Teclastの10.1インチタブレット「P40HD」が、メモリを4GBから6GBに、ストレージを64GBから128GBにスペックアップし「2023モデル」として販売されています。
Teclastのタブレットのうち、「Pシリーズ」は「Mシリーズ・Tシリーズ」と比較すると、よりエントリーの構成ですが、「P40HD 2023モデル」は CPUにUNISOC T606 / メモリ 6GB / 128GB UFS ストレージと、普段使いでは遅さを感じないスペックです。
2023年4月14日時点のAmazon 価格は、クーポン利用により 16,900円とコスパ度も十分です。
販売元
Teclast P40HDのスペック
Amazon プライムビデオや huleなどを高画質で視聴可能な「Widevine L1 対応」と明記のあることもポイントの一つ。
CPU | UNISOC T606 、8コア、2 x A75 1.6GHz + 6 x A55 1.6GHz |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB UFS |
ディスプレイ | 10.1インチ、解像度 1920 x 1200、明るさ 300 nits、In-cell |
リアカメラ | 5百万画素 |
フロントカメラ | 2百万画素 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIM | Dual Nano SIM、4G: FDD:B1/B3/B7/B8/B20 TDD:B34/B38/B39/B40 |
バッテリー | 6000mAh、充電はUSB Type-C |
サイズ | 242 x 160.1 x 8.4mm、500g |
OS | Android 12 |
その他 | 金属製の背面、GPS搭載、Widevine L1 対応 |
▲▼UNISOC T606を搭載するタブレットは、以下の記事にて実機レビューしていますが、AnTuTu スコア 約23万となり、Web サイトのブラウジング、YouTubeなどの動画視聴などでは、遅さを感じることなく動作します。
CPUのUNISOC T6番台としては、T606/T616/T618がありますが、ベンチマークスコア・体感レスポンスともに同水準です。T606を搭載するタブレットとしては、特に安価な「P40HD」ですが、以下の事項において コストカットしているように見受けられます。
以下のマイナスポイントよりも、16,900円の価格で UNISOC T606、通常のeMMCより高速なUFS、Widevine L1 対応のメリットが大きいです。
- カメラの画素数は、リア 5百万画素、フロント 2百万画素。上位機では13百万画素 あるいは8百万画素を搭載する製品もありますが、いづれにしてもメモ書き代替となるため、P40HDの5百万画素も課題とならないとの認識です。
- 上位機では 4スピーカーとする製品が多いですが、「P40HD」は2スピーカー。
- 急速充電に未対応。
▼こちらは海外通販サイトで掲載の画像です。ぱっと見では4スピーカーのようにも見えますが、2スピーカーです。
Teclast P40HDの外観
Andorid タブレットの製品紹介に掲載の画像は、他社も同傾向ですが、Teclastの場合には特に実機よりもディスプレイのベゼル幅をより狭く、厚さを薄く見える傾向があるために注意ください。上の画像など、ベゼル幅がかなり狭いのですが、実機は一般的な幅のベゼルです。
▼▲この価格帯のタブレットでは樹脂製の背面の製品も多いのですが、Teclastらしいスペースグレイの背面は金属製。
▲▼ AmazonのQ&Aを参照すると「イヤホンジャックを未装備」とのコメントがありますが、3.5mm ヘッドセットを装備しています。なお、以下の背面の画像を参照すると、上部の色の異なる部分が、一般的なタブレットと比較すると細いようです。
まとめ
Teclastのタブレットとしてはエントリー構成となる「Pシリーズ」ですが、「P40HD 2023モデル」は AnTuTu スコア 約23万のUNISOC T606、メモリ 6GB、128GB UFSの高速ストレージ、 Amazon プライムビデオや huleなどを高画質で視聴可能な「Widevine L1 対応」と、カメラの画素数以外は 一般的には十分なスペックです。
2023年4月15日現在のAmazon 価格は クーポン利用で 16,900円と、同スペック帯の他端末と比較しても安価な価格設定です。
▼2023モデルは「メモリ 6GB」と明記の製品です。
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