realmeからリリースの「GT Master Edition」。6.43インチのAMOLED パネルに、5G対応のSnapdragon 778G、「Street Photography」なる機能を持つ64百万画素のカメラも搭載しています。また、「Designed by Naoto Fukasawa」との記載があり、スーツケースデザインの背面(上のグレイの画像を参照)も特徴の一つ。
引用元
realme GT Master Edition、AliExpress
realme GT Master Editionのスペック
冒頭に記載の特徴以外に、サムスン製の6.43インチ AMOLED パネルは、120Hzのリフレッシュレートに対応し、フロントの32百万画素のカメラのイメージセンサーはSONY製、65Wの急速充電に対応しています。
CPU | Snapdragon 778G、8コア |
GPU | Adreno 642L |
メモリ | 6GB / 8GB、プラス 3GB / 5GB DRE (Dynamic RAM Expansion Technology) |
ストレージ | 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 6.43インチ、AMOLED パネル、解像度 2400 x 1080、120Hz リフレッシュレート、インスクリーン 指紋認証 |
リアカメラ | 64百万画素 + 8百万画素 (ワイド)+ 2百万画素(マクロ) |
フロントカメラ | 32百万画素、イメージせんさーは SONY IMX615 |
WiFi | 詳細情報なし |
Bluetooth | 5.1 |
SIM | 5G対応 |
対応バンド | 5G: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
4G: |
バッテリー | 4300mAh、65W 高速充電 |
サイズ | 詳細情報なし、重さは 174g、Naoto Fukasawa版は 180g |
OS | realme UI 2.0、Android 11ベース |
その他 | 認証はインスクリーンの指紋認証、顔認証 |
CPUは Snapdragon 778G
CPUは5G対応の8コア Snapdragon 778Gを採用しています。製品紹介からの情報では、AnTuTu ベンチマークのスコア(バージョン 8 or 9の記載なし)は 541,610とあり、私の同水準の一般的な用途での使用感では サクサクと機敏に動作し、スコア 30万前後の機種との比較では、大きな差ではないものの 速いことを体感できます。
▼Vapor Chamber (ヒートシンクのベースを中空構造にし、その中に揮発しやすい液体を封入) は、1729.8㎟の容積があり、冷却対応も万全です。
64Wの急速充電に対応
4300mAhのバッテリーは格別に大容量ではありませんが、64Wの急速充電に対応し、フル充電に要する時間は33分と高速。単純計算では、16分で半分ほど充電でき、朝の忙しい時間などでは重宝します。また、ゲームをしながらの充電では、1時間で38%の充電可能との記載もあります。
なお、CPUをMax、120Hzのリフレッシュレートをオン、その他 ゲームを最大限 快適に操作できるように諸機能をオンにする「GT mode」を備えているようです。
Extra 5GB Virtual RAM
通常の6GB / 8GBのRAM以外に「Extra 5GB (or 3GB) Virtual RAM」との記載があり、マルチタスクの状況で、ROMをバーチャルなRAMとして、5GB(あるいは3GBとの記載もあり)割り当てることができるようです。
The huge RAM size can provide super smooth daily use performance. Advanced DRE (Dynamic RAM Expansion Technology) technology can convert ROM into virtual RAM to expand RAM in order to multi-task more smoothly.
Street Photography 機能を持つ64百万画素のメインカメラ
AliExpressの製品紹介では半分弱のスペースが、Street Photography Mode、その他のカメラの機能で占められています。製品紹介で確認できる範囲では、Street Photography Modeは以下を特徴としています。
- スマホとしては初めて、Street Photography Modeを搭載
- 即座のフォーカス、高速なズームに対応し、Street Photography フィルターを備える
- Street Photography フィルターは、クラシックなコダックのフィルム写真のような見せ方も可能
▼こちらは新宿のヨドバシカメラでしょうか。日本の風景の写真も何点か掲載されていますが、「クラシックなコダックのフィルム写真のような見せ方」の事例です。「クラシックな」は撮影から1440時間経過した銀塩写真の意です。
realme GT Master Editionの外観
グレイ、ブルー、ブラックの3色展開の「realme GT Master Edition」ですが、「Designed by Naoto Fukasawa」との記載があり、日本のプロダクトデザイナー 深澤直人さんによりデザインされています。 深澤直人さんがデザインしたガジェットの事例としては、「au INFOBAR」などがあります。気になる方は ウィキペディアを参照ください。
▼私は 深澤直人さんの realme GT Master Editionのデザインのインタビューを拝見したのですが、製品紹介に「スーツケースデザイン」とあるとおり、付属のスマホケースはスーツケースを意識しています。
「コロナ禍のなかで、外出が抑制されますが、スマホケースをスーツケースデザインとし、当製品を利用することにより、外出しているかのような探求心が生まれることでしょう」がインタビューの大筋です。
インタビュー動画は掲載していませんが、スマホケースの実機はイメージ画像よりも かなり質感が高く、シックなように感じました。
▼外観のイメージ画像は少なくコメントしがいのですが、サイドは程よくカーブがあり、また、6.43インチと6.5インチ超よりも一回り小さく、ホールドしやすいことでしょう、
価格情報
8月22日 11時現在のAliExpress内 realme オフィシャルストアの販売情報では、ロシア版が多く グローバル版は以下のブラック RAM 6GB版のみの選択となります。
当初、全世界向けのセール情報を記載していましたが、日本向けのセール・クーポン情報を販売店さんより受領しました。日本時間の8月28日 17時まで有効な クーポン「GTMEJP10」により 10ドルオフ、ストアクーポン 10ドルオフの利用により、以下のRAM 6GBのグローバル版(他はロシア版のため注意)は 279.99ドルでの販売です。
realme GT Master Edition、AliExpress
コメント