JamesDonkey RS2 3.0 Rosy、メカニカルキーボードの実機レビュー。快適タイピングに音量調節ノブ・液晶表示も極めて便利 | Win And I net

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JamesDonkey RS2 3.0 Rosy、メカニカルキーボードの実機レビュー。快適タイピングに音量調節ノブ・液晶表示も極めて便利

今回レビューする製品はJamesDonkeyのメカニカルキーボード「RS2 3.0 Rosy」です。この10日間ほど、MacとWindowsの双方で使用しましたが、キー配置・ストロークともに違和感もなく、当初から快適にタイピングできています。

また、右上に音量調節ノブが搭載され、Mac / Windowsともに同操作で調整でき便利です。さらに、Mac / Windows、Bluetooth / ワイヤレス / 有線の接続、バッテリー残量表示を示す液晶もあり、快適なタイピング感も含めて、メインキーボードとして大いに活用できます。

 

レビューする製品はこちら 今回のレビューは、多くのメカニカルキーボードを取り揃える海外通販サイト「Mech Keys」より、レビュー用にサンプル提供いただいた製品に基づいています。

Mech Keys、JamesDonkey RS2 3.0 Rosy

 

JamesDonkey RS2 3.0 Rosyの特徴

はじめに、海外通販サイト「Mech Keys」の製品情報ページから抜粋の「JamesDonkey RS2 3. 0 Rosy」の特徴について記載します。なお、上の画像・以降の実機写真のクリーム色・ローズ色のRosyのほか、ホワイトとブルーのモデルも販売されています。

 

以下の特徴については、製品情報ページの英文を機械翻訳したうえで、補足を加えています。特に大きな特徴となる事項については赤文字で表示しました。

  1. 明るく、鮮やかなディスプレイを搭載。Windows / macOSの接続先、Blutooth / USB ワイヤレス / 有線の接続、バッテリー残量などを表示し、特に接続先・接続方法の表示は重宝しています(実際の利用より)。
  2. ガスケットプロ構造を採用。キーボード内の基板をネジで固定せず、ガスケット(衝撃材)により サンドイッチのように挟み込む固定方法です。これによ、キーストローク時にかかる圧力を効果的に吸収し、快適な弾性ユーザーに提供します。
  3. デュアルカラーFR4グラスファイバーポジショニングプレートの採用。ガスケットプロ構造と組み合わせることで、低周波共振を低減します。
  4. 三層吸音設計。3層の吸音フォームがPCB、ポジショニングプレート、メカニカルスイッチの隙間を埋め、スイッチがポジショニングプレートに当たる空洞音を効果的に低減し、キーボードによるソフトな音響表現を実現しています。
  5. 外出先でも簡単に音量調節ができる金属製ノブを採用
  6. 最大17種類のエフェクト効果のある、ダイナミックRGBバックライトを搭載。
  7. 高品質なメカニカルスイッチとホットスワップ対応ソケット。
  8. 4000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大4週間の使用が可能。
  9. 接続方法は、USB Type-C 有線、Bluetooth 5.1、2.4GHz USB ドングルによる3パターン
  10. Bluetooth接続は、3台のマルチペアリングに対応。

 

上記の特徴、実際の使用感では、タイピング音の軽減にかなり気を使っているようです。使用していても、メカニカルキーボード的なタイピング音ではなく、従来のHPや富士通などの大手ブランドPCに付属のPS/2 キーボード的なタイピング感と、それ以上の静けさです。

 

▼上記5の金属製の音量調節ノブ(押し込みでミュートになります)は、macOS / Windowsともに同じ操作で調節可能なために便利です。また、上記1の状態表示の液晶も、接続方式とOSなどを一目で確認できるために重宝します。私はMac miniとWindows PCの双方で使用していますが、液晶表示のない他製品では、MacとWindowsのどちらで設定しているか混乱し、リセットすることもあります。

▲なお、時刻表示もありますが、デフォルトは中国語(JamesDonkeyは、2014年に設立の中国を拠点とするブランド)となっており、以下の公式サイトに時刻変更のソフトがあります。ただし、私の環境では、圧縮ファイルの解凍後にエラーとなり、時刻変更できていません。

JameDonkey 公式サイト、ソフトダウンロード

 

▼メカニカルキーボードは初心者の私ですので、的外れなことを記載している可能性も大ですが、製品情報では「Gateron G Pro 2.0 Silver」とあるものの、シルバー軸ではなく黄軸です。Gateron G Pro 基軸で検索してみると、赤軸・シルバー軸のキー荷重 45±15gfに対して黄軸は50±15gf、リニアのサウンドレベルは静かとなっています(源泉はこちらの販売サイト)。この場合、後述のしっかりめのタイピング感と静音も納得です。

 

外観

続いて外観について記載します。PCを30年近く使用している私としては、レトロ感のなかに、液晶・音量調節ノブもあり、好感を持っています。

 

▼白をベースとした外箱です。販売店の「 Mech Keys」のシールが貼られています。

 

▼保護用のプラスチックのカバーに覆われている本体。

 

▼本体の裏の付属品が収納されています。

 

▼付属品は、2.4GHz ワイヤレスのUSBドングル、キー引き抜き用の工具、分解時に使用する六角レンチ、有線接続用のUSB Type-C to A ケーブル、クイックガイドに説明書(双方ともに、中国語・英語での表記)。

 

▼六角レンチとキー引き抜き用の工具を拡大。

 

▼本体の全体像。右上に音量調節用のノブ、その左の黒い部分が状態表示の液晶です。横幅 約40cmと大柄でもあり、特殊なキー配置はなく、Enter キー右の一列も、程度な隙間があります。

