Lenovo LOQ Tower 17IAX10 実機レビュー、Core Ultra 7 255HX、GeForce RTX 3050を搭載のデスクトップPC | Win And I net

Lenovo LOQ Tower 17IAX10 実機レビュー、Core Ultra 7 255HX、GeForce RTX 3050を搭載のデスクトップPC

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今回 実機レビューする製品は、Lenovoのタワー型デスクトップPC「LOQ Tower 17IAX10」です。レビュー機は、モバイル向けのCore Ultra 7 255HX および DDR5 SODIMM 16GB、SSD 512GB、NVIDIA GeForce RTX 3050 6GB GDDR6を搭載しています。

また、カスタマイズ可能なモデルであり、CPU、2nd SSDなどのほか、グラボは最大 NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB GDDR7を選択することができます。

レビューする製品はこちら

今回の実機レビューは、Lenovoさんからお借りした製品に基づき、文中に記載のスペック・価格などは 2026年4月11日現在のものです。

LOQ Tower 17IAX10、Lenovo 直販ストア

 

LOQ Tower 17IAX10のスペック

レビュー機の製品番号は「91AY000YJM」、スペックは下表です。冒頭に記載のとおり、モバイル向けのCPUとメモリを搭載していることも特徴となります。なお、レビュー機のメモリは16GB x 1枚ですが、下表のスペックのうち メモリ 8GB x 2に置き換えたモデルの 2026年4月11日現在の直販ストア価格は 201,801円です。

 

CPU Core Ultra 7 255HX、Pコア 8 Eコア 12の20コア 20スレッド
GPU NVIDIA GeForce RTX 3050 6GB GDDR6
メモリ 16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM)、2スロット
ストレージ 512GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC
WiFi WiFi6 対応
Bluetooth 5.2
ポート類 USB Type-C 3.2 Gen 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 2、USB-A Gen 1 x 2、USB-A 2.0 x 2、HDMI、DisplayPort x 3、1Gbps RJ45 イーサネット
サイズ 約 170 x 279 x 376mm、約8.0kg
OS Windows 11 Home
その他 500W 電源

 

▼カスタイマイズ可能なモデルですが、以下はCPUとグラボの選択肢です。最大構成で、CPUはCore Ultra 9 275HX、NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB GDDR7を選択することができます。

 

実機のシステム情報

続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。

 

▼Windows 11「設定」から抽出の、「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」から抽出の情報です。レビュー機のCPUはCore Ulta 7 255HX、メモリ 16GB、OSはWindows 11 Home。

 

HWiNFOの使い方、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフト。投稿数 約4万件のフォーラムも充実

▲▼上の記事に紹介のフリーソフト「HWiNFO」から抽出のシステムの概要です。クリックにて拡大できます。

 

▼CPUのCore Ultra 7 255HXは、TDP 55W、Pコア 8 Eコア 12の20コア 20スレッド、L3 キャッシュ 30MB

 

▼メモリはDDR5-5600 SDRAM 16GB、8GB x 2と思いきや、16GBの1枚、空きスロットありです。なお、販売モデルのメモリ 16GB機は、8GB x 2です。

 

▼グラボは NVIDIA GeForce RTX 3050 6GB、ロープロファイルです。

 

▼モバイル向けのCPUですので、統合型のIntel Graphicsも搭載しています。

 

▼メモリはDDR5 16GBの1枚、型番は「HMCG78AGBSA092N」、SK Hynixのメモリです。

 

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▼WiFi アダプターは、「RealTek Semiconductor RTL8852BE WiFi 6 802.11ax PCIe Adapter」。

 

▼RJ45 イーサネットは 2.5Gbpsではなく 1Gbpsです。NICは「RealTek」の「RTL8168/8111 PCI-E Gigabit Ethernet NIC」。

 

外観のチェック

外観について記載します。Micro-ATXのマザーボードと500Wの電源は、約 170 x 279 x 376mmのケースに収められています。頑丈なスチール製のケースで、内部の空間にはかなりの余裕があります。

 

▼以下のように、電源オンで電源ボタンと中央のラインが白く点灯します。電源ボタン下には、ヘッドホンジャック、USB-C、USB-A 2ポートが装備されています。

 

 

▼前面のグレイとブラックのツートンの塗装は高品質です。なお、前面からは目視することができませんが、下側の裏にファンを備えています。

 

▼左サイドに通風孔を備えています。

 

▼横に寝かせての撮影です。全般的に油脂の付着は目立ちにくいですが、特に前面はその色からも 油脂が目につくことはありません。

 

▼背面より。背面のパネルも頑丈です。

 

