6.7インチ シャープ製の大型パネルにHelio P70、メモリ 6GBを搭載するスマホ「Ulefone T2」がリリースとなりました。同じくHelio P70を搭載する、OUKITEL Y4800、UMIDIGI S3 Proと比較しつつ、Ulefone T2のスペックと特徴について記載します。
Ulefone T2のスペック
▼LTE対応バンドは省略していますが、同じくHelio P70を搭載する、OUKITEL Y4800、UMIDIGI S3 Proとのスペック比較。
Helio P70のAnTuTuベンチマーク v4のスコアは14万台半ばとなり、Snapdragon 660と同水準。メモリ 6GB、ストレージ 128GB搭載であることから、負荷の大きいゲームを行わない限りは、ストレスなくサクサクと動作します。
また、顔認証にも対応。私の顔認証の利用範囲では、iPhone XS Maxの精度はかなり高いのに対し、Android スマホのエントリー価格帯のスマホはあくまで補助的な位置づけ。Ulefone T2の場合にも、あくまで顔認証をつかいつつも、指紋認証がメインになろうかと思われるものの、後段に記載のとおり顔認証の精度もアピールすべきポイントの一つとしています。
なお、6.7インチのパネルはシャープ製。しずく型ノッチではなく、通常のノッチとなりますが、以下の画像のとおり、Huawei Mate 20 Pro / P30 Proよりも優れているとしています。記載のNTSCについてはググってみましたが消化不足のため、詳細は省略。
Ulefone T2の外観と機能性
Helip P70を搭載するスマホのコスパ度では、199.99ドルで販売のOUKITEL Y4800(2019年8月23日時点のBanggood価格)が優れていますが、デザイン・質感・機能性ではUlefone T2が優位な感覚です。
▲▼3Dのガラス製の背面。イメージ画像に惑わされることも多いのですが、以下の実機(?)を見ると、イメージ画像どおりの質感高い背面となっています。
▼エントリーあるいはミドルレンジのAndroid スマホでは補助的となりがちな顔認証ですが、顔認証のアンロックは0.2秒、指紋認証は0.1秒とあります。
▼スマホで通話することの少ない私ですので、これがどれほどの恩恵となるものか未知数ですが、ノイズリダクション機能を持つデュアルマイクを備えています。
▼リアカメラはトリプルレンズではなく、16百万画素(F/2.0)と8百万画素のデュアルカメラ。HuaweiやXiaomiなどの大手と異なり、UMIDIGIも含めその他のメーカーでは、実機を操作しないとカメラの性能を確認できないことが多いため、潔くデュアルレンズとするのもありです。
価格情報
Banggoodでの2019年8月23日時点の価格は269.99ドル。Helio P70搭載、シャープ製の6.7インチパネル搭載機としては、私の知る限りでは初であるため、この価格を高いとみるか安いとみるかの判断は難しくなります。Helio P70搭載機では、よりコスパ度の高いOUKITEL Y4800(2019年8月23日時点のBanggood価格)の存在もありますので。
▼2019年8月23日時点のBanggoodでの価格は269.99ドル。
▼同水準のパーフォーマンスでは見逃せない、OUKITEL Y4800とMEIZU Note 9
▲▼中国メーカー製スマホのサブ運用には Y!mobileのSIMがおすすめ。私は1年間 Xiaomiのスマホでメイン利用していましたが(現在はソフトバンクのiPhone XS Max)、回線速度と安定性はソフトバンクと同様で、都内の平日昼休みやラッシュ時にも快適です。
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