 

▼前面の厚みは、実測で約19mm

 

▼中央に有線接続用のUSB Type-C ポート、その右にBluetooth / 2.4GHz ワイヤレスのオンオフボタンがあります。

 

▼表面・裏面ともに樹脂製ですが、中央に無線ドングルを収納できます。なお、写真の掲載が漏れていましたが、スタンド・角度は2段階での調節可能です。

 

▼無線ドングルとUSB Type-C ポート、Bluetooth / 2.4GHz ワイヤレスのオンオフボタンを拡大。USB Type-C周りのスペースは余裕があり、ケーブルを脱着しやすいです。

 

▼音量調節ノブ(ダイヤル)は、金属製の輝きがあります。音量調節はダイヤルを回して行います。また、中央の白い部分を強めに押すと、ミュート・ミュート解除となります。

 

▼一定の使用後のため、キー周りには猫の毛などが付着したままでしたが、キーキャップを外してみました。

▲キーキャップは写真の白よりもクリーム色に近いです。耐油性に優れたPBT キャップのため、油脂などの付着には優れていますが、クリーム色のため、使用していると汚れは多少 目につきます。

 

▼状態表示の液晶の視認性のよさは抜群です。写真では、Macへのケーブル接続であることを示しています。なお、前述のとおり、時刻は中国時間のままであることが残念です(ソフトはダウンロードできるが、解凍時にエラーとなる)

 

PCとの接続

2.4GHzのワイヤレス接続は、マウスや一般的なキーボードと比較すると、僅かに(数秒)待機時間が長いようにも感じますが、接続は全般的に良好です(特に、Bluetoothnoペアリング・接続が速いです)。事例として、一部の接続状況を記載します。

 

▼Windows 11 PCとの2.4Ghz ワイヤレス接続。「RS2」として認識されています。

 

▼M2 Pro Mac miniに Bluetooth 接続した状況。有線、ワイヤレス接続よりも、Bluetoothの接続が速いイメージです。

 

タイピング感

先日、以下の記事にて実機レビューの「Lofree FLOW」においては、タイピングに慣れるまでにそれなりの時間を要しましたが、本製品は従来のPS/2 キーボードと同様のキーの形状・キーストロークでもあり、当初から普通にタイピングできています。また、メカニカルキーボード特有のタイピング音ではなく、万人受けしそうなキーボードです。

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以下は、デフォルトのGateron G Pro 2.0 黄軸との前提での記載です。

  • タイピング音は低い音の静音です。ノートPCと同様、あるいはノートPCよりも低い音質のため、オフィスでの使用においても気を遣う必要はありません。
  • タイピング時のキーの戻り感は適切ですが、タイプ時には多少の力が必要な感覚。それほど軽快さはなく、しっかりとした押し心地です。このため、大量タイピングでは、やや疲れを感じる方もいるように思います。
  • 上記と関連し、私の場合、軽快すぎると調子にのってタイプミスをすることも多いのですが、本製品の場合にはタイプミスは多くありません。
  • また、Enter キーの横一列にPgDnなどのキーがある場合、 Enter キーの押下時に誤タイピングを招くことがあるのですが、本製品は程よい距離を確保しており、誤タイピングとなることはほぼありません。
  • 英語キーボードとなりますが、Windows PCにおいては、以下の記事で掲載のソフトの使用により、英数・かなの切替、日本語キーボードと英語キーボードの切替ともに、効率的に行うことができます。

 

英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境

Windows 11、日本語キーボードのレイアウトを英語キーボードに再起動なく切り替える方法。2つのフリーソフトの連動で極めて便利

 

その他の使用感

その他の使用感について、ランダムに記載します。

  • 特徴の段落でも記載しましたが、音量調節ノブは便利です。Mac、Windows PCともに左右に回しての音量調節、中央を押し込んでのミュートなど、適切に制御できます。会社では、13.3インチの富士通ノートに外付けのキーボードを使用していますが、音量調節やミュートを多用するため、会社でも本製品を使用したくなりました。
  • 全てを試していませんが、Mac、Windows PCともに私が使用するファンクション・ショートカットキーは確実に動作します。
  • OS、接続、バッテリー残量などの状態を示す液晶も便利です。前述のとおり、MacとWindows PCの双方で切り替えつつ使用していると、現在のキーボードレイアウトがどちらかわからなくなることがあり、また、製品によっては切り替えできていないことがあるのですが、本製品では「Win」「Mac」の表示があるため、すこぶる便利です。
  • ただし、液晶表示の時刻は中国語となっており、ソフトで日本時間に切替できるようですが、ダウンロードしたファイルがエラーとなり、時刻を修正できていません。

 

まとめ

文中でも記載しましたが、タイピング感・キーストロークは、従来の大手ブランドのPCに付属していたPS/2キーボードに近く、古くからデスクトップPCを使用の方には、当初から違和感なくタイピングできるかと思います。また、静音ですのでオフィスでの使用での気遣いも不要で、私としては会社に持ち込みたいキーボードです。さらに、音量調節ノブ(ダイヤル)、液晶の状態表示も便利な機能です。

販売元

2023年11月19日現在、Mech Keys AliExpress ストアでは 95.72ドルで販売されています。情報を見落としていましたが、11.11セールでは 83ドルで販売されていました。

Mech Keys 公式ストア、JamesDonkey RS2 3.0 Rosy

Mech Keys AliExpress ストア、JamesDonkey RS2 3.0 Rosy 

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