ミニPCのメジャーブランド「MINISFORUM」では、2024年6月30日まで 最大37%オフとなる「公式ストア 4周年セール」を開催しています。そこで今回は、実機レビューした製品も含め、一部のおすすめ製品の概要と価格情報を記載します。
なお、記載の製品以外に Ryzen 7 8840Uを搭載する14インチ 2 in 1の「MINISFORUM V3」、「UM790 Pro」、「NAB6 LITE」などもセール対象となっています。
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UM780 XTX
2024年6月現在、私がWindows PCとしてはメイン利用している「UM780 XTX」も、セール対象となっています。天板のトラのエッチングシートに抵抗がある方も多いと思いますが、オフにすることができます。
OCulink ポートを備え、上の写真のように外付けGPU(別途、グラボ・グラボを搭載のボード・電源が必要)を接続可能であることが大きな特徴ですが、CPUに AMD Ryzen 7 7840HS / DDR5 メモリ / PCIe 4.0 SSD / USB4を2ポート搭載と、高いレベルでバランスのよい構成です。また、高スペックにもかかわらず CPUファンの音量も大きくなく、作業に集中することができます。
▼CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 1720、マルチコア 16589」。私はMacでは M2 Pro Mac miniをメイン利用していますが、概ね同水準のスコアです。WindowsとmacOSのアニメーション効果の相違もあってか、M2 Pro Mac miniよりも UM780 XTXが、僅かにキビキビと動作している感覚です。
▼縦置きスタンドが付属していますが、一般的なミニPCと同様に平置きとしても利用できます。また、天板のエッチングをオフとした場合、トラのデザインが透けることはありません。
実機レビュー記事はこちら
これまで気が付かなかったのですが、MINISFORUM 公式ストアの上の赤枠に、私の以下の実機レビュー記事へのリンクが掲載されています。
公式ストア 販売情報
ベアボーンは 60,180円、メモリ 32GB / SSD 1TBのセット価格は 86,580円。なお、今回のセールにて、最大 37%オフとなるのが本製品です(ただし、37%オフのオリジナルの価格が曖昧ですが)。
EM780
上の写真は以下の記事にて実機レビューの「EM680」ですが、同じ筐体でCPUにAMD Ryzen 7 7840Uを搭載する「EM780」がセール対象となっています。
上の写真では iPhone 12 Pro Maxと並べて撮影していますが、80 x 80 x 43mmの小さな筐体に、8コア 16スレッドのRyzen 7 7840U / オンボードメモリ LPDDR5-6400MHz 32GBとパワフルです。
また、USB4を2ポート備え、モニターがPDに対応している場合(一定以上の出力が必要)、ケーブル1本でPCへの給電・モニターへの映像出力を行うことができます。
小さな筐体によるデメリットとしては、ケーブルを複数接続した場合に設置面積を要すること、一般的なサイズのミニPCよりも 多少 ファン音量が大きいこと。
▲▼上の記事にて実機レビューの「MINISFORUM UM305」とのサイズの比較写真です。小さく軽い筐体ですので、ポータブルモニターの背面に、両面テープなどでの取り付けなどにも対応できそうです。
公式ストア 販売情報
メモリ 32GB / SSD 512GBのセット価格は 86,380円。上記の「UM780 XTX」のメモリ 32GB / SSD 1TB セットとほぼ同価格ですが、拡張性では「UM780 XTX」をおすすめします。
UN100L / UN100D
以下の記事にて紹介の、CPUにAlder Lake-N N100を搭載するミニPC「UN100L」、およびブラックボディの「UN100D」もセール対象となっています。
インテル 第8世代 モバイル向けのCore i5と同水準の実力となる N100 / N95 ミニPCにおいては、価格優先のために USB-Cを未搭載の製品が多いのですが、UN100LとUN100Dでは Alt モード DPに対応するUSB-Cを装備しています。専用のDC 電源を備えていますが、モニターがPDに対応している場合、ケーブル1本でPCへの給電・モニターへの映像出力を行うこともできます(私としては補助的な利用がおすすめです)。
なお、メモリはオンボードであることに留意ください。メモリ 8GBモデルも販売されていますが、換装できないために、16GBモデルがおすすめです。
公式ストア 販売情報
メモリ 16GB / SSD 256GBのセット価格は 28,790円。USB-C Alt モード、PCIe 3.0 SSDを搭載していることを考慮すると(N100ではSATA SSDの搭載事例が多い)、コスパ度は高いです。
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