2022年1月以降、海外通販のBanggoodで販売好調の「TRIGKEY」社の製品ですが、Banggoodのクーポン情報が更新されていますので、製品の概要とクーポン情報を記載します。同社のミニPCのうち、最安の製品としては、Gemini Lakeを搭載する「G1」ですが、私のおすすめは Jasper Lakeの「G2」、および 第8世代のCore i あるいはAMD Ryzenを搭載する「Sシリーズ」です。
Green G2、Jasper Lake N5095
CPUにGemini Lakeの後継となる Jasper Lake N5095を搭載する「Green G2」。Gシリーズはエントリークラスの位置付けですが、Jasper LakeはGemini Lakeよりも大幅なパフォーマンスアップしています。ベンチマークスコアと体感レスポンスは、現在でも価格を抑えるために販売されている インテル 第5世代のCore i3 / i5、もしくは第6世代のCore i3 / i5相当の実力です。また、静音性に優れ、負荷をかけた場合にも CPU ファン音がほとんど気にならないことも特徴の一つ。
▼Geekbench 5のCPU ベンチマークスコア。
上はGreen G2 実機、下は Core i5-5200Uを搭載するノートPCのスコアです。体感レスポンスに直結する シングルコアは同水準、マルチコアは Jasper Lake N5095が大差をつけて高いスコアです。
▼Banggoodの価格情報。
メモリ 8GB / SSD 256GB版は、クーポン「BGJPMNTR67」の利用により 189.99ドル。メモリ 16GB / SSD 512GB版は、クーポン「BGJPMNTR68」の利用により 259.99ドル
▼実機レビュー記事はこちら
▼こちらは Gemini Lake J4125の「Green G1」。クーポン「BGJPMNTR69」の利用により 169.99ドルですが、「Green G2」とのレスポンスの相違が大きいため、後者がおすすめ
Speed S、Core i5-8279U
私が知る範囲では、G2に続き二番人気の製品がこちらの「Speed S」。4コア8スレッド、インテル 第8世代のCore i5-8279Uを搭載し、Jasper LakeのG2と比較すると、高負荷をかけた際のレスポンスの相違があります。私が現在 メイン利用しているミニPCは同水準の製品ですが、在宅勤務や記事編集程度では上位機と比較しても レスポンスの相違を感じません。
▼ボディの構成は同社の他製品も概ね同様ですが、メモリは2スロット、2.5インチ SSD / HDDを増設することができます。
▼メモリ 8GB / SSD 256GB版は、クーポン「BGJPMNTR70」の利用により 319.99ドル。
▼製品の詳細情報はこちら
▼同じく Core i5-8279Uを搭載するミニPCのベンチマークスコアなど、実機レビュー記事はこちら。
Speed S1、Core i3-8109U
Speed Sもよいものの、もう少しコストを抑えたい場合には、こちらの「Speed S1」もありです。CPUを2コア4スレッドのCore i3-8109Uを搭載することにより 価格を抑えていますが、極端にヘビーな使い方(動画編集やかなり大量のデータを取り扱うなど)をしない限りは、Core i5-8279UのS1と体感できるほどのレスポンスの相違はありません。上の画像のポート類の構成も S1と同じです。
▼ヒートシンク、CPUファンの構成も シリーズ共通です。
▼クーポン「BGJPMNTR66」の利用により 249.99ドル
▼製品の詳細情報はこちら。
Speed S3、AMD Ryzen7 3750H
Speed シリーズでハイエンドとなる「S3」ですが、CPUに4コア8スレッドのAMD Ryzen7 3750Hを搭載しています。以下のベンチマークスコアは「Speed S」のCore i5-8279Uではなく、同じく第8世代のCore i7-8550Uとの比較ですが、GPUに優れた AMD Ryzenですので、Muti-Core、3D Mark 11のスコアで大きな差をつけています。
また、「Speed S」のメモリは最大32GBに対し、「Speed S3」は最大64GBまで増設することもできます。
▼メモリ 8GB / SSD 256GB版は クーポン「BGJPMNTR71」の利用により 429.99ドル(約50千円)。
Speed S3 メモリ 16GB / SSD 512GB版、Banggood
▼製品の詳細情報はこちら
コメント