Amazonや秋葉原の店頭でも販売され始めた、3インチのAndroid 7.0スマホ「SOYES XS」。極小ながらも、CPUは4コア・メモリ 3GB(2GB版もあり)を搭載し、外観もしっかりと造り込まれており、通常のスマホをそのまま超小型化したイメージです。
海外通販サイトBanggoodでは、メモリ 3GB版がクーポン適用価格 約9千円(2019年7月11日時点)で販売されていますが、今回はこの「SOYES XS」のスペックと特徴を記載します。
SOYES XSのスペックと特徴
Amazonでは2.45インチのスマホ「Unihertz Jelly Pro」が人気となっていますが(Amazonサイトはこちら)、「SOYES XS」と「Unihertz Jelly Pro」のスペックを比較してみました。重量など、読み取れない項目は非表示です。
- 両製品を比較した場合、ディスプレイサイズが異なることもあり、解像度とバッテリー容量に相違があります。また、デザイン・質感ではSOYES XSが優位のように感じます。
- ただし、LTEの対応バンドについては、Unihertz Jelly ProはAmazonサイトを参照するとB19のドコモプラチナバンドに対応、SOYES XSは未対応のようです。
- 両製品ともにCPUはMTK6737を採用。レスポンスを語る端末ではなく、サブ運用となるでしょうからノーコメントで記載すると、AnTuTuベンチマーク v7のスコアは3万弱。
- 使い方としては、テザリング母機としての使用、mp 3プレーヤーがメインとなるでしょうか。私は2011年あたりに3.2インチのHTC Ariaをテザリング母機として使用していました。
3インチのサイズ感とデザインについては、画像に基づき補足します。外観・デザインはしっかりと造り込まれ、質感高めに仕上がっているようです。
▼手にした際のサイズ感です。久しぶりにSOYES XSより一回り大きい3.2インチのHTC Aria(画像なし)を手にしたところ、その小さなサイズに新鮮さを感じます。Unihertz Jelly Proが人気製品となっているようですが、スマホが巨大化するなか、その新鮮さがうけているのでしょう。
▼画像では省略していますが「10D double sides metal glass 9th hard Nami coating」とあります。何を表しているのか不明瞭ですが、しっかりと造り込んでいることをアピールしており、画像を見る限りでは、通常のスマホをそのまま小型化したイメージです。
▼ボディはブラック、ホワイト、ゴールド、ダズル(色変化あり)の4色展開。メタル製で52工程で製作とあります。
▲▼下の写真はAliExpressから引用の実機ですが、上のイメージ画像はかなりスリムに見せているのがわかります。
▼小さくてもSIMスロットは2つ。参考情報ですが、LTE対応バンドは「FDD-LTE B1/B3 TDD-LTE B38/B39/B40/B41」とあります。もちろん、TFカードにも対応。
▲▼中国メーカー製スマホのサブ運用には Y!mobileのSIMがおすすめ。私は1年間 Xiaomiのスマホでメイン利用していましたが(現在はソフトバンクのiPhone XS Max)、回線速度と安定性はソフトバンクと同様で、都内の平日昼休みやラッシュ時にも快適です。
▼この小さな端末を何に使うべきかと考慮した場合、(LTE対応バンドにもよりますが)テザリング母機、MP3プレーヤー、メモ情報の保存、目覚まし時計・計算機などの日常ツール、SNS系アプリなどでのサブ運用が思いつきます。
▼デフォルメされていると思いますが、他社製の2.45インチ端末との解像度を比較しています。私が魅力に感じるのは解像度よりも、むしろデザインがよいこと。
まとめ
3インチの小さな端末であり、CPUが非力なためにサブ運用を想定したSOYES XS。そのサイズからフリック入力にも難があるかもしれませんが、極小のAndroid端末としては新鮮さもありよいかも。メモリ 3GB / ストレージ 32GB版の場合、2019/7/11時点のAmazon価格は約13,000円と割高感があるため、購入するなら海外通販がおすすめ。
▼現在もAliExpressで販売中の「SOYES XS」。メモリ 3GB、ストレージ 32GB版は 89.99ドル。
▲▼中国メーカー製スマホのサブ運用には Y!mobileのSIMがおすすめ。私は1年間 Xiaomiのスマホでメイン利用していましたが(現在はソフトバンクのiPhone XS Max)、回線速度と安定性はソフトバンクと同様で、都内の平日昼休みやラッシュ時にも快適です。
▼参考までのAmazonでの販売情報です。
▼こちらはよく似た構成で3.5インチのK-TOUCH I9
コメント
SOYES XSはソフトバンクには対応してますか?
確認したところ、SOYES XSのLTE対応バンドは、B38 B39 B40 B4FDD B1 B3。一方のソフトバンクはB1 B3 B8 B28 B42。都市部をメインとしたB1とB3は対応していますが、プラチナバンドのB8は未対応。
また、Amazonのレビューによると、2つのSIMスロットのうち、LTEに対応しているのはSIM1のmicroSIMのみとの情報もあります。
技適の課題もありますが、SIM運用よりもWiFiでのサブ的な使用が無難かと思います。
返信ありがとうございます。
松戸は都市部にあたりますか?
すみません初歩的な質問でm(__)m
松戸は都市部にあたります(B8未対応でも大丈夫かと)。私は千葉市内から都内まで通勤しており、ソフトバンクSIMのiPhone XS Maxを使用していますが(もちろん、ソフトバンクの全バンド対応)、松戸ではないのですが京成沿線で繋がりにくいところもあります。
それはソフトバンクのみならず、同回線を使用するY!mobileも同様でしたが、ご参考まで。
返信ありがとうございます。
ソフトバンクのマルチSIMでもダメでしょうか?
ソフトバンクのマルチSIMも、SOYES XSの実機も持ち合わせていないため、Webサイトで確認した範囲での回答となり、保証もできないのですが、Micro SIMが使用可能であれば、LTEバンド的にも対応しています。
あくまで自己責任となることをお含みおきくださいませ。
返信ありがとうございます。
ショップに持っていけば代わりにSIM設定やってもらえますか?初歩的な質問ですみませんm(__)m
技適マークのない海外製スマホですので、ショップに持参してのSIM設定は、まず拒否されます。Webで検索すると多数ヒットしますが、ご自身でAPN等の設定を行う必要があります。