▼上半分ですが、左の下側に 統合型GPUのHDMI、USB-A x 4ポート、1GbpsのRJ45ポートを備えています。できれば、RJ45ポートは 2.5Gbpsが欲しかったところです(カスマイズできません)。

 

▼下半分ですが、500Wの電源はコンパクトなもの。なお、右下と上の写真の右上のネジを外すことにより、サイドパネルを簡単に外すことができます。

 

▼横に寝かせての撮影です。

 

内部構成のチェック

底板を開いての内部の構成を記載します。

 

▼以下の公式サイトにて、分解動画やマザーボードのポート類の構成などが掲載されています。

交換動画、ハードウェア保守マニュアル、公式サイト

 

▼上のリンク先「ハードウェア保守マニュアル」の56ページから、マザーボードボードの構成を抜粋です。

▲▼拡張面での主な構成は以下です。Micro-ATXのマザーボード、CPUとメモリはモバイル向けですが、一般的な拡張性です。

  • 2と4はモバイル用のDDR5メモリスロット
  • 9と12はSATA コネクター
  • 13と14は、M.2 PCIe SSD スロット
  • 20は PCIe x 4 コネクター
  • 21は M.2 WiFi カードスロット

 

▼左サイド(写真では中央)の2つのネジを外すことにより、サイドパネルを簡単に取り外すことができます。

 

▼サイドパネルを外しました。ツメで固定されていますが、外しやすいです。

 

▼底板を開けての全体像です。左下に500W 電源、その上にRTX 3050 グラボ、右下に3.5インチ ハードディスクベイがあります。

 

▼CPUと背面のシステムファン周りを拡大。後のCPU温度の段落で記載していますが、ベンチマークで負荷をかけた際、CPU温度か100度超となり、サーマルスロットリングが発動することがあります。

 

▼CPU ファンとメモリスロット周りを拡大。右下の赤茶色のコネクターは、SATAです。

 

▼GeForce RTX 3050、500Wの電源周りです。RTX 3050はロープロファイルでありコンパクトですが、厚みののあるヒートシンクが備わっています。なお、フルサイズのグラボの装着はやや厳しく、ロープロファイル向けです。

 

▼RTX 3050はヒートシンクと2つのファンでの冷却です。

 

▼PCIe x 4 スロットとWiFi 6/Bluetooth モジュールを拡大。

 

▼PCIe 4.0 x 4のM.2 SSD スロット。一つは空きスロットであり、カスタマイズで2nd SSDを追加することができます。M.2 SSDを固定するネジは、マザーボード上ではなく、下側の電源ケーブルの奥にあります。

 

▼あらためての全体像です。

 

▼横に寝かせての撮影です。空間はかなりの余裕があり、CPUファンを換装し、冷却を高める対応もありかと思います。CPU温度の段落で記載していますが、ベンチマークで負荷をかけた場合、CPU温度が100度超となり、サーマルスロットリングが発動することがあります。

 

ベンチマークスコア

Core Ultra 7 255HX / NVIDIA GeForce RTX 3050 6GB GDDR6を搭載する本製品にて計測のベンチマークスコアを掲載します。比較対象は、以下のCore i7-14700F / GeForce RTX 4060を搭載する「Lenovo LOQ Tower 17IRR9」 です。

CPU ベンチマークにおいて、Core Ultra 7 255HXは シングルコアがCore i7-14700Fより高い一方、マルチコアはやや低いスコアです。モバイル向けのCPUとしては、かなり高いスコアです。

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Geekbench 5

Geekbnch 5のスコアは「シングルコア 2101、マルチコア 15304」。2つめの画像のCore i7-14700Fと比較すると、シングルコアのスコアは高い一方、マルチコアのスコアは控えめです。

 

 

Geekbench 6

Geekbench 6のスコアは「シングルコア 2962、マルチコア 14072」。Geekbench 5と6では、スコア判定の項目と、判定のベースとなるPCのスペックが異なり、Geekbench 6は5よりも高いスコアとなります。

シングルコアのスコアはCore Ultra 7 255HXが高く、マルチコアのスコアはCore -7-14700Fが高いことは、Geekbench 5と同じ傾向です。

 

Geekbench AI

以下の記事にて紹介の「Geekbench AI」のスコアを計測してみました。コメントするほどにデータが集まっていないのですが、Core Ultra 7 255HXのスコアは、比較対象で掲載外の所有するPCよりも高いスコアです。

Geekbench AI ベンチマークがリリース、早速 インストールし、AI対応のPC 3製品にてスコアを計測してみた

 

 

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 2153、マルチコア 25551」。

 

