2023年5月21日現在、Lenovo 公式サイトでは インテル 第13世代 Coreを搭載する ThinkPadが数製品 販売されています。なかでも、2.8K 解像度 有機ELパネルを搭載することで惹かれる製品が「ThinkPad X13 Gen 4 プレミアム」。
メモリはオンボードとなりますが、DDR5メモリにUSB4を2ポート装備していることもポイントとなります。
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ThinkPad X13 Gen 4 プレミアムのスペック
CPUは Core i7-1365Uにカスタマイズ可能ですが、下表は標準構成のCore i7-1355Uとしています。その他の項目も標準構成を記載しています。
なお、上の画像は英語キーボードですが、国内販売モデルは日本語キーボードです。英語キーボードのために各キーのサイズが概ね均等ですが、これまでのX13の傾向を踏まえると、最下段の無変換・変換キーなどが他のキーよりも小さいものと思われます。
CPU | Core i7-1355U |
GPU | Intel Iris Xe Graphics |
メモリ | 16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB M.2 PCIe-NVMe Gen4 SSD、2280サイズ、TLC OPAL対応 |
ディスプレイ | 13.3インチ OLED(有機EL) 、解像度 2880 x 1800、非光沢、明るさ 400 nits |
WiFi | Wi-Fi 6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB4 (Thunderbolt 4 対応) x 2、USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) 、USB 3.2 Gen 1 、HDMI |
サイズ | 301.7 x 214.8 x 16mm、約1.09kg~ |
OS | Windows 11 Home |
その他 | 指紋センサー・バックライト付きキーボード搭載、ハイブリッド・カーボンファイバーの筐体 |
スペックの補足は以下です。
- こちらの海外サイトからの引用では、Core i7-1355UのGeekbench 5のスコアは「シングルコア 1723、マルチコア 8468」。こちらの記事にて 実機レビューしたPCなどのGeekbench 5のスコアを一覧化していますが、シングルコアは M1 Macとほぼ同じ、マルチコアは M1 Macよりも良いスコアです。
- ストレージは「TLC OPAL対応」とありますが、暗号化・アクセス認証・セキュリティ保護に関する事項であり、レスポンスに直結するものではありません。
- 私がThinkPad X13 Gen 4 プレミアムに惹かれるポイントは、インテル 第13世代 Coreに加え、13.3インチとしてはコンパクト・軽量であること、さらには 2.8K 解像度の有機ELパネルで アスペクト比 16 : 10の縦長ディスプレイであること。まさに「プレミアム」な事項です。
- MacBookなどのアスペクト比 3 : 2よりも狭いですが、縦に情報量の多い 3 : 2 あるいは 16 : 10のディスプレイは、記事の編集・Excelなどで重宝します。
主なカスタマイズ可能な項目は以下です。赤文字は、私がカスタマイズする場合の項目です。
- CPUをCore i7-1365Uに変更可能。ただし、プラス 23,100円となり、コスパはよくないです。
- Microsoft Office Personal 2021のプレインストール
- オンボードメモリを16GBから32GBに
- SSDを512GBから256GB、あるいは1TBあるいは2TBに。256GBの場合、27,500円のコストカットとなり、こちらの選択はありです。
- LTE対応に変更可能
- 3 セル リチウムイオンポリマーバッテリーを4セルに(プラス 1,100円)
価格情報
インテル 第13世代 Coreに、有機ELパネル / アスペクト比 16 : 10 / 2.8K 解像度、富士通 LIFEBOOKほど超軽量ではないにしても、13.3インチとしてはコンパクトで軽量と、惹かれる項目の多い「ThinkPad X13 Gen 4」です。
以下の画像のとおり、2023年5月21日時点の価格は 税込・送料無料の192,632円と安くはないですが、SSDを512GBから256GBに変更すると、27,500円オフの165,132円。私としては、こちらが狙い目のように思います(容量不足の場合には、大容量のSSDに換装の前提です)。
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