発売されるやいなや、大人気のOPPO Reno A。6.4インチのAMOLED パネル、Snapdragon 710、メモリ 6GBにAndroid 9を搭載するスマホですが、2019年10月20日時点の価格.com 人気・注目ランキングでは、SONY Xperia 1やHuawei P30 liteを抑えて1位に、楽天モバイルでは在庫切れになるほどの人気となっています。
Huawei P30 liteを購入したばかりの私としては複雑な心境ですが、今さらながらにOPPO Reno Aの人気のポイントを確認してみます。
OPPO Reno Aのスペックと特徴
Huawei P30 liteの購入時に、OPPO R17 Neo (UQ mobile専売)を比較検討した私。OPPO R17 Neoも明るいディスプレイとカメラに、サクサク動作のレスポンスと良い端末でしたが、R17 NeoやHuawei P30 liteの人気を凌駕するOPPO Reno A。そのスペックは以下となります。なお、Amazonでは、ストレージ 64GB版が39,380円となっています。
CPU | Snapdragon 710、オクタコア 2.2GHz + 1.7GHz |
GPU | Adreno 616 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 64GB、128GB(楽天モバイル版) |
ディスプレイ | 6.4インチ、AMOLED、解像度 2,340 x 1,080 (FHD+)、画面占有率 91% |
リアカメラ | 1,600万画素 + 200万画素 |
フロントカメラ | 2500万画素 |
バッテリー | 3,600mAh、USB Type-C |
Wi-Fi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
認証 | インスクリーン 指紋認証、顔認証 |
SIMカード | デュアルナノSIMカード |
ゲーム機能 | ゲームブースト2.0搭載 (タッチブースト、フレームブースト) |
その他 | OTG対応、FeliCa対応、防水防塵(IP67)対応、 |
サイズ | 158.4 x 75.4 x 7.8(mm)、169.5g |
OS | ColorOS 6 (Android 9ベース) |
OPPO 公式サイトでのキャッチフレーズは、「いろいろと余裕のスマホ」としています。その言葉どおりに、CPUはSnapdragon 660ではなく710、メモリは4GBてはなく6GB、さらにはゲームブースト 2.0搭載と、普及地のスマホよりもワンランク上のスペックとなっています。
日本未発売のスマホを多く取り扱う当サイトですが、Snapdragon 710あるいは710相当のスマホとしては以下などがあります。
▲BanggoodやGearBestなどの海外通販で流通している上記のスマホと比較した場合、OPPO Reno Aの価格はやや割高となりますが、インスクリーンの指紋認証、AMOLEDパネル、ゲームブースト2.0搭載 / タッチーブースト / フレームブーストのゲーム機能を搭載、FeliCa対応、防水防塵(IP67)対応で一歩リード。
同じくOPPOのRealme 3 Proもよい端末ですが、ポートはUSB Type-Cではなく、Micro USBであることがデメリット。
CPU、ゲームブースト2.0
Snapdragon 710のAnTuTu ベンチマークスコアは15万台となり、Snapdragon 660の14万前後と大きな差ではありませんが、OPPO Reno Aの場合には以下のゲーム機能を備えており、さらに滑らかな動作が期待できます。
- タッチーブーストにより、画面をタップしてから反応するまでのわずかな時間を高速化。
- フレームブーストにより、画面のカクツキを抑えて滑らかな描写を可能に。
ゲームをプレイしない私としては、AnTuTu ベンチマークスコア 14万のスマホでもかなり快適に操作できており、軽めのアプリを利用する範囲では、メイン利用のiPhone XS Maxと顕著なレスポンスの相違を感じることはありません。Snapdragon 710を搭載し、ゲームブースト2.0搭載のOPPO Reno Aではなおさら快適なことでしょう。
カメラ
リアカメラはトリプルカメラでもクアッドカメラでもなく、1,600万画素(F1.7) + 200万画素(視差計測用、F2.4)のデュアルカメラ。以下の記事で掲載のOPPO R17 Neoと画素数は同じ、F値もほぼ同じ(R17 NeoはF1.75)であることから、同カメラであろうと思われます。
ブログ記事掲載用の室内撮影の範囲では、R17 Neoで撮影した写真はHuawei P30 liteよりも鮮明な出来栄えであり、私としては、iPhone XS Maxで撮影した写真よりも好み。Reno Aも同様と期待。
また、OPPO公式サイトや各キャリアの製品紹介では、リアカメラよりもフロントカメラへのアピールが強くなっています。OPPO公式サイトから抜粋のフロントカメラ・リアカメラの抜粋は以下。
- 2500万画素のインカメラが顔の296ポイントの特徴をキャプチャ。その後、OPPO独自のアルゴリズムがあなたの顔を分析して、800万パターンの中からひとり一人に最適な補正を施します。
- RenoAで美しい写真を撮るのに、難しい設定はいりません。シャッターを押すだけで、自動で22のシーンを判別し、416のシーンを組み合わせて常に完璧な1枚に仕上げます。
ColorOS
OPPO Reno AのOSは、Android 9.0をベースとしたColorOS 6。Reno A以外の他のOPPO端末のレビューコメントを参照すると、使いづらい、特定のアプリが動かないなどのコメントが散見されます。
これらのコメントを見て、私も当初はColorOSに抵抗感があったのですが、OPPO R17 Neoを使用したところ、設定項目で戸惑うこともなく、アプリも普通に動作し、素のAndroidと比較しても違和感なく使用できました。好みの問題もあるかと思いますが、ご参考まで。
▼こちらは、OPPO R17 NeoのColorOS 5.2 (Android 8.1ベース)の設定画面の事例。素のAndroidとは項目が異なりますが、私としては大きな違和感なし。
まとめ
2019年10月20日時点の価格.com 人気・注目ランキングで1位、楽天モバイルでは在庫不足となったこともある OPPO Reno A。やはり人気となるポイントは、OPPOのアピールするように「いろいろと余裕のスマホ」にあります。具体的には以下のとおり。
- 一般的な6.3インチより僅かに大きい6.4インチのディスプレイは、AMOLED パネルにインスクリーンの指紋認証を搭載。私としては、6.15インチのHuawei P30 liteより大きいこともメリット。iPhone XS Maxをメイン利用していると、P30 liteは小さく使いづらいと思うことも。
- Snapdragon 710、メモリ 6GB、ストレージ 64GB (楽天モバイルは128GB)と、搭載例の多いSnapdragon 660の端末より優位。
- さらには、ゲームの動作をスムーズにするゲームブースト 2.0を搭載し、タッチの反応も速く、滑らかな描写を実現。
- 25百万画素のフロントカメラを搭載し、リアはデュアルカメラであるものの、リアはR17 Neoと同じカメラと思われます。私のR17 Neoの使用感では、室内でも明るく鮮明に撮影することができ、ブログ掲載用の写真としてはHuawei P30 liteやiPhone XS Maxよりも見栄えがよい写真に。
▼楽天モバイルとOCNでの販売事例はこちら。
楽天モバイル
OCN モバイル ONE
▼Amazonでの販売事例はこちら。参考までに、カメラ以外はほぼ同スペックのOPPO R17 Proも掲載しました。
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