.4インチ FHD / UNISOC T606 8コアのタブレットがおすすめです。
▼UMIDIGI G1 Tab miniの販売情報はこちら。
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