上の写真は、M1 MacBook Airを 約10年前の iMac 27インチ Mid 2010に接続(ターゲットディスプレイ)した様子です。表示のWindows 10は、M1 MacBook Airに導入した Parallels Desktopの仮想環境によるものですが、27インチの大画面で快適に作業できます。Paralles Desktopの記事は複数投稿していますが、同アプリの応用事例として参考までに記載します。
M1 Mac / Paralles Desktopと iMacのターゲットディスプレイの組み合わせも、画面が大きく、サウンドも迫力があり よいものです。
M1 MacでWindows 10、iMacに映像出力の構成
M1 Macの仮想環境にWindows 10を導入、iMacのターゲットスクリーンによる映像出力の構成は以下です。詳細はリンク先記事を参照ください。
▼有料アプリとなりますが、「Parallels Desktop for Mac」の仮想環境に Windows 10を導入しています。Windows 10はARM版となり、通常と同様にプロダクトキーが必要です。また、私はWindows 10から11に更新したのですが、M1 Macの仮想環境での Windows 11は課題が多く、Windows 10に戻しています。
▼M1 MacBook Airを、iMac 27インチ Mid 2010のターゲットディスプレイの機能を利用し、外部モニターとして接続しています。ポート類が合致すると 接続元は Mac / WindowsともにOKですが、外部モニターとしての iMacは以下の旧製品に限定されます。また、iMacのOSは High Sierra以前が必須要件です。
- 27インチ Late 2009
- 27インチ Mid 2010
- Mid 2011〜Mid 2014
使用感
iMacのターゲットディスプレイの留意事項(ノートPCのクラムシェルモード、デスクトップを接続する場合)として、本体のキーボード・マウスのほか、接続元用に キーボード・マウスを別途用意する必要があります。このために掲載の写真では、2つの Apple ワイヤレスキーボードを設置しています。
なお、接続元用のキーボードは Windows用でもよく、iMacのキーボードの「Command + F2」の押下により、iMac / 接続元で画面が切り替わります。
さて、仮想環境・ターゲットディスプレイとしては 当然のことを記載しますが、M1 Mac(他のMacでもOK)の映像出力を iMacとして、仮装環境のWindows 10を使用するメリット・使用感は以下です(Paralles Desktopの使用感も混在しています)。
- 仮想環境ですので、macOSとWinodws 10のファイルのコピペや移動は自由自在、macOSのなかで EdgeなどのWindowsのアプリを起動・使用することができます。
- M1 MacBook Airよりも表示領域が大きく快適。ただし、macOSとWindows 10は、レタリングに相違があり、例えば Chromeの文字の表示では Windows 10では淡いために Mac側は使用することが多いです。
- macOS、仮装環境のWindows 10 双方に当てはまりますが、M1 MacBook Airのスピーカーよりも、古い iMac 27インチ Mid 2010のスピーカーが より迫力あり。
- 私のM1 MacBook Airのメモリは8GBですが、仮想環境のWindows 10は想像以上にサクサクと動作し、感覚的には Gemini Lake (Celeron) N4100 クラスのレスポンスです。
▼Parallels 公式サイトはこちら
Parallels Desktop for Mac、公式サイト
▼なお、掲載のiMacは VESAマウント・モニターアームの構成ではなく、以下の記載に対応により低くしています。
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