AliExpress内のBlackview 公式ストアでの9/14〜15のセール価格 109.99ドルと安価ながらも、AnTuTu ベンチスコア 約23万となる「UNISOC T606」を搭載する「Blackview OSCAL C80」。さらには、この価格でメモリ 8GB(プラス 6GBの拡張機能あり)、128GB UFS 2.1のストレージと尖った仕様です。
惜しむらくは、6.5インチのディスプレイがHD画質の解像度 1600 x 720となることですが、iPhone ライクなフラットなサイドとリアカメラ周りのデザインも含め、国内通販で販売となった際には注目を集めそうな予感です。
Blackview OSCAL C80のスペック
約110ドルのスマホとして妥協すべき事項は、前述のディスプレイの解像度。一方、上位機と比較すると見劣りするものの、18Wの急速充電にも対応しています。
CPU | UNISOC T606 、8コア、2 x A75 1.6GHz + 6 x A55 1.6GHz |
メモリ | 8GB+6GB 拡張 |
ストレージ | 128GB UFS 2.1 |
ディスプレイ | 6.517 インチ、解像度 1600 x 720、90 Hz リフレッシュレートに対応 |
リアカメラ | 50百万画素(+0.3百万画素) |
フロントカメラ | 8百万画素 |
WiFi | 11 b/g/n/ac |
Bluetooth | 対応 |
SIM | Dual Nano SIM、4G: FDD:B1/B3/B7/B8/B20 TDD:B40 |
バッテリー | 5180mAh、18W 急速充電、充電はUSB Type-C |
サイズ | 厚み 8.55mm、188g |
OS | Doke 3.0 OS、Android 12ベース |
その他 | サイドの指紋認証 |
▲▼上のスペックは、以下の記事で実機レビューし、OSCAL C80と同様にCPUとメモリの基本スペック重視・iPhone ライクなデザインで共通の「Blackview A95」のスペック表に基づき編集しました。厚みが同じであり(C80のサイズは製品情報に明記なし)、デザインも近いことから姉妹機である可能性もあります。
▼AliExpressの製品紹介では、「Xiaomi Redmi Note 11 Pro」をライバルとしています。CPUにHelio G96(AnTuTu ベンチ 約29万)、AMOLED パネルを搭載、67Wの急速充電に対応のXiaomi Redmii Note 11 Proには敵いませんが、価格を考慮すると C80はかなり健闘しているように思います。
▲▼「Xiaomi Redmii Note 11 Pro」の詳細情報はこちら。
▼AnTuTu ベンチスコアは 226,330とあり、ライトユースでは遅さを感じない水準です。また、約110ドルの価格から、ストレージは通常のeMMCと思いきや、PCのSATA SSDにやや劣る程度に高速なUFS 2.1を搭載しています。
▼メモリ 8GBでも十分ですが、ストレージから6GBをメモリに割り当て 合計14GBとすることもできます。このクラスで6GBに拡張は珍しいです。
▼リアカメラはシングルレンズですが、SamsungのISOCELL JN1を搭載し、『スマホのカメラがさらに綺麗に! 超精細イメージセンサ「Isocell JN1」登場』の記事のように、評価する向きもあります。
外観
外観の画像は少ないのですが、確認できる範囲で記載します。賛否両論あるかと思いますが、フラットなサイドとリアカメラ周りのデザインが iPhoneに似ていることが特徴です。
▼カラーはネイビーブルー、サニーホワイト、ミッドナイトブラックの3色展開。
▼こちらはブラックのUSBポート側ですが、iPhoneの配色に近く、iPhoneをシングルスピーカー化したようなデザインです。
▼右下に「CNC & Silk Printing Process」とあり、手にした感触はよいように思います。
まとめ
AliExpressでのセール価格 109.99ドルながらも、AnTuTu ベンチスコア 約23万となる「UNISOC T606」、メモリ 8GB、通常のeMMCよりも高速なUFS 2.1を搭載する「Blackview OSCAL C80」。円安の影響を受け、9/12時点の円貨換算額は約16千円となるものの、それでもなお コスパに優れたスマホです。
▼AliExpressでの発売セールは終了しましたが、2023年1月9日からのセールでは 114.19ドル、Amazonでも販売されています。
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