国内通販では多数のハンディクリーナーが販売されていますが、今回レビューする製品は Amazonで販売の「Brigii Y120 Pro」。上の写真のとおり、金属調の塗装で質感高く、ノズルを装着していない場合には、ハンディクリーナーには見えないデザインのよさが最大の特徴。机上にMacと並べて置いても、違和感はありません。一方、ノズルを装着していない場合には、全長 21.5cmとコンパクトなこともあり、吸引力はやや控えめです。
レビューする製品はこちら 価格情報は文末参照
Brigii Y120 Pro、ハンディクリーナー、Amazon
製品の特徴
最初に、Amazonより デザイン以外の特徴を抜粋して記載します。
- ハンディクリーナー、エアダスター、布団圧縮袋用 真空ポンプの 3 in 1
- 吸引力は4Kpa
- リチウムバッテリー 2500 mAh × 2を内蔵するコードレス。連続稼働時間は約15分、充電時間は約4時間。
- フィルターを外して簡単にゴミ捨て可能、フィルターは水洗い可能。
- 6.6 × 6.6 × 21.5cmとコンパクト、重さ 約 453gと軽量。
上記の特徴に対して、一部に実際の使用感を交えてコメントします。
- 今回は布団圧縮袋用 真空ポンプは利用していませんが、クリーナーから排出された風をエアダスターとして利用する仕組みです。
- コンパクトな製品でもあり、吸引力の4Kpaは 他製品と比較すると控えめ。
- 充電時間は約4時間とありますが、正確な計測ではないものの 実機では もう少し短い時間で充電できています。ACアダプターにもよりますが、私の場合には 3時間前後の感覚。
- ACアダプターは付属していませんが、説明書を参照すると、充電電圧は DC 5V、電流は 1500mAとあります。
▼最大の特徴はデザインのよさ。金属調のシックなグレイの配色にブルーのリングがアクセントになり、下のイメージ画像のとおり、MacBookの近くに置いても程よくマッチします。
外観
素材は樹脂の製品ですが、そのデザインと金属調の塗装により、ハンディクリーナーに見えないことが最大の特徴。
▼コンパクトな本体ですが、外箱はやや大きめ。製品とは関係ないのですが、製品を受領して驚いたことが、いつもながらに Amazonの段ボールが異常なほどに大きいこと。今回は外箱の5倍以上はある段ボールに梱包されていました。
▼大きな外箱の要因は、ノズルなどの各パーツが程よいスペースで配置されているためでした。
▼付属品一式。左上から順に、日本語表記もある説明書、収納袋、伸縮可能なブラシ付きノズル、圧縮袋用のノズル、充電用のUSB Type-Cケーブル(ACアダプターとの接続は USB-A)。
▼説明書以外の付属品を拡大。
▼さらに、ホース以外を拡大。ノズルなどはガタつきもなく、本体にしっかりと固定できます。
▼ノズルなどを装着していない状態での本来。Brigiiのロゴも目立たず、ブルーのリングもよいアクセントになっています。赤の矢印の部分がエアーダスター、その下に電源があります。
充電・稼働中の写真はありませんが、充電中は電源ボタンのインジケーターが赤く点灯し、充電完了するとグリーンになります。バッテリー残量を示すインジケーターはありません。
▼電源ボタン周りを拡大。金属調の塗装も綺麗なものです。赤い矢印のシールがありますが、こちらがエアーダスターです。
▼USB Type-C ポート周りを拡大。
▼ロゴのある短い部分を回転させると本体を分割でき、フィルターが露出します。
▼水洗い可能なフィルターも、簡単に外すことができます。
▼本体の逆サイド(エアーダクター側)から撮影。
▼狭い場所ではホースが活躍しますが、最も多用するのはこのスタイル。
▼布団圧縮袋用ノズルを取り付けた様子。
▼こちらの記事「 Xiaomi Mijia ハンディ掃除機 レビュー、ノートPCが持ち上がる吸引力、水筒より細く手軽に掃除が可能」でレビューの製品と並べてみました。Xiaomi Mijia ハンディ掃除機と比較すると、背は低く、幅は太くなります。
▲Mijia ハンディ掃除機の白の配色も清潔感があってよいのですが、本製品がより質感の高いもの。
▼サイズ感を示すことができるよう、「GEORGIA 香る微糖 370ml」の缶を並べてみました。缶よりも数mm細いサイズです。
▼M1 MacBook Airと並べてみました。ダクトが見えないため、ハンディクリーナーだとわかる方は少ないでしょうね。
▼厚みのない収納袋ですが、本体と付属品一式を納めてみました。デザインのよい本体ですので、本体は机上に置き、付属品のみ収納してもよさそうです。
▲▼収納袋は本体よりも大きく、本体に合わせると以下の長さとなります。
使用感
続いて、ハンディクリーナーとしての使用感について記載します。ハンディクリーナーとしての、机上や車内などの小さなゴミの吸引としては実用的な一方、以下の Xiaomi Mijiaの吸引力(こちらが強力すぎる)と比較すると劣ります。
メリット、デメリットをランダムに記載していますが、使用感は以下となります。
- 一方、布団に付着した髪の毛などは、一発では吸引できず、何度か往復して吸引するようなイメージです。
- 所有する「Xiaomi Mi ハンディクリーナー(Amazonはこちら)」の吸引力が最大 13Kpa、Amazonで人気で吸引力が控えめの「Anker Eufy HomeVac H11(Amazonはこちら)」が5.5Kpaですが、本製品の4Kpaは控えめな吸引力です。
- 控えめな吸引力ながらも、机上やフローリングでの、小さなゴミや大きめな埃の吸引では十分に実用的。
- 「よくもわるくも」となりますが、電源オンとする場合には、電源ボタンを2,3秒長押しする必要があります。敏感すぎるのもよくなく、また、電源オンに時間を要するのもよくないのですが、本製品のように数秒で電源オンとなることが望ましいと感じる方が多いかも。
- 一方、電源オフにする場合には、電源ボタン押下で即反応します。
- エアーダスターは強力で、キーボードの隙間のゴミなどを吹き飛ばすなどには程よいパワーです。パワーを示す事例では、マスクは簡単に吹き飛ばすことができます。
- 大きな影響はありませんが、また、高さとトレードオフとも思いますが、もう少し細いと更に持ちやすいように感じます。
- ワンタッチでのゴミ捨てが可能な製品が多いなか、本製品は本体を分割してのゴミ捨てとなります。ワンタッチ式の場合には、「誤ってボタンを押し 思わぬところでゴミが散らかる」こともあることを考慮すると、分割してのゴミ捨てもありです。
- iPhone アプリ「騒音測定器」での騒音の簡易的な測定では、70db前後。
まとめ、価格情報
吸引力は4Kpaと同価格帯の他製品と比較すると、パワーは控えめでえるものの、机上やフローリングでの小さなゴミや埃の吸引では十分に実用的。
ハンディクリーナーには見えないデザインのため、綺麗に整理整頓された机上に置いても違和感はありません。このため、デザイン重視の方には候補となる製品です。また、エアーダスター機能もあるため、私のように頻繁にパソコンの分解などを行う方には重宝します。
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