視野角の狭いThinkPad T550のディスプレイを3K 解像度のIPSパネル化しようと、パネルとケーブルを購入したのはよいのですが、ケーブルの取り回しのためヒンジまでを取り外しケーブルの接続を試みると、まさかの誤発注であることが発覚。正しいであろうケーブルをAliExpressで注文し、到着までの2週間ほど ディスプレイの交換はお預けです。今回はマイナー機種のパーツ交換の場合には特に、しっかりと適合を確認しましょうとの自分への戒めも兼ねて記載します。
ThinkPad T550に適合する3K パネルとケーブル
今回、3K 解像度のIPSパネル化を試みたPCは、1万円で購入した以下のThinkPad T550。15.6インチ、Core i5-5300Uを搭載するPCですが、既にHDDをSSD化、M.2 SSDを増設し、さらにメモリを4GBから8GBに増設しています。メモリと3K パネル・ケーブルは新規購入、2.5インチ SSDとM.2 SSDは余っているパーツの使いまわしのため、中古の本体と合わせて約2万円で、現在でも立派に通用する3K 解像度のPCとする目論見です。
▲▼こちらがAliExpressで購入した、T550にも適合する3K 解像度のIPSパネル。デフォルトのディスプレイは視野角がかなり狭いTNパネルであるうえに、1366 x 768の低解像度であることが大きなマイナスポイント。発色もよくないため、使用していると目が疲れてしまいます。
▼こちらは本日 AliExpressに発注のT550 3Kに適合する本来のケーブル(受領待ち・取付前のため断定はできませんが、接続部分の形状からもおそらく大丈夫)。T550、W550、W540などの場合、ディスプレイの接続部分は、3Kは40Pin、それ以外は30Pinのケーブルであり、3Kに交換する場合には、ケーブルを購入する必要があります。
適合を十分に確認せず、誤発注のケーブル
誤発注と記載すると語弊がありますが、T550との適合を十分に確認せずにAmazonで注文し、取り付けられなかったケーブルは以下。
T550に適合と明記がないのですが、IPSパネルはW540と共通、W540を交換された方の記事で上の製品を使用した事例があり、まさかマザーボードの取付部分の形状がT550とW540で異なるとは思わず。AliExpressよりも高いことを承知しつつも安心第一でAmazonで購入しました(失敗)。
▼左は今回購入の40Pin、右はデフォルトの30Pin。ディスプレイ側への接続部分ですが、こちらはこれで正解。
▼こちらはマザーボードへの接続部分。右は今回購入のケーブルですが、明らかに形状が異なります。左のデフォルトは差し込み式、右は上からの押し込み式でしょう。
▼こちらはマザーボードの接続部分(デフォルトのケーブルを挿入)。事前にケーブルを抜いて接続部分を確認し、AliExpressサイトで適合するケーブルを確認すればよかったのですが(保守マニュアルにもケーブルの型番、形状の記載はありません)。
▼ケーブルはヒンジ部分の空洞を経由してマザーボードに繋がっているため、ヒンジを外す羽目に。この状態で、本来のケーブルを受領するまで保留状態。
まとめ
楽しみにしていたT500の3K 解像度でのIPSパネル化ですが、適合するケーブルを十分に確認せずにまさかの取付保留状態。T550はマイナー機種でもあり、ディスプレイの交換記事はほとんどないのですが、マイナー機種だからこそ、しっかりと適合を確認する必要がありました。
▼HDDからSSDへの換装、M.2 SSDへの増設以外に、メモリの増設も行っています。
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