5.5インチのAndroidスマホを2台続けてメイン利用しているのですが、視認性の良さから6インチのAndroidスマホを物色しています。そこで候補にしているのが中国製のコスパの高い製品。どれほど高スペックなスマホを購入しても、バッテリーは1年ほどでヘタってくるため、国内で使用する場合には対応バンドの狭さがあるものの、程よいスペックで低価格な中国製が魅力的との視点です。
現在の候補は、先日レビューしたMAZE AlphaとElephone S8。今回はこのうち、Elephone S8の概要をカタログスペックから確認してみます。
Elephone S8の概要
パソコンはMacBook Air、スマホはGalaxyと、デザインのみならず、そのネーミングまで人気製品を模倣することの多い中国メーカーですが、一昔前の中国製品と異なり、スペック・品質ともに肉薄するものがあります。
Elephone S8も以下のとおり、そのスペックはかなりのもの。なお、比較対象としては、先日 実機レビューしたMAZE Alpha、そして縦長ディスプレイ(アスペクト比 18:9)のXiaomi Redmi 5 Plus、Huawei Mate 10 liteをピックアップしています。
では、スペック表にない事項も含め、Elephone S8の特徴をポイント整理してみます。
- CPUはHelio X25のデカコア、GPUはARM Mali T880を搭載。AnTuTuベンチマークスコアは92000
- 解像度は2Kと高め
- CPU・GPU以外では、シャープ製のディスプレイ・Gorilla glass 4に、ソニー製のカメラ、アルミフレームと豪華な仕様
- ベゼルレス(ライク)
- 背面カバーは、ミドルフレームが金属(アルミ製でしょう)・背面がガラス製のコンビネーション
- 重量感のあるMAZE Alphaと異なり、その重さは180g(ただし、サイトにより重量の記載は異なります)
- サイズ感は、5.5インチのiPhone7 Plus(158.2×77.9×7.3mm)と大きく変わらない 158×80×8mm
- 中国製スマホではケース・フィルムが少ない状況ですが、Gearbestサイトを参照すると少数ではあるものの販売されており安心
一方、中国製のため仕方がない部分も含め、気になる事項は以下
- 対応バンドとしては、auは首都圏以外は使えず、ドコモはB19のプラチナバンドに対応せず、ソフトバンクはB8のプラチナバンドに対応せず
- カメラ性能は明るく繊細とのレビューコメントがある一方、中国製にありがちなオートフォーカスがやや遅延との評もあります
まとめ
ごく簡単にElephone S8の概要を確認しましたが、私の6インチスマホ購入の候補としては筆頭となっています。6インチにして5.5インチと大きく変わらないコンパクトさ、デカコア搭載でベゼルレス(ライク)、シャープ製のディスプレイ、ソニー製のカメラ、アルミフレームと豪華な仕様です。
実機を触ってみると、些細な使い勝手のわるさがあるかもしれませんが、中国製らしいコスパの高さは魅力的。
それにしても驚いたのが、当記事編集にあたり確認したAmazonレビューコメントの質の高さと情報量。ベスト500 / ベスト50のレビュアーの方のコメントが掲載されていますが、欲しい情報は全て揃っています。Elephone S8が気になる方は、Amazonレビューを参照されることをおすすめします。
▼Elephone S8の2018年2月18日時点の価格です。Amazonはともかく、GearbestとGeekbuyingの価格差が気になります。価格はセール・クーポン等により流動的なため、ご参考まで。
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