▼モバイル向けCPUを搭載する所有するPCのうち、マルチコアのスコアが高い製品は以下のRyzen 9 7945HXですが、Core Ultra 7 255HXは、それに準じて高いスコアです。

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3D Mark

他のゲーム関連のベンチマークも同様ですが、グラボはロープロファイルのGeForce RTX 3050であり、3DMARKのベンチスコアは控えめです。

 

▼こちらは Core i7-14700F / GeForce RTX 4060の「Lenovo LOQ Tower 17IRR9」でのTime Spyのスコアです。

 

PCMARK 10

「PC Mark」の総合スコアは 7,899、それぞれのスコアは以下です。公式サイトによると、オフィスワーク向けのシステム推奨の目安は「Productivity = 4,500以上」、写真、動画、その他のデジタルコンテンツ編集向けのシステム推奨の目安は「Digital Content Creation = 3,450以上」とあり、各項目・総合ともにかなり高いスコアです。

  • Essentials、9,168
  • Productivity、13,288
  • Digital Content Creation、10,978

 

▼こちらは Core i7-14700F / GeForce RTX 4060の「Lenovo LOQ Tower 17IRR9」でのスコアです。「Digital Content Creation」には大きなスコア差がありますが、「Productivity」はCore Ultra 7 255HXが高いスコアです。

 

ファイナルファンタジー XIV

解像度 FHDでのファイナルファンタジー XIVのスコアは「9893、快適」。2つめのテキストでの抽出結果は、平均 69のフレームレート。SSDのローディングタイムは 9.652secと、それほど速くないようです。

 

 

 

ドラクエベンチマーク

軽めのゲーミングベンチソフト「ドラクエベンチマーク」のスコア(FHD 解像度)は、「すごく快適 24614」。ライトゲームにおいては、2つめのスコアのCore i7-14700F / GeForce RTX 4060と大差ありません。

 

 

CrystalDiskMark

SAMSUNGの型番「MZVL8512HFLU-00BLL」、M.2 PCIe 4.0 SSD 512GBの読み書き速度です。CrystalDiskMarkでの「Read 6884MB/s、Write 5877MB/s」と、このクラスでは一般的な速度です。

 

CPU温度、ファン音量のチェック

ブログ記事の編集やWeb サイトのブラウジングなどの通常利用時には、ファン音量は静音で、ほぼ気にならないほどです。

一方、ベンチマークでCPU 使用率を100%とした場合、CPU温度は100度超となることに伴い、サーマルスロットリングが発動することもあります。また、この際のファン音量も大きなもの。

 

▼ベンチマークでCPU 使用率を100%とした場合、最大温度は105℃となり、サーマルスロットリングが発動しています。負荷を要する作業を多く行う場合には、CPUファンなどの冷却を高める必要がありそうです。

 

▼iPhone アプリ「デジベル X」にて計測の、ベンチマーク測定時のファン音量です。平均 48dBと大きなもの。ただし、通常利用時には 常時 ファン音が聞こえるものの、それほどやかましくはなく、許容範囲内です。

 

まとめ

Lenovoのタワー型デスクトップPC「LOQ Tower 17IAX10」の実機レビュー記事でした。モバイル向けのCPUとメモリを搭載していますが、レビュー機は、Core Ultra 7 255HX、DDR5 SODIMM 16GB、SSD 512GB、NVIDIA GeForce RTX 3050 6GB GDDR6を搭載し、いづれも直販ストアでカスタマイズ可能です。

実機レビューのポイントは以下となり、各種拡張のベースとして有効な製品です。

  • Core Ultra 7 255HXのCPU ベンチマーク、シングルコアのスコアは Core i7-14700Fをやや上回る水準となり、普段使いでは かなりキビキビと動作します。
  • 一方、マルチコアのスコアは、Core i7-14700Fより やや低いもの。
  • グラボはロープロファイルのGeForce RTX 3050 6GB GDDR6であり、ゲーミングベンチマークのスコアはやや低いものの、NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB GDDR7などにカスタマイズ可能です。
  • Micro-ATXのマザーボードですが、内部のスペースには余裕があります。
  • 頑丈なケースであり、ケーブル類の取り回しも整然としており、自作PCにおいても参考になります。
  • ベンチマークで負荷をかけた際のファン音量は大きく、また、CPU温度が高くなり サーマルスロットリングが発動することがあります。

レビューした製品はこちら

今回の実機レビューは、Lenovoさんからお借りした製品に基づき、文中に記載のスペック・価格(レビュー機の構成は 201,801円)などは 2026年4月11日現在のものです。

LOQ Tower 17IAX10、Lenovo 直販ストア

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