コスパに優れた C17 Proやタフネススマホを多くリリースする OUKITELですが、10000mAh超のバッテリーを搭載する K7 ProやK13 Proも魅力的。今回はこのうち、10000mAhのバッテリーを搭載する K7 Proを紹介します。CPUはMT6763 (Helio P23)のエントリーですが、大容量のバッテリーを活かし、PCへのテザリングの母機として、あるいはモバイルバッテリーとしても活用できます。
OUKITEL K7 Proのスペック
バッテリー以外の基本スペックとしては、以下で紹介の「OUKITEL C17 Pro」と似た構成となっています。
CPU | MT6763 (Helio P23)、オクタコア、最大 2.0GHz |
GPU | Mail G71 MP2 700MHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6インチ、解像度 1440 x 720 |
リアカメラ | 13百万画素 + 5百万画素 + 2百万画素 |
フロントカメラ | 5百万画素 |
バッテリー | 10000mAh、Micro USB |
Wi-Fi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooh | 4.0 |
LTE 対応バンド | FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B19/B20 TDD-LTE B38/B39/B40/B41 |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
SIMカード | Nano-SIM + Nano-SIM |
サイズ | 168 x 78 x 14.5m |
OS | Android 9.0 |
上表はC17 Proの記事をベースとしたのですが、CPU、GPU、メモリ、ストレージ、カメラは全く同じ構成です。
CPUの MT6763 (Helio P23)のAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは約8万。ゲームなどの負荷のかかることには向きませんが、Google Chrome、SNS関連アプリなどの普段使いなら普通に動作します。詳細については、同CPUを搭載する以下のUMIDIGI A5 Proの記事を参照ください。
ディスプレイは6インチと小さめ、解像度は1440 x 720と高くはなく、また、充電はUSB Type-Cではなく Micro USBとなりますが、本製品の場合にはバッテリー世容量 10000mAhで魅力は十分。
▲▼10000mAhのバッテリーは強烈です。スタンバイでは42日、オンラインビデオの視聴では25時間のバッテリー持ちとあります。
▼付属のOTGケーブルにより、他のスマホへの充電も可能
OUKITEL K7 Proの外観と機能性
大容量のバッテリーが最大の特徴のOUKITEL K7 Proですが、牛革の背面も特徴の一つ。背面がプラスチックの場合にもケースを付けたくなりますが、本製品の場合には、牛革の恩恵を受けケースなしでも運用できそうです。
▼安価な製品でも、顔認証と指紋認証は標準仕様となりつつあります。
▼ディスプレイのゴールドのラインが好みのわかれるところか。私としては、ラインがないとよりよいとの認識です。
▼背面の牛革の質感も気になります。少なくとも、安価なケースであるような品質ではないと思うのですが。
▲大容量のバッテリーを搭載していることもあり、厚みは14.5mmと太いもの。
まとめ、価格情報
CPUにエントリーのMT6763 (Helio P23)を搭載するスマホは100ドル前後で販売されていますが、本製品は10000mAhのバッテリーを搭載し、2020年3月8日時点のAliExpressの最安価格は 117.99ドル。10000mAhのモバイルバッテリー単体では3,000円前後で購入できますが、それを差し引いてもコスパの高い OUKITEL K7 Pro。高速で安定したY!mobileのSIMを利用し(ワイモバイルのスマホセットなら、大幅キャッシュバックのヤングモバイルがおすすめ)、テザリング母機としての利用にも向いています。
▼Amazonでも販売されていますが、Amazonのクーポン適用後の価格は 19,649円。一方のAliExpressは117.99ドル、12,700円。ただし、納期は約1ヵ月。
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