UMIDIGI A3S、海外通販では6千円台のAndroid 10 スマホ。格安機としてはよいところ、よくないところを整理してみた | Win And I net

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UMIDIGI A3S、海外通販では6千円台のAndroid 10 スマホ。格安機としてはよいところ、よくないところを整理してみた

2020年3月1日時点のAmazonのタイムセールでは 8,226円、海外通販サイトでは6,661円で購入できる格安スマホ「UMIDIGI A3S」。2019年12月のリリースから既に3ヵ月経過しましたが、あらためてその特徴を確認してみます。私の手元にある UMIDIGI A3 Proは、モッサリしたレスポンスで常用するのは困難でしたが、このA3Sはサブ機として、あるいは Android 10の動作確認用としての購入はありとの認識です。

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UMIDIGI A3Sのスペック

UMIDIGI A3Sのスペックは以下となりますが、後段では格安機としては「よいところ」と「わるいところ」に分けて記載します。

CPUMT6761 (Helio A22)、4コア、最大 2.0GHz
GPUIMG GE8300
メモリ2GB
ストレージ16GB
ディスプレイ5.7インチ、解像度 1440 x 720
リアカメラ16百万画素 + 5百万画素
フロントカメラ13百万画素
WiFi11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.0
LTE対応バンドFDD-LTE : B1 /B2 /B3 /B4 /B5 /B6 /B7 / B8 / B12 /B13 / B17 / B18 /B1 /B20 /B26 /B28
TDD-LTE : B38 /B40 /B41
バッテリー3950mAh、Micro USB
認証指紋認証、顔認証
サイズ153.7 x 72.9 x 8.45 mm、約197g
OSAndroid 10

 

できれば、価格を上げてもスペックアップして欲しかった箇所もありますが、そうするとA3XやA5 Proとの差別化が難しくなるために仕方のないことか。逆に、なぜ A3SとA3Xの同水準のスマホを同時にリリースしたのか、との疑問が残ります。

格安機としては よいところ

全般的に、格安機としてはかなり頑張っているのですが、特によいところとしては以下があります。

  • CPUのMT6761 (Helio A22)のAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは6万台半ば。A3 Proは4万台半ばとなり、かなりモッサリし常用は困難ですが、A3Sはライトユースのサブ機としては使用できる水準
  • 上位機と変わらない質感。UMIDIGIは格安機の場合にも背面の処理などが秀逸なのですが、上の画像でも察しがつくとおり、ガラス製の背面は質感が高いもの。参考として、「UMIDIGI A3 Pro 実機レビュー 外観編。約9,000円でこの質感は遅るべし。両面2.5D ガラス製で上位機と遜色なし」を参照ください。
  • WiFiは5GHz帯に対応し、Bluetoothは5.0に対応。この価格帯では 5GHzτ帯に未対応となりがちですが、11a/acに対応しています。
  • バッテリーは3950mAhと大容量。大容量のバッテリーを搭載する他のUMIDIGI製品よりも控えめですが、このクラスとしては大容量。
  • 精度は実機を操作しないと不明であるものの、顔認証と指紋認証の双方に対応しています。

 

認証と同様に、実機を操作しないと評価できないのが、UMIDIGIのカメラ。UMIDIGIの場合、チューニングなどの詰めが弱いところがあるので、上位機も含めて過度の期待をしないほうが無難。

格安機として よくないところ

僅かに上位のUMIDIGI A3Xの存在があるため(以下の項目をスペックアップするとA3Xと同水準になるため)、仕方がないのですが、格安機として妥協している箇所は以下です。

  • メモリは2GBと心もとない。2GBでも極端にメモリ不足になることはないのですが、できれば3GBは欲しい。
  • 上下のベゼル幅が太い。しずく型ノッチや切り込みがないディスプレイは最近では珍しい。
  • 5.7インチクラスでは特に大きな影響はないものの、解像度が 1440 x 720と低い。
  • よくない意味でUMIDIGIの製品らしく、197gと重い。UMIDIGIの製品は全般的に重量級ですが、A3Sも5.7インチとしては重量級です。

UMIDIGI A3Sの外観と機能性

上の画像はA3 Proの背面をiPhone XS Maxと比較したものですが、A3Xの背面はA3 Proと同じガラス製。格安機ながらも質感としてはワンランク上の製品となり、格安機でも上級機並みの質感であることが、UMIDIGI製品の特徴の一つ。

 

▼A3 Proの外観は以下の記事を参照ください。

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▼金属フレームにガラス製の背面は、UMIDIGIの格安機に共通する特徴。大容量のバッテリーと相まって、このために重さがあるとも言えます。

▲▼背面は高品質であるものの、アルミ調のサイドの処理はよいとは言えず。ボディと同色系であればよいのですが。これは、A3 Pro、A5 Proにも共通です。

▲▼こちらはA5 Proの実機レビュー。背面・サイドの処理・質感はA3Sと同様です。

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▼iPhone、Xiaomi、Huawei並みの精度は期待できないものの、顔認証にも対応しています。指紋認証をメインとして、顔認証は補助としてなら有効。

 

▼3950mAhのバッテリーは2日間のバッテリー持ちとあります。通常利用で2日の意味ですが、独自のプレインストールアプリのないUMIDIGIの製品ですので、記載どおりに2日は持つでしょう。

まとめ、販売価格

私が所有するA3 Proはそのモッサリしたレスポンスから、おすすめできる製品ではなかったのですが、A3S・A3 Xはサブ利用・Android 10のお試し版としては利用価値があります。できれば、僅かながらも上位のA3X、あるいはA5 Proをおすすめしますが、少しでも安く抑えるうえでは、A3Sもわるくない選択肢です。

 

▲▼A3Xの詳細記事はこちら

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▼AliExpress UMIDIGI オンラインストアの、A3Sの3月1日時点の価格は 6,661円

UMIDIGI A3S、AliExpress

 

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